サイクリストにお馴染みのバックパックブランドのドイターから、新モデル「VELO AIR」が登場している。背面の通気性を追求したエアコンフォートシステムを採用し、20リットルという中容量のサイズ感が特徴のモデルだ。



ドイター VELO AIR 20

ドイター VELO AIR 20ドイター VELO AIR 20
ドイターがリリースする自転車用バックパックの定番といえば「RACE」シリーズだろう。中でも「エアコンフォートシステム」を採用した「RACE AIR」シリーズは、数多くのサイクリストから支持を集めてきた。エアコンフォートシステムとは、バックパックの背面に配置したアーチ状の金属製ブリッジとメッシュパネルにより、バックパックの背面と体の間に空間を生み出す設計のこと。非常に大きな空間を作ることで、非常に優れた通気性を実現している。

エアコンフォートシステムを採用した新しいモデルが「VELO AIR 20(ヴェロエアー20)」だ。VELO AIR 20はRACEシリーズのラインアップにはない容量20リットルという大きめのバックパック。収納スペースは、大きいポケットが用意されているメインの荷室と、財布など小物を収納するためのポケットという2つのエリアで構成されている。ステーショナリー用の仕切りは配置されておらず、収納空間をユーザーが最大限活かすことができる。

エアコンフォートというテクノロジーが採用された背面エアコンフォートというテクノロジーが採用された背面
腰ベルトのクッションによって快適性を向上させている腰ベルトのクッションによって快適性を向上させている 金属のプレートで背面をアーチ状にしている金属のプレートで背面をアーチ状にしている


メインの荷室にはシューズやバスタオルなど大きめのものを収納することも可能。日帰りの輪行ライドや1泊のツーリング、着替えを持つ通勤ライドといったシチュエーションでVELO AIR 20は活躍してくれるだろう。ヘルメットなどに最適なホルダーも備えられているため、徒歩移動の時にヘルメットの収納場所に困ることはない。

また、VELO AIRはライドすることを前提とした設計とされており、ショルダーストラップは体にフィットするS字形状を採用。ストラップの角までクッションで覆われているため、前傾姿勢時に腕を前に突き出してもストラップが体にストレスを与えにくくなっている。胸と腰ベルトももちろん備えられているため、ダンシング時にバッグが必要以上に動くことも少ない。

ヘルメットカバーも備えられているヘルメットカバーも備えられている 深さのあるポケットが備えられている深さのあるポケットが備えられている

サイドにはウォーターボトルサイズのポケットが備えられたサイドにはウォーターボトルサイズのポケットが備えられた 雨で濡れてしまうのを防ぐレインカバーも下部ポケットに収納されている雨で濡れてしまうのを防ぐレインカバーも下部ポケットに収納されている


RACEシリーズと似た設計とされているが、細かい点で異なる仕様とされている。例えば、RACEシリーズはショルダーストラップがメッシュ構造となっているが、VELO AIRは全面クッションとされている点。エアコンフォートシステムの金属製ブリッジもチューブ状から板状に変更されている点も相違点だ。

VELOシリーズは多くの荷物を運びたいサイクリスト向けに作られており、RACEシリーズはその名の通りレースのようなアップテンポで走るサイクリスト向けというように、この2モデルはキャラクターが若干分けられているのだろう。VELO AIR 20はブラックとグラファイト×ブラックの2色展開。価格は11,000円(税抜)。

マックブックエアー(13インチ)を入れても余裕があるマックブックエアー(13インチ)を入れても余裕がある
暗めのジャケットとの相性が良いVELO AIR暗めのジャケットとの相性が良いVELO AIR


ドイター VELO AIR 20
重量:920g
容量:20ℓ
サイズ:50 / 29 / 18 (高さ×幅×奥行) cm
カラー:ブラック、グラファイト×ブラック
価格:11,000円(税抜)

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