ジロ・デ・イタリアに参戦していたフェルナンド・ガビリア(コロンビア、UAEチームエミレーツ)が休息日のPCR検査でCOVID-19陽性に。同じく陽性となったアージェードゥーゼルのスタッフ1名もジロの現場から離れることになった。



フェルナンド・ガビリア(コロンビア、UAEチームエミレーツ)フェルナンド・ガビリア(コロンビア、UAEチームエミレーツ) photo:CorVos
UCI(国際自転車競技連合)の発表によれば、ジロ・デ・イタリア2度目の休息日に行われたPCR検査で陽性となったのは、全492件中2件。UAEチームエミレーツの選手一人と、アージェードゥーゼルのスタッフ1名のCOVID-19陽性が発覚し、UAEはその選手がフェルナンド・ガビリア(コロンビア)だったことを発表した。

幸い無症状だというガビリアにとっては今年3月のUAEツアー出場中の陽性発覚に続く2度目の感染。初回感染後はほぼ1ヶ月を病院で過ごし、母国コロンビアに帰国しレース休止期間を過ごしていた。

今ジロではサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)とマイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ:後に受けたダブルテストの結果は陰性)、スタッフ6名(ミッチェルトン・スコット4名、アージェードゥーゼールとイネオス・グレナディアーズ1人ずつ)が既に陽性でレースを去っており、感染者数は合計11名にのぼっている。

残る全選手とチームスタッフに追加のPCR検査を行うと発表しているUAE、そしてアージェードゥーゼルはジロ続行を予定している。

また、今日開幕するブエルタ・ア・エスパーニャの事前検査においてもバーレーン・マクラーレンとサンウェブのスタッフ1名ずつから陽性反応が検出されている。

text:So Isobe

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