「調子の上下動の激しいシーズン後半だったが、今日は幸運にも良い日だった」と語るのは、初出場で自身2度目のモニュメントを制覇したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)。2位のマスナダや現役最終レースを終えたマーティンなど、今季最後のワールドツアーを走り終えた選手たちのコメントを紹介します。



1位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)

タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)がロンバルディア初出場初制覇タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)がロンバルディア初出場初制覇 photo:CorVos
このような形でシーズンを終えられるなんてクレイジーだよ。いまの感情を表す言葉が見つからない。アタックすれば誰か一緒についてくると思ったのだが、ハードなレース展開だったので皆最終盤のことを考えていたようだね。だからそのまま1人で行ったんだ。マスナダがここの道を熟知している一方で、僕にとっては初めてのコースだったからテクニカルな下りで追いつかれることは想定していた。先頭交代してくれないのは計算外だったものの、幸運にもリードを保ったまま最後の登りまでたどり着くことができた。

シーズンの後半戦は調子が安定せず、良い日と悪い日を繰り返していた。ただ、今日は幸運にも良い日だったということだ。僕にとって全ての勝利が大事で、(優勝したリエージュ~バストーニュ~リエージュやツール・ド・フランスと比べて)今回の勝利も等しく特別だ。特に今日は世界最高の選手たちを相手に、ロンバルディアのレースをデビュー戦で勝つことができて本当に嬉しいよ。

2位 ファウスト・マスナダ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)

ポガチャルを祝福するファウスト・マスナダ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)ポガチャルを祝福するファウスト・マスナダ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:CorVos
モニュメントで初めて登る表彰台は嬉しかった。また、この結果を地元で掴むことができて本当に特別な気持ちだよ。優勝と2位には大きな違いがあるものの、世界最高の選手にスプリントで負けたんだ。今日の彼に勝つのは不可能だった。

レース中nジュリアン(アラフィリップ)に「調子が良いなら仕掛けろ」と言われたので、パッソ・ディ・ガンダでアタックしたんだ。もちろん下りを含む道は熟知していたから自信はあった。今年は怪我でいくつかのビッグレースを逃す悔しいシーズンとなったものの、こんな結末を迎えることになるなんて信じられないよ。

(生まれ故郷である)コッレ・アペルトを走る初めてのレースだった。観客が作り上げてくれたあの雰囲気は、忘れることなく僕の中に残り続ける記憶となるだろう。いま思い出すだけでも鳥肌が立つよ。表彰台というこの結果を、パンデミックで大変な時期を過ごしたベルガモの街に贈りたい。一生忘れることのない日になったよ。

4位 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)

3位グループでフィニッシュしたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)3位グループでフィニッシュしたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos
全力を尽くしたので、4位という結果を喜ばなければならない。ポガチャルのアタックについていくべきだったのだが、今日は脚がなかった。1日を通して厳しい展開が続き、もちろん勝ちたかったが今日は僕の日ではなかった。

5位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

衰えぬ走りで5位に入ったアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)衰えぬ走りで5位に入ったアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) photo:CorVos
今日はレースを楽しんで走ることができた。今シーズンは序盤から苦しんだものの、終盤になるにつれ本来の自分を取り戻すことができた。この時代の強い選手たちと走ることができて嬉しかったよ。重要な役割を果たしてくれたチームメイトに感謝したい。パッソ・ディ・ガンダを前にプロトンの人数が50名まで絞られた時、チームの6人が残っていたんだ。

登りに入ってからはアラフィリップのチームメイトたちがハイペースで牽引をはじめ主導権を握った。そんな中からアタックしたポガチャルの走りは素晴らしかった。彼は爆発的な加速の後もハイペースを維持し、僕たちが先頭交代をして追っても追いつくことはなかった。その後マスナダが合流し、追走は困難を極めた。

ベルガモの登りではログリッチとイェーツが遅れたが、最後はその2人がお見合いをしていた僕たちを抜いていった。いつもは僕が先んじてスプリントを開始するのだが、今回は待とうと思ったんだ。しかし2人が追いつかれてしまい、僕は5位だった。今日の戦いは特にハイレベルだったのでこの結果には満足しているよ。

6位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

見せ場を作れなかったジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)見せ場を作れなかったジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:CorVos
集団内にいた他の選手たちと同じように脚がなかった。それはこの数日間の疲れも影響しているだろう。だがファウスト(マスナダ)が僕の代わりを務めてくれ、モニュメントで2位は良い結果だ。

8位 ロマン・バルデ(フランス、チームDSM)

ロマン・バルデ(フランス、チームDSM)ロマン・バルデ(フランス、チームDSM) photo:CorVos
シーズン最後のレースをチームと共に心から楽しむことができた。彼らの働きは素晴らしく、完璧な位置で登り始めることができた。その走りに答えるべく表彰台を狙ったものの、ラスト数kmの下りを上手く走ることができなかった。だが全体的には満足する走りができたよ。

9位 マイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・スタートアップネイション)

追走グループの前を引くマイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・スタートアップネイション)追走グループの前を引くマイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・スタートアップネイション) photo:CorVos
最後のベルガモの登りで仕掛け、集団の最後尾からスプリントした。他の選手は驚くほど強く、9位という結果に終わった。脚はあったし積極的なレースも出来たものの、僕が欲しかったのは勝利だけだ。3位や4位、5位入賞なんて何の意味もない。とにかく勝利が欲しかった。だが今シーズンを通して良いレースができたと思う。

現役最後のレースを走り終えたダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション)

現役最終レースに挑むダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション)現役最終レースに挑むダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション) photo:CorVos
安堵感に包まれている。とても過酷なレースだったのでフィニッシュに近づくにつれ、自分の決断が間違っていなかったと確信したよ。すべてを出し尽くすことができた。

肉体的にはあと数年は現役を続けられただろう。だが皆はスポーツにおけるメンタルの重要性や、レースを続けるために家庭を犠牲にしなければならないことを知らないんだ。精神的にもう疲れ果ててしまったよ。

僕がプロになった時と比べ、このスポーツは様変わりした。だが僕はプロキャリアを始めたのがあの時代とあのチームで本当に良かったと心から思っている。これまでに自分が成し遂げてきた成果を振り返ると、清々しい気持ちでこのスポーツから離れることができる。これ以上の幸せはないと思っているよ。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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