JCF(日本自転車競技連盟)が、新型コロナウイルス感染拡大防止並びに政府見解を受け、6月18日(木)~21日(日)に開催を予定していた全日本選手権ロードレース等の延期を発表した。



富士スピードウェイで開催された昨年度の全日本ロード富士スピードウェイで開催された昨年度の全日本ロード photo:Makoto.AYANO
決定は、片山右京氏が委員長を務める日本連盟ロード委員会において下された。上記日程にて連続して開催される大会は下記の3つ。これら全てのレースが延期となる。今年の会場は、広島県三原市・中央森林公園となっていた。

・第89回全⽇本⾃転⾞競技選⼿権⼤会 ロード・レース
・第24回全⽇本選⼿権個⼈タイム・ トライアル・ロード・レース⼤会
・2020⽇本パラサイクリング選⼿権・ロード⼤会

開催時期等についてはUCIと協議し、今後の情勢を鑑みて中止も含めた判断をしていくとのこと。3大会が連なる4日間のレースでもあるため、4月15日付けのUCIの発表には「各国のナショナル選手権は8月22・23日の週末に開催される」とあったが、これに倣う形となるか、それぞれが別々の日程となるかはまだ不明だ。

また、JCFは去る4月8日に「2020年5月末日までを開催日に含む公認競技大会」に対し、中止もしくは延期の要請も行っており、今後も各競技の大会から同様の知らせが続くと思われる。

text: Yuichiro Hosoda

2019年の全日本王者はスプリントで新城幸也(バーレーン・メリダ)を下した入部正太朗(シマノレーシング) ※チーム名は当時のもの2019年の全日本王者はスプリントで新城幸也(バーレーン・メリダ)を下した入部正太朗(シマノレーシング) ※チーム名は当時のもの photo:Makoto.AYANO

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