窪木一茂が今年5月から日本競輪選手養成所に入所することを、所属するチームブリヂストンサイクリングが発表した。発表の中で窪木は「世界の舞台で戦える力を身につけるため、春から競輪養成所に身を置きます」とコメントした。
2019年ツアー・オブ・ジャパン東京ステージで優勝した窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) Photo: Yuichiro Hosoda
2015年の全日本選手権ロード優勝、2016年リオデジャネイロ五輪代表の経験を持つ窪木が、競輪選手を目指すことになった。
チームブリヂストンサイクリングは、チームブログで窪木が日本競輪選手養成所に入所することを、窪木のコメントと共に発表した。期間は今年5月から来年3月までの予定で、チームブリヂストンサイクリングに所属したまま入所する。
発表の中でチームは、「彼の意思を尊重し、彼の夢への挑戦を応援していきます。この期間で自転車選手として厚みをさらに増し、更に飛躍することを期待しています」とコメントをつけている。
競輪選手養成所の一般試験の合格者はすでに1月に発表されているが、窪木が受験したのは「特別選抜試験」で、オリンピックの出場経験を持つ選手や、世界選手権やワールドカップでの上位入賞経験を持つ選手、UCI(国際自転車競技連合)が設置する世界自転車競技センター参加者などを対象とした試験だ。
那須で行われた2015年全日本選手権で優勝した窪木一茂 photo:Makoto.AYANO
トラック世界選手権の男子チームパーシュートで日本チームは日本記録を4秒も上回る3分52秒956をマーク (c)JCF
窪木はチーム右京に所属していた2015年に全日本選手権ロードで優勝。2016年からはNIPPOヴィーニ・ファンティーニに移籍して欧州を中心に活動。2018年からはチームブリヂストンサイクリングに所属し、ロードレースとトラック中距離種目を並行して活動をしていた。2016年リオデジャネイロ五輪に続き東京五輪出場を目指し、チームパーシュートの日本代表として世界選手権に出場。日本新記録を出すものの五輪出場権を逃していた。
同チームでは、橋本英也が競輪選手と並行してロードレースやトラック中距離種目の選手として活動しており、窪木にも同様な活躍を期待したい。
窪木一茂 ©︎TEAM BRIDGESTONE Cycling窪木コメント(チームブログより)
私、窪木一茂は、今年の5月より競輪選手になるために、日本競輪選手養成所の門を叩いてきます。
自転車ロードレースの面白さに魅了されて今まで走ってきた私を支援して頂いた、沢山の方々へ深く感謝しています。ロードレーサー・窪木一茂を支えてくださり、本当にありがとうございました。今後、競輪選手として走ることになっても、ロードレース文化の基盤を底上げするための尽力を続けたいと思っています。
ロードレースを基本にトラック中距離種目にも力を注いできた私が、短距離種目である競輪への道を選んだ大きな理由。それは世界の舞台で戦える力を身につけるためです。
先のリオ2016オリンピックに出場した時、世界最高峰である舞台のエネルギーを肌で感じたことで初めて、世界を知ったという感覚に包まれました。ただその時の自分には何もできなかった。もっと世界を知りたい、もっと世界基準で強くなりたい。その想いがずっと、自分の中にありました。
昨今の結果を引き合いに出すまでもなく、日本競輪選手養成所は、世界に通用する競輪選手を送り出しています。世界基準に敬意を払い、対等に戦うためにも、日本の競輪選手ならではの世界と戦える力を養いたいと考えました。そのために、春から日本競輪選手養成所に身を置きます。
これからも、強くなる場所を探し求めていきます。そのために必要なら、どんなことにも挑戦します。ハングリーな人生を歩き続けます。
今後もこれまで同様の熱いご声援を、私、窪木一茂、並びにチームブリヂストンサイクリングへどうぞよろしくお願いいたします。
Chase Your Dream
窪木一茂
text:Satoru Kato

2015年の全日本選手権ロード優勝、2016年リオデジャネイロ五輪代表の経験を持つ窪木が、競輪選手を目指すことになった。
チームブリヂストンサイクリングは、チームブログで窪木が日本競輪選手養成所に入所することを、窪木のコメントと共に発表した。期間は今年5月から来年3月までの予定で、チームブリヂストンサイクリングに所属したまま入所する。
発表の中でチームは、「彼の意思を尊重し、彼の夢への挑戦を応援していきます。この期間で自転車選手として厚みをさらに増し、更に飛躍することを期待しています」とコメントをつけている。
競輪選手養成所の一般試験の合格者はすでに1月に発表されているが、窪木が受験したのは「特別選抜試験」で、オリンピックの出場経験を持つ選手や、世界選手権やワールドカップでの上位入賞経験を持つ選手、UCI(国際自転車競技連合)が設置する世界自転車競技センター参加者などを対象とした試験だ。


窪木はチーム右京に所属していた2015年に全日本選手権ロードで優勝。2016年からはNIPPOヴィーニ・ファンティーニに移籍して欧州を中心に活動。2018年からはチームブリヂストンサイクリングに所属し、ロードレースとトラック中距離種目を並行して活動をしていた。2016年リオデジャネイロ五輪に続き東京五輪出場を目指し、チームパーシュートの日本代表として世界選手権に出場。日本新記録を出すものの五輪出場権を逃していた。
同チームでは、橋本英也が競輪選手と並行してロードレースやトラック中距離種目の選手として活動しており、窪木にも同様な活躍を期待したい。

私、窪木一茂は、今年の5月より競輪選手になるために、日本競輪選手養成所の門を叩いてきます。
自転車ロードレースの面白さに魅了されて今まで走ってきた私を支援して頂いた、沢山の方々へ深く感謝しています。ロードレーサー・窪木一茂を支えてくださり、本当にありがとうございました。今後、競輪選手として走ることになっても、ロードレース文化の基盤を底上げするための尽力を続けたいと思っています。
ロードレースを基本にトラック中距離種目にも力を注いできた私が、短距離種目である競輪への道を選んだ大きな理由。それは世界の舞台で戦える力を身につけるためです。
先のリオ2016オリンピックに出場した時、世界最高峰である舞台のエネルギーを肌で感じたことで初めて、世界を知ったという感覚に包まれました。ただその時の自分には何もできなかった。もっと世界を知りたい、もっと世界基準で強くなりたい。その想いがずっと、自分の中にありました。
昨今の結果を引き合いに出すまでもなく、日本競輪選手養成所は、世界に通用する競輪選手を送り出しています。世界基準に敬意を払い、対等に戦うためにも、日本の競輪選手ならではの世界と戦える力を養いたいと考えました。そのために、春から日本競輪選手養成所に身を置きます。
これからも、強くなる場所を探し求めていきます。そのために必要なら、どんなことにも挑戦します。ハングリーな人生を歩き続けます。
今後もこれまで同様の熱いご声援を、私、窪木一茂、並びにチームブリヂストンサイクリングへどうぞよろしくお願いいたします。
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窪木一茂
text:Satoru Kato
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