第108回ツール・ド・フランスは2度の大落車によって脱落者が続出する波乱の幕開け。第1ステージを締めくくる3級山岳フォス・オ・ルーでアタックを成功させ、約2kmを独走したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)がマイヨジョーヌを獲得した。



曇り空のブレストに集まった184名の選手たち曇り空のブレストに集まった184名の選手たち photo:Luca Bettini
6月26日(土)第1ステージ
ブレスト〜ランデルノー
距離:197.8km
獲得標高差:3,000m
天候:曇り
気温:16度

6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km image:A.S.O.6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km6月26日(土)第1ステージ ブレスト〜ランデルノー 197.8km image:A.S.O.
スタート前にいくつものインタビューをこなすマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)スタート前にいくつものインタビューをこなすマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス) photo:Kei Tsujiブルターニュの田舎町を通過するプロトンブルターニュの田舎町を通過するプロトン photo:Luca Bettini



曇り空のブレストを184名の選手たちがスタート

第108回ツールが「地の果て」を意味するフィニステール県で開幕した。大西洋に突き出たブルターニュ半島の西端に位置するブレストからランデルノーまでの200km弱のコースには実に6つのカテゴリー山岳が詰め込まれている。さながらアルデンヌクラシックのような獲得標高差3,000mのコースの終着地は、直訳すると「狼たちの穴」を意味する3級山岳フォス・オ・ルー(全長3km・平均5.7%)。登りはじめてしばらく最大14%の勾配が続くフィニッシュはスプリンターではなくパンチャー向き。マイヨジョーヌ獲得をかけた登りバトルが繰り広げられることになった。

カテゴリー山岳とスプリントポイント
8.6km地点 4級山岳トレバオラン峠(全長900m・平均5.1%)
27.2km地点 4級山岳ロスノエン峠(全長3km・平均4%)
61.5km地点 3級山岳ロクロナン峠(全長900m・平均9.3%)
115km地点 4級山岳スタン・アル・ギャロン峠(全長2km・平均3.4%)
135.1km地点 スプリントポイント
150.7km地点 4級山岳サンリヴォアル峠(全長2.5km・平均3.9%)
197.8km地点 3級山岳フォス・オ・ルー(全長3km・平均5.7%・最大14%)

曇り空のブレストを離れ、ニュートラル走行を終えてクリスティアン・プリュドム氏が正式なスタートを告げるとすぐ、『アワーレコーダー』ヴィクトール・カンペナールツ(ベルギー、クベカ・ネクストハッシュ)のアタックによってレースは活気付く。逃げに乗って山岳ポイントを量産すれば翌日にマイヨアポワを着ることができるため、特にワイルドカード枠のUCIプロチームがアタックを連発。スタートから約30分経ったところで、最終的に6名がメイン集団から逃げの許可を得た。

逃げグループを形成した6名
フランク・ボナムール(フランス、B&Bホテルズ・KTM)
ダニー・ファンポッペル(オランダ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
クリスティアン・ロドリゲス(スペイン、トタルエネルジー)
コナー・スウィフト(イギリス、アルケア・サムシック)
アントニー・ペレス(フランス、コフィディス)
イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)

コナー・スウィフト(イギリス、アルケア・サムシック)ら6名が序盤から先行コナー・スウィフト(イギリス、アルケア・サムシック)ら6名が序盤から先行 photo:Luca Bettini
逃げが決まるまで高速で進むメイン集団逃げが決まるまで高速で進むメイン集団 photo:Kei Tsuji
ドゥクーニンク・クイックステップとアルペシン・フェニックスが率いるメイン集団ドゥクーニンク・クイックステップとアルペシン・フェニックスが率いるメイン集団 photo:Kei Tsuji
まだ総合リーダーチームはいないが、すぐにドゥクーニンク・クイックステップとアルペシン・フェニックスがメイン集団の牽引を開始した。それぞれティム・デクレルク(ベルギー)とペトル・ヴァコッチ(チェコ)を集団先頭に立たせて逃げグループとのタイム差をコントロール。最初の1時間を44.6km/hで駆け抜けた逃げグループを、ベルギーチーム連合が約3分差で追いかける展開が続く。ブルターニュ地方の気まぐれな空は時折小雨を降らせたものの、幸い路面がウェットな状態になることはなかった。

レースの折り返し地点であるフィニステール県の県庁所在地カンペールを通過する頃にはタイム差は2分に縮まっていた。逃げ切りのチャンスが削られる中、フィニッシュまで83kmを残した4級山岳スタン・アル・ギャロン峠で逃げグループの中からスヘリンフがアタック。独走に持ち込んだツール初出場の23歳スヘリンフが、そのままスプリントポイントと4級山岳サンリヴォアル峠を先頭通過した。メイン集団はカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル)を先頭に1分30秒遅れでスプリントポイントを通過している。



