サポート外ホイールや軽量塗装フレームで話題を呼んだ、ユンボ・ヴィスマのバイクを取り上げる。今ツール最強のチーム力を誇ったオランダチームの走りを支えたビアンキのOLTRE XR4とAQUILA CVにフォーカスする。



マイヨジョーヌを示すバーテープが巻かれたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)のOLTRE XR4マイヨジョーヌを示すバーテープが巻かれたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)のOLTRE XR4 photo:Makoto.AYANO
プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)の総合優勝こそ取りこぼしたものの、デュムランを筆頭にステージ2勝のファンアールト、クス、ベネット、ヘーシンク、ヤンセン、そしてマルティンを揃え、あらゆるステージを牛耳ったユンボ・ヴィスマが今ツール・ド・フランスの最強チームだったことは紛れもない事実。その走りを支えたのがチェレステカラーも眩しいビアンキのOLTRE XR4だ。

ユンボ・ヴィスマは昨年に続き、全バイクをホイール交換時のロスタイムを踏まえてリムブレーキで統一したが、今シーズンに入り他レースではディスクブレーキのOLTRE XR4を導入している。この後開催されるジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャでのバイク選択にも注目したいところだ。

平坦アシストのマルティンとヤンセン以外は軽量塗装のOLTRE XR4平坦アシストのマルティンとヤンセン以外は軽量塗装のOLTRE XR4 photo:Makoto.AYANO
デュムランはログリッチと同じく前コリマ/後シマノという組み合わせデュムランはログリッチと同じく前コリマ/後シマノという組み合わせ photo:Makoto.AYANOハブに貼り付けられたチームステッカーハブに貼り付けられたチームステッカー photo:Makoto.AYANO

トム・デュムラン(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)のOLTRE XR4(平坦仕様)トム・デュムラン(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)のOLTRE XR4(平坦仕様) photo:Makoto.AYANO
既報の通り、ログリッチやデュムラン、クス、ヘーシンクなど山岳ステージでの重要アシスト選手にはチェレステではなく黒塗装の軽量バイクが渡されていたほか、ノーロゴのコリマ32mm"WS+"ホイールを使ったことで話題になった。ログリッチやデュムランは前輪に32mm"WS+"を、後輪にDURA-ACE C40を組み合わせることが多かった。一方クスは前後とも32mm"WS+"を選ぶことが多かった模様。

ホイールは全てチューブラーで、組み合わせるタイヤはヴィットリアのCORSAもしくはCORSA SPEED。グラベルセクターが登場した第18ステージでもパリ〜ルーベで使われるCORSA CONTROLではなくノーマルCORSAで通していた模様。

ログリッチ(右)とベネット(左)のバイクにはDi2の増設スイッチがセットされるログリッチ(右)とベネット(左)のバイクにはDi2の増設スイッチがセットされる photo:Makoto.AYANO
ボトルとボトルケージはタックス。Deva Carbonを使用ボトルとボトルケージはタックス。Deva Carbonを使用 photo:Makoto.AYANOベネットはタックスの廃盤ボトルケージ「UMA」を使用ベネットはタックスの廃盤ボトルケージ「UMA」を使用 photo:Makoto.AYANO


FSAを使うハンドル周りはログリッチをはじめ一体型のMETRON 5Dの使用率が高いが、クスやデュムラン、ベネットはOS99ステムとX-Light NEW ERGOハンドルというオーソドックスな組み合わせ。ログリッチはハンドルのドロップ部分にスプリンタースイッチを使用しているほか、ベネットの上ハンドル下側にはサテライトスイッチ(SW-R9150)がバーテープに巻き込まれる形でセットされていた。この辺りの差異は興味深い。

TTバイクはAQUILA CVで、やはりログリッチはチェレステではなく黒塗装のバイクを使用した。見る限りTTハンドルは肘当てまで一体成型されたワンオフ品と思われる。ベルギーTT王者のファンアールトは供給専用品と思われる真っ黒の巨大なアウターチェーンリングを使用していた。

軽量塗装版のAQUILA CVに乗るプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)。ワンオフ感漂うハンドルにも注目軽量塗装版のAQUILA CVに乗るプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)。ワンオフ感漂うハンドルにも注目 photo:CorVos
ベルギーTT王者、ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)が駆るAQUILA CV。巨大なチェーンリングがセットされているベルギーTT王者、ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)が駆るAQUILA CV。巨大なチェーンリングがセットされている photo:Makoto.AYANOオリジナルデザインのS-PHYRE RC9も履くジョージ・ベネット(ニュージーランド)オリジナルデザインのS-PHYRE RC9も履くジョージ・ベネット(ニュージーランド) photo:Makoto.AYANO


ボトルケージとボトル、レース前後で使うローラー台はタックスだ。通常ボトルケージはDeva Carbonだが、ベネットだけは廃盤となって久しいUMA。なお昨年もクライスヴァイクだけUMAを使用しており、その伝統(?)は引き継がれている様子。

ユンボ・ヴィスマで静かな注目を集めたのが、ヘーシンクとクス、ファンアールトの3名がシマノの新型S-PHYRE RC9シューズ(RC902)を履いていたこと。なおベネットは昨年に続いてオリジナルデザイン(手描き?)のRC901を履いていた。

text:So Isobe
photo:Makoto.AYANO
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