軽量パーツでお馴染みのKCNCより、破損しやすいリアディレイラーやリアエンドを保護するディレイラーガードキットがリリースされる。クイックリリースとスルーアクスルどちらにも対応するため、様々な自転車に使うことができる。



KCNC REAR DERAILLEUR GUARD KITKCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT (c)ライトウェイプロダクツジャパン
スポーツバイクを扱う上で気をつけたいポイントが、リアディレイラーとリアエンドの保護だ。リプレーサブルエンドは、リアディレイラーに衝撃が加わると真っ先に曲がることで衝撃を吸収し、フレームとリアディレイラーを保護してくれる役割を持つ。ただ、エンド金具は手で曲げられるほど柔軟に作られており、軽く倒しただけでも変速性能に影響を与える可能性があるため、扱いに気をつけなければならない。

今回紹介するKCNCのディレイラーガードキットは、従来から存在していた車軸同軸のライトアダプターと後付のプロテクションプレートのセット。BMXのペグのように外側に張り出したアダプターとケージにより、ディレイラーが直接地面に触れにくくなるため、変速機周りのトラブルを起こしにくくしている。

スルーアクスルにはねじピンを装着して差し込むスルーアクスルにはねじピンを装着して差し込む (c)ライトウェイプロダクツジャパンクイックリリースにはアダプターを直接ねじ込むクイックリリースにはアダプターを直接ねじ込む (c)ライトウェイプロダクツジャパン

KCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT(シルバー)KCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT(シルバー) (c)ライトウェイプロダクツジャパンKCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT(ブラック)KCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT(ブラック) (c)ライトウェイプロダクツジャパン


クイックリリースと六角穴付きスルーアクスルどちらにも対応していることもポイント。クイックリリースの場合はアダプター先端のねじピンを取り外し、アダプターをクイックのシャフトに直接ねじ込み装着する。対してスルーアクスルの場合は、ねじピンを緩く装着した状態でアダプターをアクスル側の穴に差し込み、時計回りに回すことで、適切な締め付けで固定するという方法を採用している。プロテクションプレートは、トップギアのときにプレートがディレーラーに触れない位置にネジで固定する。

いずれも取り付けは非常に容易のため、日常のサイクリングで常に装着していても良いし、輪行するタイミングで装着しても良い。特に輪行は不意の衝撃が加わる可能性が高いため、輪行頻度が高い方はチェックしても良さそうだ。カラーはブラック、シルバーの2色展開。価格は2,450円(税抜)。

プレートを装着することでリアディレイラーの保護能力を高められるプレートを装着することでリアディレイラーの保護能力を高められる (c)ライトウェイプロダクツジャパン


KCNC REAR DERAILLEUR GUARD KIT
カラー:ブラック、シルバー
価 格:2,450円(税抜)

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