ツアー・ダウンアンダーを走ったチームバイクを紹介するシリーズ第5弾。カンパからスラムにスイッチしたモビスターのキャニオン、NTTプロサイクリングのBMC、チームイネオスのピナレロを紹介します。第6弾はこちら



モビスター

モビスター / キャニオン Aeroad CF SLXモビスター / キャニオン Aeroad CF SLX photo:Kei Tsuji
2020年に最も大きな変化を見せたと言ってもいいのがモビスターの機材。37年間カンパニョーロを使い続けたスペインチームは新たにスラム/ジップとスポンサーシップ契約を結んだ。それに伴い当然パーツセレクトはガラリと様変わりした。2019年までリムブレーキ使用選手が多かった伝統の老舗チームが完全ディスクブレーキ化を果たしている。カチューシャ・アルペシンの解散によってスラム使用率が下がると見られたが、モビスターの切り替えによってスラム使用チームは2チームのまま。

フレームは変わらずキャニオンとエアロードCF SLXとアルティメットCF SLXの二台体制で、そこにスラムのレッドeTapが組み合わされる。ギア構成はフロント50/37Tにリア10_28Tが標準で、パワーメーターはもちろんクオーク。ダウンアンダーではジップの454NSWディスクチューブラーをメインホイールとして使用した。なお、フレームはeTap専用ではないため変速ケーブル用の穴を備えている。

ステム一体型ハンドルのH36エアロコクピットCFを使用する選手が多いが、まだシーズン初戦のためかオーソドックスなステム&ハンドルを組み合わせる選手も。フィジークのサドル、ルックのペダル、コンチネンタルのタイヤ、ガーミンのコンピューターというセッティング。細かく見ると、2020年は新たにアレのジャージを着るが、ボトルはエンデューラのロゴが入る2019年のデザイン。

キャニオンのステム一体型ハンドルH36エアロコクピットCFキャニオンのステム一体型ハンドルH36エアロコクピットCF photo:Kei Tsujiジップの454NSWホイールにコンチネンタルのコンペティションジップの454NSWホイールにコンチネンタルのコンペティション photo:Kei Tsuji
サドルはフィジークを継続的に使用するサドルはフィジークを継続的に使用する photo:Kei TsujiスラムのレッドeTapにクオークのパワーメータースラムのレッドeTapにクオークのパワーメーター photo:Kei Tsuji
フレームキャニオン Aeroad CF SLX
グループセットスラム レッド eTap 12速/ディスクブレーキ
ホイールジップ 454 NSW
パワーメータークオーク
サドルフィジーク
ハンドルキャニオン H36エアロコクピットCF
ペダルルック KEO2マックス
タイヤコンチネンタル コンペティション
コンピューターガーミン


NTTプロサイクリング

NTTプロサイクリング / BMC Teammachine SLR01 DiscNTTプロサイクリング / BMC Teammachine SLR01 Disc photo:Kei Tsuji
ディメンションデータ時代から引き続きBMCに乗るNTTプロサイクリング。多くの選手がチームマシーンSLR01に乗り、エアロロードのタイムマシーン ロード01も一部投入された。同チームはすでに2019年にディスクブレーキ化(TTバイクを除く)を果たしており、シマノのデュラエースDI2で組み上げられる。

ディスクブレーキのローター径はプロトン標準の前160mm/後140mm。女子レースを除いて前140mmは使用されていない。ペダルもシマノのデュラエースだが、KMCのチェーンやローターのクランク&パワーメーターを使用することからシマノから100%供給を受けていないことがわかる。

ステムはケーブルを内装するBMCの専用品だが、ハンドルはホイールと同様にエンヴィ。過去にはクリスキングのハブも使用されていたが、現在はエンヴィのハブに落ち着いている。セッレイタリアのサドル、ヴィットリアのタイヤ、ガーミンのコンピューターというセッティング。トレーニングライドではヴィットリアのチューブレスタイヤも使用されたが、レースではチューブラータイヤ一択だった。

セッレイタリアの各種サドルを使用するセッレイタリアの各種サドルを使用する photo:Kei TsujiエンヴィのSES5.6にヴィットリアのコルサエンヴィのSES5.6にヴィットリアのコルサ photo:Kei Tsuji
ローターのパワーメーター付きクランクにKMCのチェーンローターのパワーメーター付きクランクにKMCのチェーン photo:Kei Tsujiハンドルはハの字型のエンヴィ・エアロロードコンパクトドロップ ハンドルはハの字型のエンヴィ・エアロロードコンパクトドロップ photo:Kei Tsuji
フレームBMC Teammachine SLR01 Disc
グループセットシマノ デュラエース DI2 11速/ディスクブレーキ
ホイールエンヴィ SES 5.6 Disc
パワーメーターローター2INパワー
サドルセッレイタリア
ハンドルエンヴィ エアロロードコンパクトドロップ
ペダルシマノ デュラエース
タイヤヴィットリア コルサ
コンピューターガーミン


チームイネオス

チームイネオス / ピナレロ Dogma F12 X-Lightチームイネオス / ピナレロ Dogma F12 X-Light photo:Kei Tsuji
ディスクブレーキ使用率がさらに上がった2020年も変わらず一貫してリムブレーキを使い続けるチームイネオス。写真は新加入ローハン・デニス(オーストラリア)のドグマF12Xライト。F12の通常モデルよりも軽い軽量フレームはかつてエースの証だったが、2020年シーズンは多くの選手が使用している。まだポジション調整中なのか、ステムの上に5mm分のコラムスペーサーを残している。チェーンステーには3Dプリンター製と思われるチェーン挟み込み防止のプロテクターが追加されている。

パワーメーターやホイール、ペダルを含めてシマノのデュラエースDI2で、リアディレイラーはダイレクトマウント式。コンチネンタルのタイヤ、フィジークのサドルなど2019年シーズンからパーツ構成は全く変わっていない。ステム一体型ハンドルはピナレロ傘下のモスト製(デニスのハンドル幅は38cm)。

重量的なデメリットが年々小さくなる中でもリムブレーキを使用し続ける理由はやはり素早いホイール交換にある。電動ドライバーを使うメカニックによるスルーアクスル脱着時間は日々短縮されているとはいえ、緊迫したレース中に選手間でホイール交換を行うためにはクイックリリース式のリムブレーキが有利だという考え。2020年も基本的にリムブレーキを使い続ける。

見た目にも左右非対称なフレーム見た目にも左右非対称なフレーム photo:Kei Tsujiチェーンステーにはプロテクターが追加されているチェーンステーにはプロテクターが追加されている photo:Kei Tsuji
ポジション合わせ用のマーキングが入ったフィジークポジション合わせ用のマーキングが入ったフィジーク photo:Kei Tsujiエースを担ったデニスはF12Xライトに乗ったエースを担ったデニスはF12Xライトに乗った photo:Kei Tsuji
フレームピナレロ Dogma F12 X-Light
グループセットシマノ デュラエース DI2 11速/リムブレーキ
ホイールシマノ デュラエース
パワーメーターシマノ デュラエース
サドルフィジーク
ハンドルモスト タロン
ペダルシマノ デュラエース
タイヤコンチネンタル コンペティション
コンピューターガーミン
text:Kei Tsuji
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