ファクトリーチームとともにMTBでも活躍を続けているトレックのオフロードバイクラインアップにMarlin 8が加わった。未舗装路を楽しみつつ、日常生活や気軽なサイクリングも楽しめるハードテールXCモデルを紹介しよう。



トレック Marlin 8トレック Marlin 8 (c)トレック・ジャパン
機能性と手頃な価格で長年高い人気を誇るトレックのアルミハードテールMTBのMarlin。Alpha Silverというグレードのアルミ素材を使用する、クロスカントリーレース向けとして開発されており、アグレッシブにオフロード走行を楽しめる1台だ。

XCレースにも対応する走行性能を持つ一方で、リアトライアングルにはラックマウントが備えられており、フェンダーやリアキャリアなどを装着可能。高い拡張性を有するMarlinは、一台で様々なシチュエーションで活躍してくれる。例えば、自転車通勤や通学、はたまたキャンプツーリングなどにもぴったり。

更に、ライトやサイクルコンピューターマウントやライトをマウントできるBlendrステムや、キックスタンドを装着できるマウントも備えられている。乗り手の使い方に合わせてカスタマイズできる拡張性の高さこそ、Marlin 8の特徴だ。

リアラックも装備できるため、カスタムや遊び方の幅は非常に広いリアラックも装備できるため、カスタムや遊び方の幅は非常に広い (c)トレック・ジャパンサスペンションフォークはRockShox Judy SilverだサスペンションフォークはRockShox Judy Silverだ (c)トレック・ジャパン

スラム SX EAGLEという12段のリア変速システムが採用されたスラム SX EAGLEという12段のリア変速システムが採用された (c)トレック・ジャパンチューブレス化できるホイールとタイヤの組み合わせとなっているチューブレス化できるホイールとタイヤの組み合わせとなっている (c)トレック・ジャパン


様々なグレードが用意されるMarlinのラインアップに、2022年モデルとしてMarlin 8が加わることとなった。各グレードでフレームは共通しているが、異なるコンポーネントやパーツがアセンブルされている。Marlin 8は変速系統にスラム SX EAGLEという1×12変速が採用された。リアが11~50Tというワイドな仕様のため、急坂でも乗り越えやすいはずだ。フロントサスペンションはロックショックスのJudy Silverというモデルが搭載されている。

ホイールはボントレガーのKoveeというチューブレスレディモデルがアセンブルされており、タイヤをチューブレス化すれば軽快感をアップさせつつパンクリスクも軽減できる。車輪径はフレームサイズによって異なり、Mサイズ以上は29インチ、XSとSは27.5インチとなる。体格に合わせた車輪径を採用することで、乗車時のコントロール性はもちろん、降車時の取り回しやすさも向上しているはずだ。

ケーブルはインターナル式とされているケーブルはインターナル式とされている (c)トレック・ジャパンキックスタンドを装着することができ、街乗り用としてもぴったりだキックスタンドを装着することができ、街乗り用としてもぴったりだ (c)トレック・ジャパン


展開されるフレームサイズはXXS、XS、S、M、ML、L、XLと非常に幅広い。カラーはGloss Alpine/Gloss Dnister Fadeという青から黒にグラデーションするデザインが採用されている。価格は127,600円(税込)。



トレック Marlin 8
フレーム:Alpha Silver アルミ
フォーク:RockShox Judy Silver, Solo Air spring, 100mm travel(XXS, XSは80mm travel)
ホイール:Bontrager Kovee Tubeless Ready
コンポーネント:SRAM SX Eagle
ギア比:1x12
カラー:Gloss Alpine / Gloss Dnister Fade
サイズ:XXS、XS、S、M、ML、L、XL
価格:127,600円(税込)

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