ビョルグ・ランブレヒト(ベルギー、ロット・スーダル)への喪に服した第4ステージから1日。通常通り行われた第5ステージは登り勾配の集団スプリントに持ち込まれ、ルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)がステージ2勝目を掴んだ。



パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)を先頭にパレードランを走るパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)を先頭にパレードランを走る (c)CorVos
ポーランド南部のヴィエリチカからビエルスコ・ビャワを目指す第5ステージ。序盤こそ平坦基調だが、121km地点の1級山岳を皮切りにアップダウンが始まり、約7kmの周回コースを3周回してフィニッシュに入る。フィニッシュラインは高低差100mの丘の上に引かれているため、重量級スプリンターにとっては厳しいレイアウトだ。

落車事故でビョルグ・ランブレヒト(ベルギー)を失ったロット・スーダルは、悲しみを乗り越えるためにもレースに留まることを決断。そんな中の一人、イエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)が、山岳リーダーのシャルル・プラネ(フランス、ノボ ノルディスク)らと共に逃げを打った。

逃げを試みるカールフレドリク・ハーゲン(ノルウェー、ロット・スーダル)逃げを試みるカールフレドリク・ハーゲン(ノルウェー、ロット・スーダル) (c)CorVosシャルル・プラネ(フランス、ノボ ノルディスク)と共にブリッジするイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)シャルル・プラネ(フランス、ノボ ノルディスク)と共にブリッジするイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル) (c)CorVos

4名となったエスケープの先頭に立つイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)4名となったエスケープの先頭に立つイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル) (c)CorVos
チームイネオスがコントロールするメイン集団は、およそ2分から3分差で逃げグループとの間隔を調整する。後半の1級山岳で4名を捉えると、ロドリゴ・コントラレス(コロンビア、アスタナ)が先行して山岳賞奪取に成功。続いてサイモン・ゲシュケ(ドイツ、CCCチーム)と総合10位マテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・メリダ)、そしてスガブ・グルマイ(エチオピア、ミッチェルトン・スコット)がカウンターで先行した。

周回コースで逃げ続けた3名だったが、イネオス勢の徹底的なペースメイクで1分以上のリードを得ることは叶わない。ボーラ・ハンスグローエやドゥクーニンク・クイックステップも牽引に加わったことで残り6.5km地点でキャッチ。フィニッシュへ続く登り勾配でミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)とイタリア王者ダヴィデ・フォルモロ(ボーラ・ハンスグローエ)がアタックしたものの、集団を振り切るには勾配が足らなかった。

後半に逃げたサイモン・ゲシュケ(ドイツ、CCCチーム)ら3名後半に逃げたサイモン・ゲシュケ(ドイツ、CCCチーム)ら3名 (c)CorVos
イギリス王者ベン・スウィフトを従えた、チームイネオス先頭でフィニッシュへと突き進むメイン集団。ここまでステージ2勝を収めている総合首位パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)も残ったが、勝負に絡むには至らない。スウィフトとルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)がほぼ同時にスプリントの口火を切った。

長い登りをクリアした先の、体力を搾り尽くすようなスプリント勝負。誰よりも伸びたのは「高地トレーニングを重ねて体重2kg落としていたのが大きな助けになった」と言うメズゲッツだった。追い込むエデュアルド・プラデス(スペイン、モビスター)も届かず、メズゲッツが第2ステージに続く2勝目を挙げた。

集団スプリントで2勝目を飾ったルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)集団スプリントで2勝目を飾ったルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット) (c)CorVos
チームメイトと喜び合うルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)チームメイトと喜び合うルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット) (c)CorVosリーダージャージを守ったパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)リーダージャージを守ったパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) (c)CorVos


「今日のステージのペースはかなり遅めだったので、サム・ビューリーと話してクライマー2人を先頭に出して登りを全力で踏ませたらどうなるか戦略を練ったんだ。それを実行して数人を振り落すことができた。レース前のミーティングで話したのは、最終盤のアタックに目を配らせること。逃げグループにツガブが入ってくれたので展開的にもプレッシャー的にも非常に楽ができたんだ。彼らとのタイム差は気にしていなかった。もし最後までツガブが生き残れていなかったら僕がスプリントをするだけだった」と、チームワークでの勝利を強調するメズゲッツ。

「最後はサムと共にスウィフトの背後に位置取った。イネオス勢が全員で集団先頭を支配していたのが見えたからだ。最後は集中して、最初から思いっきり自分の限界まで踏み込んだよ。このために努力を重ねてきたし、この結果を得るためにモチベーションを高く保ち続けてきた。トレーニングを成功させた証を得ることができて安心できたよ」と加えている。

ツール・ド・ポローニュ2019第5ステージ結果
1位ルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)3:49:55
2位エデュアルド・プラデス(スペイン、モビスター)
3位ベン・スウィフト(イギリス、チームイネオス)
4位ペトル・ヴァコッチ(チェコ、ドゥクーニンク・クイックステップ)
5位ピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール)
6位ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)
7位エンリーコ・バッタリーン(イタリア、カチューシャ・アルペシン)
8位マルク・サルー(フランス、グルパマFDJ)
9位クリス・ハミルトン(オーストラリア、サンウェブ)
10位ミヒャエル・ゴグル(オーストリア、トレック・セガフレード)
個人総合成績
1位パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)18:06:30
2位ルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)0:04
3位ベン・スウィフト(イギリス、チームイネオス)0:16
4位エデュアルド・プラデス(スペイン、モビスター)0:18
5位マテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・メリダ)0:20
6位カンタン・ジョレギ(フランス、アージェードゥーゼール・ラモンディアール)0:22
7位シモン・レキタ(ポーランド、ポーランドナショナルチーム)
8位ピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール)0:23
9位マルク・サルー(フランス、グルパマFDJ)0:24
10位クレメン・ヴェンチュリーニ(フランス、アージェードゥーゼル・ラモンディアール)
ポイント賞
1位パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)59pts
2位ルカ・メズゲッツ(スロベニア、ミッチェルトン・スコット)59pts
3位マルク・サルー(フランス、グルパマFDJ)53pts
山岳賞
1位ロドリゴ・コントラレス(コロンビア、アスタナ)10pts
2位カミル・グラデク(ポーランド、CCCチーム)10spt
3位シャルル・プラネ(フランス、ノボ ノルディスク)8pts
チーム総合成績
1位ボーラ・ハンスグローエ54:21:12
2位UAEチームエミレーツ
3位アージェードゥーゼル・ラモンディアール
text:So.Isobe
photo:CorVos
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