ドイツのフォーカスが誇るフラッグシップレーサー、IZALCO MAX DISCとグラベルバイクのATLSの2022年の追加ラインアップを発表した。IZALCO MAXのトップエンドである9シリーズにはスラム Rival eTap完成車が追加され、ミドルグレードの8シリーズには先日発表された新型ステムがアセンブルされる。



フォーカス IZALCO MAX
フォーカス IZALCO MAX 9.7 AXS(STONE BLUE)フォーカス IZALCO MAX 9.7 AXS(STONE BLUE) (c)グローブライド
エアロオールラウンダーとして発表以来高い人気を集めてきたフォーカスのIZALCO MAX。現代のレースバイクでは必須項目となったエアロダイナミクスと軽量性の両立を図ったモデルだ。

エアロダイナミクスを高めるためにフレーム各所にはカムテール形状のチューブ、ケーブル内装のコックピットを採用した。シートポストもD型断面としてエアロ性能を確保しながら、快適性にも配慮することで、バランスに優れたロードレーサーとなっている。詳しいインプレッションはこちらをチェックしてもらいたい。

フォーカス IZALCO MAX 8.9(BLUE GREEN)フォーカス IZALCO MAX 8.9(BLUE GREEN) (c)グローブライド
フォーカスは先日IZALCO MAXの新型ステムを搭載したモデルを発表したが、続いて完成車ラインアップを発表した。トップグレードであるIZALCO MAX 9には9.7 AXSというスラム RIVAL eTapをメインコンポーネントに据えた1台が用意される。ホイールはDTスイスのARC1600。価格は899,800円(税込)。

カーボン素材が異なるIZALCO MAX 8シリーズには2台の完成車が用意された。いずれも先日発表された新型ステムが搭載されているスペックとなる。8.9はシマノ ULTEGRA R8000シリーズで組み上げられたモデルで、価格は657,800円(税込)。8.7はシマノ105で組み上げられたカーボンフレームのエントリーレーシングバイクとなっている。価格は437,800円(税込)。

フォーカス IZALCO MAX 8.7(STONE BLUE)フォーカス IZALCO MAX 8.7(STONE BLUE) (c)グローブライド
フォーカス IZALCO MAX 9.7 AXS
フレーム:ULTRA HI-MODULUS MAX DISC CARBON (890g)
フォーク:ULTRA HI-MODULUS MAX DISC CARBON (360g)
コンポーネント:SRAM RIVAL eTap AXS
ホイール:DT SWISS ARC1600, CARBON, 48mm height
タイヤ:VITTORIA CORSA CONTROL 700x28C TLR
サイズ:XS(50)、S(52)、M(54)
カラー:STONE BLUE
価格:899,800円(税込)

フォーカス IZALCO MAX 8.9
フレーム:HI-MODULUS MAX DISC CARBON (1040g)
フォーク:HI-MODULUS MAX DISC CARBON (376g)
コンポーネント:SHIMANO ULTEGRA R8000
ホイール:NOVATEC R4, CARBON, 45mm height
タイヤ:VITTORIA RUBINO 700x28C TLR
サイズ:XS(50)、S(52)、M(54)
カラー:BLUE GREEN
価格:657,800円(税込)

フォーカス IZALCO MAX 8.7
フレーム:HI-MODULUS MAX DISC CARBON (1040g)
フォーク:HI-MODULUS MAX DISC CARBON (376g)
コンポーネント:SHIMANO 105 R7000
ホイール:ALEXRIMS BOONDOCKS 5, 26mm height
タイヤ:VITTORIA ZAFFIRO PRO 700x28C Folding
サイズ:XXS(47)、XS(50)、S(52)、M(54)、L(56)
カラー:STONE BLUE
価格:437,800円(税込)



フォーカス ATLS
フォーカス ATLS 6.8フォーカス ATLS 6.8 (c)グローブライド
フォーカスのグラベルバイク"ATLAS"は継続モデルとなる。ATLSはロングリーチかつショートチェーンステー、ショートステムという、グラベルのダウンヒルを自由自在に楽しめるジオメトリーが最大の特徴。また、エンドにROAD BOOSTという前110mm、後ろ148mmに拡幅された規格を採用しており、アグレッシブに走れるスタビリティを実現している。

また、IZALCO MAXと同様にケーブルを内装できるC.I.Sシステムが採用されており、シフトとブレーキケーブルをステム下側に沿わせ、ヘッドチューブ上部からケーブルを挿入する。グラベルバイクにおいてはハンドルバーバッグがケーブルと干渉しにくいのが嬉しいポイントだろう。

ATLSはATLS 6.8とATLS 6.7という2モデルの完成車で展開。フレームおよびフォークは共通で、搭載するコンポーネントでグレードが分けられる。ATLS 6.8は、シマノGRX600と800のミックス、ATLS 6.7はGRX400を中心とした構成だ。タイヤはいずれもWTB Riddler 45C。詳しいインプレッションはこちらをチェックしてもらいたい。

フォーカス ATLS 6.7フォーカス ATLS 6.7 (c)グローブライド
フォーカス ATLS 6.8
フレーム:アルミ, Disc, 148x12mm, FM 160mm, BSA
フォーク:カーボン, Disc, 110x12mm, FM 160mm
クランク:Shimano GRX600
ブレーキ:Shimano GRX600
レバー:Shimano GRX600
ディレイラー:フロント:GRX600、リア:GRX810
タイヤ:WTB Riddler 700 x 45c Folding
カラー:Mineral Green
サイズ:XS(48)、S(51)、M(54)
価格:371,800円(税込)

フォーカス ATLS 6.7
フレーム:アルミ, Disc, 148x12mm, FM 160mm, BSA
フォーク:カーボン, Disc, 110x12mm, FM 160mm
クランク:Shimano GRX600
コンポーネント:Shimano GRX400
タイヤ:WTB Riddler 700 x 45c
カラー:Slate Grey
サイズ:XS(48)、S(51)、M(54)
価格:305,800円(税込)

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