2012年に中国で創業したサイクルコンピューターブランドのiGPSPORTがエントリーモデルの"iGS10S"を新たにラインアップした。手に取りやすい価格でありながら、GPS機能や防水性能に優れたGPSサイクルコンピューターである。



iGPSPORT iGS10SiGPSPORT iGS10S (c)トライスポーツ
iGPSPORTは2012年に中国で創業したサイクルコンピューターブランド。GPSを搭載しながらお手頃な価格のサイクルコンピューターを多くラインアップしている。新たにそのラインアップに加わったのが初心者向けのGPSサイクルコンピューター"iGS10S"だ。

iGS10Sには、エントリーモデルながら12の機能が備わっており、速度、平均速度、最高速度、走行時間、積算時間、日付、走行距離、積算距離、カロリー、勾配、気温、高度を表示可能。さらに、BluetoothとANT+に対応しているため、心拍センサーやスピードセンサー、ケイデンスセンサーと連携することで、更なる正確性と拡張性を有していることも特徴だ。

本体サイズは48x75x20mmでコンパクトなサイズ感にまとまっている。ディスプレイは白黒で、画面サイズは30x38mm。視認性も高いため、ライド中に表示を確認しやすい。自動バックライト機能が備わっており夜間走行でもディスプレイの数字が見やすいはずだ。


重量は59gと重さを気にするサイクリストも満足できるスペックに仕上がる。約250時間のデータ記録、そしてiGPSPORTアプリと連携することでデータの分析も可能となり、利便性にも優れる。StravaやTraining Peaksと連携できるため、楽しみの幅も広がる。

GPS、BeiDou、QZSSの3種類の衛星測位機能を有し正確な位置を確認できる。搭載される電池はMicro USB端子による充電式で、繰り返し使用できる。また、通常使用で約30時間作動するため、1日中走るようなロングライドでも十分実用可能だ。

防水性能を示す防水等級は0から8までの9段階にわけられるが、iGS10Sの防水等級はIPX6。防水性能に優れているサイクルコンピューターで、雨の日のサイクリングや通勤、通学でも安心して使用できるだろう。

iGS10Sの言語設定は英語のみとなっているため、日本語対応モデルをお探しの方はiGPSPORTの上位グレードiGS520やiGS620などが良いだろう。付属品はMicro USBケーブルと専用ホルダー、ホルダーパッド、ホルダー用Oリング2個が付属してくる。カラーはブラックのみ用意される。価格は5,500円(税込)。



iGPSPORT iGS10S
言語:英語のみ
Bluetooth / Ant+対応
操作温度:-10°c ~ 50°c
電池:Micro USB充電式、通常使用で約30時間作動
防水:IPX6
衛星測位機能:GPS、BeiDou、QZSS
付属品:Micro USBケーブル、専用ホルダー、ホルダーパッド、ホルダー用Oリング2個
サイズ:48x75x20mm
重量:59g
色:ブラック
価格:5,500円 (税別価格 5,000円)
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