ツール・ド・ポローニュ初日の落車事故から3ヶ月半。一時生命も危ぶまれるほどの大怪我を負ったファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)が再びバイクに戻った。オランダ屈指のスプリンターが自らSNSに投稿した。



バイク復帰を叶えたファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)バイク復帰を叶えたファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ) ヤコブセンのTwitter/Instagramより
「ドローレス・トーイェと一緒に真新しいスペシャライズドのターマックSL7でバイク復帰。ここまで凄い旅だった。この投稿で、ここまで長い間僕を助けてくれた医療スタッフたちに感謝したい。そして、その気持ちは、リハビリ期間僕を支え続けてくれたドゥクーニンク・クイックステップや、全てのスポンサーに対しても同じ。1月に予定している次の手術を楽しみにしているよ。ゆっくり時間をかけてトレーニングを再開していきたい」。

11月24日、ファビオ・ヤコブセン(オランダ、ドゥクーニンク・クイックステップ)は自身のSNSで、パートナーと共に負傷以降初のライドを楽しんだことを投稿。ツール・ド・ポローニュ初日のゴールスプリント中に起きた落車事故から3ヶ月と19日。2日間の人工昏睡状態から度重なる手術を経て、順調な回復を見せるスプリンターが大きな一歩を踏み出した。

UCI(国際自転車競技連合)今月半ばに落車の原因を作ったディラン・フルーネヴェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィズマ)に対し9ヶ月の出場停止処分(処分明けは2021年5月7日)を言い渡しており、更にパトリック・ルフェーブルGMはフルーネヴェーヘンに対する法的措置を取る構えであることを名言していた。ヤコブセンは1月に予定している手術ののち、本格的なトレーニングに復帰するものと見られている。

text:So Isobe

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