2つの大落車によってメイン集団にダメージ

すでにいくつかの落車が発生していたメイン集団では、4級山岳サンリヴォアル峠の頂上で大惨事が起こる。メイン集団のほぼ先頭を走っていたトニー・マルティン(ドイツ、ユンボ・ヴィスマ)が沿道の観客が持つサインボードと衝突して落車。連鎖するようにプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)を含む後続の60〜70名が次々に地面に叩きつけられた。この1回目の落車によってヤシャ・ズッタリン(ドイツ、チームDSM)がリタイアを強いられている。

ロクロナンの街を通過するプロトンロクロナンの街を通過するプロトン photo:Kei Tsuji
「トラクター」ことティム・デクレルク(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)が長時間メイン集団を牽引「トラクター」ことティム・デクレルク(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)が長時間メイン集団を牽引 photo:Luca Bettini
3級山岳ロクロナンに差し掛かるメイン集団3級山岳ロクロナンに差し掛かるメイン集団 photo:Luca Bettini
落車によって後方に取り残されたペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)やワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)、ソンニ・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)らは無事にペースダウンしたメイン集団に復帰している。ドゥクーニンク・クイックステップ率いるメイン集団は、マイヨアポワとステージ敢闘賞獲得を決めたスヘリンフを残り27km地点で吸収。ブルターニュ地方らしいワインディングロードをメイン集団はスピードを上げて突き進んだ。

ステージ優勝狙いのドゥクーニンク・クイックステップやアルペシン・フェニックスに加えて総合系チームも位置取り争いに加わったメイン集団。フィニッシュまで残り8kmを切り、下り区間を70km/h近いスピードで走っている集団前方で再び落車が発生する。この2度目の大落車によってクリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)やリッチー・ポート(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ)、グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、アージェードゥーゼール・シトロエン)が脱落。メイン集団は約50名に絞られた状態で3級山岳フォス・オ・ルーの麓にたどり着いた。

シャトーランの街に差し掛かるメイン集団シャトーランの街に差し掛かるメイン集団 photo:Kei Tsuji
集団前方に陣取るゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)ら集団前方に陣取るゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)ら photo:Kei Tsuji
独走に持ち込んだイーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)独走に持ち込んだイーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ) photo:Luca Bettini
落車で遅れた選手たちを待つ集団落車で遅れた選手たちを待つ集団 photo:Luca Bettini


ウルフパックが「狼たちの穴」でアラフィリップを発射

ランデルノー街中のテクニカルコーナーを抜け、3級山岳フォス・オ・ルーの登りに差し掛かってもなおドゥクーニンク・クイックステップが主導権を握る。急勾配区間が始まるとドリス・デヴェナインス(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)がペースを上げ、解き放たれるようにして世界チャンピオンが加速した。

フィニッシュまで2.3kmを残してアタックしたアラフィリップ。番手につけていたファンアールトやコルブレッリ、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)、マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)らは反応することができず、アラフィリップの独走が始まる。単独追走を仕掛けたピエール・ラトゥール(フランス、トタルエネルジー)は距離を詰めることができなかった。

先頭のままフラムルージュ(残り1kmアーチ)を通過したアラフィリップは、勾配が緩んでもスピードを弱めることなく、そのままメイン集団に大差をつけて逃げ切った。平均勾配5.7%の3級山岳フォス・オ・ルーを平均スピード30km/hで登り切ったアラフィリップが、生まれたばかりの息子ニーノに捧げるおしゃぶりポーズをしてフィニッシュライン上で拳を突き上げた。

8秒遅れのメイン集団はマシューズとログリッチの順でフィニッシュ。同タイムでフィニッシュしたのは20名で、多くのマイヨジョーヌ候補たちが初日から大きくタイムを失う結果となった。

3級山岳フォス・オ・ルーで一気にペースを上げるドリス・デヴェナインス(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)3級山岳フォス・オ・ルーで一気にペースを上げるドリス・デヴェナインス(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Luca Bettini
アタックを成功させ、独走勝利したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)アタックを成功させ、独走勝利したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Kei Tsuji
世界王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)が第1ステージを制する世界王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)が第1ステージを制する photo:Kei Tsuji
メイン集団先頭はプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)やマイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ)メイン集団先頭はプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)やマイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) photo:Kei Tsuji


アラフィリップが3年連続のマイヨジョーヌ着用

「レインボージャージからイエロージャージに衣替えだ」。まず最初にアルカンシェルを着てステージに上がり、続いてマイヨジョーヌを着て表彰台でライオンのぬいぐるみにキスをしたアラフィリップ。ステージ優勝によってマイヨヴェールも手にしている(翌日はマシューズが着用する)。

