ファベロ ASSIOMA DUO-Shi　シマノ製ペダルボディに適合するパワーメーター搭載ペダルアクスル

イタリアンスポーツ電子機器ブランドのファヴェロ・エレクトロニクスが、ペダル型パワーメーターASSIOMAのシマノバージョンをリリースした。計測用センサーが搭載されたペダルアクスルの販売となり、ユーザーが所有するペダルボディと組み合わせて使うパワーメーターだ。

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ファヴェロ ASSIOMA DUO-Shi (c)日直商会
2021年のはじめに日本での正式取り扱いがアナウンスされたファヴェロ・エレクトロニクスのペダル型パワーメーター"ASSIOMA"。いままで用意されてきたASSIOMAはルックのクリートに対応するペダルだったが、満を持してシマノ対応版（ASSIOMA DUO-Shi）がリリースされることになった。

シマノバージョンのASSIOMAは、左右セットのみの販売かつ、手に入れられるのはセンサーを搭載したペダルシャフト。ユーザーが所有するシマノペダル（R8000、R7000、6800、R550、R540）のボディと、ASSIOMAのシャフトを組み合わせて使用する。

また、ルックのペダルとは互換性はなく専用設計であることが特徴。メーターとして優れた精度を実現するために、オイルリテーナーをペダル軸に装着するなど細部の変更が施されている。工場出荷前のキャリブレーションもシマノ用として行っているという。

シマノのペダルボディを装着して使用する (c)日直商会
もちろんASSIOMAに使われるコアテクノロジーは従来通りで、ライダーに提供されるデータもこれまでと変わらない。計測できるのはワット数やケイデンス、L/Rバランス、トルク有効性、ペダル円滑度、IAVパワーフェーズ、IAVライダーポジションなど。詳しくは登場時のレビュー記事とインプレッション記事をチェックしてもらいたい。

ASSIOMA DUO-ShiのQファクターは65mmと広め。一般的な数値は52～54mm程度のため、Qファクターが気になる場合は試したほうが良さそうだ。Qファクターについても検討が重ねられており、テストを重ねた結果プロダクトが発売となっているという。

製品パッケージには取り付け用アーレンキーが付属するが、別途17mmと19mmのレンチ、TL-PD40または同規格の工具が必要となる。そのため販売店やメカニックに作業依頼することが推奨されている。価格は82,610円（税込）。