ウィリエールの2020モデルで新登場したクロモリロード「Zaffiro」をピックアップ。現代のコンポーネントに合わせ28Cのワイドタイヤに対応させた、イタリアンアズーロが美しい最新のラグドスチールバイクを紹介しよう。



ウィリエール Zaffiro(完成車イメージ)ウィリエール Zaffiro(完成車イメージ) (c)服部産業
ウィリエールの2020年新作として登場したZaffiro(ザフィーロ)は、軽量アルミロードMonte4(モンテクアトロ)、モダンスチールロードGastaldello(ガスタルデッロ)に続く日本オリジナルモデル第3弾として作られたバイクだ。ウィリエール伝統のラマートカラーでペイントされた、クラシカルなラグドフレーム「スーパーレッジェーラ SL」がブランドの歴史を語り継ぐバイクとして存在しているが、その系譜を汲んだ現代版クロモリロードとして生み出されたのがZaffiroである。

歴史あるスチールフレームを既に持つウィリエールだが、ビンテージパーツの減少と、昨今のコンポーネントやホイールの進化を受け、Zaffiroは最新パーツで組みやすいスペックに改良。クラシカルなルックスを受け継ぐスチールバイクながら、タイヤクリアランスを28Cまで対応させワイドリムの完組ホイールも問題なく使えるよう設計されている。

スーパーレッジェーラ SLをベースに設計を煮詰めていくZaffiroのプロトタイプスーパーレッジェーラ SLをベースに設計を煮詰めていくZaffiroのプロトタイプ (c)服部産業溶接にて各チューブをラグで繋いでいく工程溶接にて各チューブをラグで繋いでいく工程 (c)服部産業

フレームの形になったZaffiro、ペイント前はスチールチューブ感満載のルックスだフレームの形になったZaffiro、ペイント前はスチールチューブ感満載のルックスだ (c)服部産業フレームは全て手作業でペイントされる(画像はスーパーレッジェーラ SL)フレームは全て手作業でペイントされる(画像はスーパーレッジェーラ SL) (c)服部産業

フレームには、スーパーレッジェーラ SLと同じくコロンバス社の高級パイプチューブ”SL”を採用する。一般的なクロモリとは異なり、ニオブ鋼を配合することでしなやかさや剛性、振動吸収性などが絶妙にバランスされた上質な乗り味を生み出している。緩やかなカーブを描く剣先曲げのスレッド式フロントフォークも、フレームと調和したルックスに貢献しているだろう。

また、ザフィーロはイタリア語でサファイアを意味する言葉。青色の宝石であるサファイアとイタリアを代表するアズーロブルーをイメージした美しいペイントが施されている。ラグのパーツも軽量化のために職人が一つずつ手作業で削り仕上げた逸品だ。

日本限定100本でフレームセットにて販売される日本限定100本でフレームセットにて販売される (c)服部産業
ダウンチューブにはカンパニョーロタイプのWレバー台座も備わっており、オールドパーツで組み上げることも可能。直付けフロントディレイラー台座は46T~53Tまでカバーできるよう配置されている。48、50、52、54の4サイズ展開で、フレームセット価格21万円(税抜)。日本限定100本のみの販売だ。取り扱いは服部産業。



ウィリエール Zaffiro
フレーム:コロンバス SL、Wレバー台座付き(カンパニョーロタイプ)
ラグ:イタリアンカットラグ(オリジナル)
サイズ:48、50、52、54
カラー:ブルー
ヘッド:1インチ イタリアンサイズ スレッド
BB:スレッド(JIS)
シートポスト:27.2mm
タイヤサイズ:700×28C対応
重量:フレーム1,840g、フォーク615g
価格:210,000円(税抜)