「チームが全力で働いてくれたので、今日はなんとしても勝ちたかった。勝つために、まずはスプリンターをふるい落とす必要があった。アタックは予定していたものではなくて、ライバルたちの様子を見るために加速すると、後ろと距離が開いたのでそのまま踏んで行ったんだ。もちろん酷く苦しんだけど、勝ててよかった。家族とこの喜びを共有したい」。

3級山岳フォス・オ・ルーを2回試走していたというアラフィリップがステージ通算6勝目、そしてキャリア通算36勝目。すでに2019年に14日間、2020年に3日間マイヨジョーヌを着ているアラフィリップが黄色に返り咲いた。フランス人選手が初日の第1ステージで優勝するのは2001年のクリストフ・モロー以来。アルカンシェルを着て第1ステージを制した3人目のフランス人となった。

落車多発のステージでリタイアを余儀なくされたのは3名。レース後のコミュニケによると、実に21名の選手たちが怪我を負い、病院で手当てを受けた。マイヨジョーヌ候補の中でタイムを失ったのはカラパス(13秒)、ロペス(1分49秒)、ポート(2分16秒)、イェーツ(3分17秒)、ゲイガンハート(5分33秒)、ウッズ(8分49秒)ら。落車後に一時自力で立ち上がれなかったフルームは14分37秒遅れでフィニッシュにたどり着いている。また、両腕の橈骨頭と左尺骨頭を骨折したマルク・ソレル(スペイン、モビスター)は第2ステージを出走しないことが決まっている。

笑顔でフィニッシュするマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ドゥクーニンク・クイックステップ)ら笑顔でフィニッシュするマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ドゥクーニンク・クイックステップ)ら photo:Kei Tsuji落車によって14分以上遅れたクリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション)落車によって14分以上遅れたクリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション) photo:Kei Tsuji

第1ステージを制したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)第1ステージを制したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Kei Tsuji
マイヨジョーヌを手にしたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)マイヨジョーヌを手にしたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Kei Tsujiマイヨジョーヌだけでなくマイヨヴェールもジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)の手にマイヨジョーヌだけでなくマイヨヴェールもジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)の手に photo:Kei Tsuji
マイヨブランはタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)の手にマイヨブランはタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)の手に photo:Kei Tsujiステージ後半に独走したイーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)がマイヨアポワ獲得ステージ後半に独走したイーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)がマイヨアポワ獲得 photo:Kei Tsuji
ツール・ド・フランス2021第1ステージ結果
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) 4:39:05
2位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) 0:00:08
3位 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)
4位 ジャック・ヘイグ(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
5位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
6位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)
7位 ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)
8位 セルヒオ・イギータ(コロンビア、EFエデュケーション・NIPPO)
9位 バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)
10位 ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
22位 リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ) 0:00:13
28位 ルーカス・ハミルトン(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) 0:00:38
40位 ベン・オコーナー(オーストラリア、アージェードゥーゼール・シトロエン) 0:01:49
41位 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、モビスター)
43位 セルヒオルイス・エナオ(コロンビア、クベカ・ネクストハッシュ)
44位 ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)
46位 ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
47位 ピエール・ロラン(フランス、フランク・ボナムール(フランス、B&Bホテルズ・KTM)
65位 リッチー・ポート(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ) 0:02:16
75位 サイモン・イェーツ(イギリス、バイクエクスチェンジ) 0:03:17
123位 テイオ・ゲイガンハート(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) 0:05:33
138位 ブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツ) 0:06:57
154位 マイケル・ウッズ(カナダ、イスラエル・スタートアップネイション) 0:08:49
171位 クリストファー・フルーム(イギリス、イスラエル・スタートアップネイション) 0:14:37
DNF ヤシャ・ズッタリン(ドイツ、チームDSM)
DNF イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア、グルパマFDJ)
DNF シリル・ルモワンヌ(フランス、B&Bホテルズ・KTM))
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) 4:38:55
2位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) 0:00:12
3位 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ) 0:00:14
4位 ジャック・ヘイグ(オーストラリア、バーレーン・ヴィクトリアス) 0:00:18
5位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
6位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)
7位 ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)
8位 セルヒオ・イギータ(コロンビア、EFエデュケーション・NIPPO)
9位 バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)
10位 ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) 50pts
2位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ) 43pts
3位 イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ) 20pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ) 3pts
2位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) 2pts
3位 アントニー・ペレス(フランス、コフィディス) 2pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) 4:39:13
2位 ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)
3位 セルヒオ・イギータ(コロンビア、EFエデュケーション・NIPPO)
チーム総合成績
1位 ユンボ・ヴィスマ 13:57:44
2位 アスタナ・プレミアテック
3位 バイクエクスチェンジ 0:00:25
text:Kei Tsuji in Landerneau, France