獲得標高差3500mに達するツアー・オブ・ブリテン第2ステージで、ロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)が25kmに渡る独走勝利。カーペンターはファンアールトを抜き総合首位に躍進した。



イギリス海峡を横目にスタートを切るプロトンイギリス海峡を横目にスタートを切るプロトン photo:CorVos
ツアー・オブ・ブリテン2021コースプロフィールツアー・オブ・ブリテン2021コースプロフィール photo:www.tourofbritain.co.ukツアー・オブ・ブリテン2日目は、イギリス海峡に面したシェフォードからエクセターまでの184km。この日もイングランド南西部が舞台で、昨日と同じく中盤に3つ2級山岳を越え平坦路がフィニッシュまで続いていくレイアウトだが、カテゴリーのつかない登りが多く登場するため獲得標高差は3500mに達する。

この日逃げたのは今大会最年長42歳のウィリアム・ベルグフェルド(イギリス、スウィフトカーボンプロサイクリング)などコンチネンタルとプロチームで構成された5名。最大7分までタイム差を許したメイン集団は、総合首位ワウト・ファンアールト(ベルギー)を擁するユンボ・ヴィスマを中心に、ステージを狙うイスラエル・スタートアップネイションやモビスターも集団牽引に選手を送りこんだ。

黄緑色の山岳賞ジャージを着用するジェイコブ・スコット(イギリス、キャニオンDHBサンゴッド)がこの日も一つ目の2級山岳をトップ通過し、2019年に続く2大会連続の山岳賞に向けてリードを広げる。残り60km地点から始まる2級山岳に入ると逃げ集団からは2名が送れ、スコットとロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)、そしてブラジル人として大会初出場のニコラス・セスラー(グローバル6サイクリング)の3名まで絞られた。

逃げグループを形成したロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)ら5名逃げグループを形成したロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)ら5名 photo:CorVos
ほとんど誰もマスクを着用していない観客の中を走り抜けるプロトンほとんど誰もマスクを着用していない観客の中を走り抜けるプロトン photo:CorVos
タイム差を積極的に詰めにいかないユンボ・ヴィスマの代わりに、ティム・デクレルク(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)が前を引きプロトンの活性化を促した。しかしこれに同調するチームが現れず、最後の2級山岳の登坂が始まるとユンボ・ヴィズマが牽引を再開した。

残された2つの2級山岳もスコットが争うことなくトップ通過し、山岳賞ジャージのキープに成功。その直後のテクニカルな下りでセスラーが脱落すると、カーペンターがカテゴリーのついていない登りでスコットを振り落とし独走体制に入った。この時点でトニー・マルティン(ドイツ、ユンボ・ヴィスマ)が先頭を引くプロトンとの差は4分。ここから粘りの走りを見せたカーペンターが、25kmを独走のままフィニッシュラインに飛び込んだ。

「残り40kmの山岳で5分差があり、あとは下るのみ。追い風も味方した。最後は身体に限界が来たものの、なんとか勝つことができた」と語る29歳のカーペンター。アメリカ人としては1999年にジョージ・ヒンカピー以来2人目のステージ優勝者。またカーペンターはヒンカピー・スポーツウェア・デベロップメントチームにのに所属していたこともあり、かつての恩師の功績に並ぶメモリアルな勝利となった。

残り25kmから独走体制に入ったロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)残り25kmから独走体制に入ったロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング) photo:CorVos
ステージ優勝を決めたロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)ステージ優勝を決めたロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング) photo:CorVos
メイン集団は33秒遅れでミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド、イネオス・グレナディアーズ)のリードアウトを受けたイーサン・ヘイター(イギリス)が先着。ボーナスタイムを加算し、ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)を抜き総合首位に立ったカーペンターは「総合リーダージャージはボーナスみたいなものだ。明日のチームタイムトライアルがどうなるか見ものだね。チームには僕よりも総合争いに適している選手がいるが、僕自身も出来る限りの走りをしたい」と話した。

翌日の第3ステージはウェールズのカーマーゼンシャー市内を舞台とした33kmのチームタイムトライアル。総合2位につけるワウト・ファンアールト(ベルギー)のユンボ・ヴィスマと3位ヘイターのイネオス・グレナディアーズによる争いが注目される。
ツアー・オブ・ブリテン2021第2ステージ結果
1位ロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)4:45:56
2位イーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)0:33
3位アレックス・ピーターズ(イギリス、スウィフトカーボンプロサイクリング)
4位マックス・カンター(ドイツ、チームDSM)
5位ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
6位ロリー・タウンセンド(アイルランド、キャニオンDHBサンゴッド)
7位ミッケルフレーリク・ホノレ(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)
8位イーサン・ヴェルノン(イギリス、イギリスナショナルチーム)
9位クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、アルペシン・フェニックス)
10位ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、クベカ・アソス)
個人総合成績
1位ロビン・カーペンター(アメリカ、ラリーサイクリング)9:19:33
2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)0:22
3位イーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)0:26
4位セラーノ・ゴンサロ(スペイン、モビスター)0:28
5位アレックス・ピーターズ(イギリス、スウィフトカーボンプロサイクリング)
6位ロリー・タウンセンド(アイルランド、キャニオンDHBサンゴッド)0:32
7位ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
8位ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、クベカ・アソス)
9位クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、アルペシン・フェニックス)
10位ミッケルフレーリク・ホノレ(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)
その他の特別賞
ポイント賞イーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
山岳賞ジェイコブ・スコット(イギリス、キャニオンDHBサンゴッド)
チーム総合成績イネオス・グレナディアーズ
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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