ベルギーのUCIプロチーム「サーカス・ワンティゴベール」が、ロンド・ファン・フラーンデレンの勝負所を試走した。フォトギャラリーで紹介する。



石畳でグループを率いるアルフダン・デデッケル(ベルギー、サーカス・ワンティゴベール)石畳でグループを率いるアルフダン・デデッケル(ベルギー、サーカス・ワンティゴベール) (c)CorVos
ロンド・ファン・フラーンデレンのコースを走るサーカス・ワンティゴベールロンド・ファン・フラーンデレンのコースを走るサーカス・ワンティゴベール (c)CorVosバイクを調整するメカニックバイクを調整するメカニック (c)CorVos


7月2日にロンド・ファン・フラーンデレン(10/18開催予定)のコース試走を行なったのは、サーカス・ワンティゴベールに所属するボーイ&ダニー・ファンポッペル兄弟(オランダ)や、クサンドロ・ムーリッセ(ベルギー)、冬季はトップシクロクロス選手としても活躍するコルネ・ファンケッセル(オランダ)といった面々。選手やスタッフは新型コロナウイルスの抗体検査をクリアしており、厳重な感染予防を敷いた上でトレー二ングが行われたという。

勝負所として知られる石畳の急坂、パテルベルグやオウデ・クワレモント、そしてコッペンベルグを2回ずつ登り、今年コースから除外されたミュール・カペルミュール(正式名称ミュール・ファン・ヘラールツベルヘン)もクリア。合計175kmを走りその感触を確かめた。

ダニー・ファンポッペルはチーム動画の中で「ようやく目標に向けて再始動することができる。僕たちチームにとってとても重要であり、そしてとても良いことでもある」とコメントしている。選手たちは短い休息を挟み、日曜日に開催された「GPフェルマルク」に参加した。

今年のコースから外されたミュール・カペルミュール(正式名称ミュール・ファン・ヘラールツベルヘン)を登る今年のコースから外されたミュール・カペルミュール(正式名称ミュール・ファン・ヘラールツベルヘン)を登る (c)CorVos
ミュール・カペルミュールで踏む込むダニー・ファンポッペル(オランダ、サーカス・ワンティゴベール)ミュール・カペルミュールで踏む込むダニー・ファンポッペル(オランダ、サーカス・ワンティゴベール) (c)CorVos
昨年のUCIプロチームランキングでランキング2位に入ったサーカス・ワンティゴベールは、初めてRSCスポーツが主管するイタリア国内のビッグレース出場権を獲得。8月1日のストラーデ・ビアンケを皮切りに、ミラノ〜トリノ(8/5)、ミラノ〜サンレモ(8/8)、グランピエモンテ(8/12)、イル・ロンバルディア(8/15)と過密スケジュールをこなす予定だという。

text:So.Isobe
photo:CorVos

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