イタリアの老舗ブランド、MASIのラインアップから、Giramondo 27.5をピックアップして紹介しよう。マウンテンバイクのようなワイドサイズタイヤを装着しながら、ドロップハンドル仕様というグラベルロードとMTBの中間に位置するアドベンチャーバイクだ。



MASI Giramondo 27.5MASI Giramondo 27.5 (c)MASI
MASIのGiramondoは、荷物を積載したロングツーリングなどアドベンチャーサイクリングのために生み出された1台。長時間のライドでも負担になりにくいリラックスしたポジションを取ることができるジオメトリー設計、ラックを標準装備したツーリング用途に適したモデルだ。

Giramondoは700Cのホイールを装着したロードバイクのようなバイクだが、今回紹介するモデルは27.5インチホイールと2.1インチ幅のWTB Nonoというタイヤを装着したバイクだ。MTB用のタイヤを採用することでGiramondoは、アドベンチャーライドでもよりハードコアな遊び方で楽しめるようになっている。また、29インチ×2.0インチのタイヤまで装着できるタイヤクリアランスに設定されているため、XCレースタイヤなどもタイヤの選択肢に入ってくる。

シフトはバーエンドに装着されているレバーで行うシフトはバーエンドに装着されているレバーで行う (c)MASIアドベンチャーバイク用のフレアしたドロップバーが採用される。ブレーキレバーはTRPアドベンチャーバイク用のフレアしたドロップバーが採用される。ブレーキレバーはTRP (c)MASI

ラックやフェンダー用のダボ穴も設けられているラックやフェンダー用のダボ穴も設けられている (c)MASIフォークにはオフセットした台座が備えられているフォークにはオフセットした台座が備えられている (c)MASI


ハンドルにはWTB Mountain Drop Barが採用されており、ドロップハンドルのメリットも受けられるバイクに仕上げられている。700Cモデルと同じジオメトリー設計のフレームとフォークのため、長距離や登り坂でもリラックスしたポジションで走ることが可能だ。また30°のライズ角が付けられたステムが搭載されており、ハンドルのドロップを握った時に最適なポジションになるという。

ドライブトレインはシマノDeoreをメインコンポーネントとしたフロント3段×リア10段という構成が採用されている。フロントは44/32/24、リアは11−36というギア内容となっているため、大荷物を積載した状態でも登り坂を乗り越えられるはずだ。シフターはバーエンドに装着するマイクロシフト製を採用している。

ダブルバテッド加工が施されたクロモリフレームには3箇所のボトルケージ台座が備えられており、フォークにも左右それぞれに2つづつマウントが設けられている。また、フォークにはダイナモハブ用のケーブルガイドも用意されるなど、カスタマイズの幅も広くツーリングバイクとして非常に使い勝手の良い1台に仕上げられている。価格は149,000円(税抜)。

アドベンチャーサイクリングに連れ出してくれるMASIのGIRAMONDOアドベンチャーサイクリングに連れ出してくれるMASIのGIRAMONDO (c)MASI


MASI GIRAMONDO 27.5
フレーム:Tig Welded Double Butted Chromoly Tubing
フォーク:Stright Blade Segmented Chromoly, w/Bottle Mounts IS Disc Mount
クランクセット:Shimano Deore 44/32/24T
ディレイラー:Shimano Deore T6000
スプロケット:Shimano HG-50 11-36T 10-spd
ハンドルバー:WTB Mountain Drop Bar
シフター:MicroShift Barend Shifters
サドル:WTB Volt Sport
ホイール:Brev M. 23mm internal Tubeless Ready,Double Wall, 32h/Alloy Disc Sealed Bearing, QR
タイヤ:WTB Nano Comp 27.5x2.1"
ブレーキ:TRP Spyre-C Dual Pistion Mechanical Disc,180mm Front, 160mm Rear Rotors
ブレーキレバー:TRP RRL-A, Ultralight
サイズ:XS / S
カラー:Camper Blue
価格:149,000円(税抜)

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