ドイツの総合自転車ブランド・コラテックから、日本人のためのE-クロスバイク「SHAPE PT500」がデビュー。アシストなしでも快適に走る高い基本性能を備えたベース車体に、ボッシュの電動ユニットを組み込むことで、サイクリングを気持ち良く楽しめる1台に仕上げられた。



コラテック SHAPE PT500コラテック SHAPE PT500
コラテックの定番クロスバイクとして人気のSHAPEのE-BIKEモデルがリリースされた。SHAPE PT500では、電動ユニットを単純に搭載するだけではなく、フレーム全体がE-BIKE用にリデザインを行うことで走行性能に磨きをかけている。

目を引くポイントはシートチューブとダウンチューブの大きなボリュームだろう。大きなボックス型ダウンチューブにはバッテリーが内装されており、ルックスを整えている。従来のコラテックE-BIKEはバッテリーが外装であるため、SHAPE PT500のインチューブバッテリーの採用は大きな進化だ。チューブの無骨さがE-BIKEであることを主張しつつ、内装バッテリーがスポーツバイクのシンプルな見た目を実現している。

トップチューブは「BENDED TUBE」というテクノロジーが採用されている。ヘッドチューブ近くでチューブを屈曲させることで衝撃に対する耐久性を確保。コラテックのアイデンティティでもある「ロープロファイルチェーンステー」や、扁平形状とすることで振動吸収性を獲得したシートステー「COMFORT STAY」も採用している。随所にコラテックらしいフレーム造形が用いられており、独特な雰囲気に仕上げられている。

扁平形状とすることで振動吸収性を獲得したシートステー「COMFORT STAY」扁平形状とすることで振動吸収性を獲得したシートステー「COMFORT STAY」 電動ユニットはボッシュのACTIVE LINE PLUS電動ユニットはボッシュのACTIVE LINE PLUS

コラテックのアイデンティティでもあるロープロファイルチェーンステーコラテックのアイデンティティでもあるロープロファイルチェーンステー バッテリーはダウンチューブに内装される仕様だバッテリーはダウンチューブに内装される仕様だ


これらの設計によりSHAPE PT500はアシストが駆動していない状態でもスポーツバイクらしい走り感じられるという。また、SHAPEは日本向けに開発されているクロスバイクであり、日本人でも乗りやすくや扱いやすいように作られているという。

SHAPE PT500に搭載される電動ユニットはボッシュのACTIVE LINE PLUS。最大航続距離は160kmにまで達しており、非常に遠くまで足を伸ばすことが可能となっている。コンポーネントはシマノを多用しており、ブレーキは油圧のMT-200、ドライブトレインはDEOREを採用する。サイズは44cm、48cm。価格は298,000円(税抜)。

コラテック SHAPE PT500コラテック SHAPE PT500


コラテック SHAPE PT500
フレーム:E-POWER SHADOW TUBE アルミ
フォーク:E-POWER SHAPE アルミ DISC
ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 HYD Disc SM-RT26、160mm
ブレーキレバー:SHIMANO BL-MT200
コンポーネント:SHIMANO DEORE
ユニット:BOSCH ACTIVE LINE PLUS
重量:19.5kg
価格:298,000円(税抜)