総合エースにリッチー・ポートを据えツールに挑んだトレック・セガフレードのバイクにフォーカス。特別ペイントで彩られたMadone、Emondaや、タイムトライアルバイクのSpeed Conceptを紹介しよう。



総合エースを務めたリッチー・ポート(オーストラリア)のEmonda SLR総合エースを務めたリッチー・ポート(オーストラリア)のEmonda SLR photo:Makoto.AYANO
ボトルケージも20gのボントレガー XXXシリーズを使用するボトルケージも20gのボントレガー XXXシリーズを使用する photo:Makoto.AYANOトレック・セガフレードが使用するタイヤはヴィットリアのCorsaトレック・セガフレードが使用するタイヤはヴィットリアのCorsa photo:Makoto.AYANO

ラインアップにはないマット塗装が施されたRED eTap AXS用のチェーンリングラインアップにはないマット塗装が施されたRED eTap AXS用のチェーンリング photo:Makoto.AYANOホイールはボントレガー AEOLUS XXX4と6を使い分けるホイールはボントレガー AEOLUS XXX4と6を使い分ける photo:Makoto.AYANO


総合成績とステージ優勝どちらも狙える布陣でツール・ド・フランスに臨んだトレック・セガフレード。エースのリッチー・ポート(オーストラリア)が総合トップ10まであと一歩及ばずという成績だったが、第6ステージではジュリオ・チッコーネ(イタリア)がマイヨジョーヌを獲得。ジロ・デ・イタリアに続き秀でた登坂能力を世界中にアピールした。

トレック・セガフレードは昨シーズンのツールからディスクブレーキロード(TTを除く)を使用しており、今シーズンは完全にディスクブレーキ搭載車に切り替えた。軽量モデルのEmondaとエアロロードのMadoneを乗り分け、タイムトライアルではリムブレーキ仕様のSpeed Conceptを継続使用中だ。今大会ではシーズン当初より使用しているシンプルなチームカラーのバイクだけではなく、芸術性の高いラップ塗装を施したMolten Marbleという特別な塗装を施したバイクを走らせ、注目を集めた。

ワイヤーを内装できる専用ハンドルバー/ステムを使用せず、通常のステムを使用しているワイヤーを内装できる専用ハンドルバー/ステムを使用せず、通常のステムを使用している photo:Makoto.AYANOスラム RED eTap AXSのサテライトスイッチ BLIPSを配置するスラム RED eTap AXSのサテライトスイッチ BLIPSを配置する photo:Makoto.AYANO

ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー)のMadone SLR。ハンドル周りが特徴的なセッティングだジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー)のMadone SLR。ハンドル周りが特徴的なセッティングだ photo:Makoto.AYANO
ファビオ・フェリーネ(イタリア)のMadone SLRはフロントシングル仕様とされていたファビオ・フェリーネ(イタリア)のMadone SLRはフロントシングル仕様とされていた photo:Makoto.AYANO
ラインアップにはない52Tという大型チェーンリングを採用するラインアップにはない52Tという大型チェーンリングを採用する photo:Makoto.AYANOK-EDGEのチェーンキーパーで脱落を防いでいるK-EDGEのチェーンキーパーで脱落を防いでいる photo:Makoto.AYANO


トレック・セガフレードは今シーズンからコンポにスラムのRED eTap AXSを使用。リッチー・ポートのバイクには特徴的なシルバーのチェーンリングではなく、マット塗装が施されたラインアップ外の供給用大型チェーンリングがアセンブルされていた。また、ファビオ・フェリーネはMadoneのフロントシングル仕様を導入。ラインアップには無い52T仕様のチェーンリングとK-Edgeチェーンキャッチャーを装備し、第1ステージに臨んだ。

一方で、タイムトライアルバイクはリムブレーキ仕様のため、ディスクブレーキしか用意されていないRED eTap AXSではなく、11速の旧型RED eTapをそのまま使用。いずれのバイクにもクオークのパワーメーターが搭載されている。サイクルコンピューターはサポートを受けるガーミンだ。

ハンドルとステムからホイール、ボトルケージまでボントレガーのXXXシリーズで統一。Madoneにはケーブルをフル内装でき、かつ調整可能な専用ハンドルバー/ステムが用意されているが、ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー)はハンドルとステムが別体のモデルをMadoneに搭載する。また、ステムクランプ付近にRED eTap AXSのサテライトスイッチBLIPSが接着されている。

トレック・セガフレードはリムブレーキのタイムトライアルバイク「Speed Concept」を使用するトレック・セガフレードはリムブレーキのタイムトライアルバイク「Speed Concept」を使用する photo:Makoto.AYANO
タイムトライアル用の後輪にはヴィットリア Corsaを装備するタイムトライアル用の後輪にはヴィットリア Corsaを装備する photo:Makoto.AYANOタイムトライアルバイクには旧型RED eTap(11速)をアセンブルするタイムトライアルバイクには旧型RED eTap(11速)をアセンブルする photo:Makoto.AYANO


ロード用ホイールはAEOLUS XXX4と6を主に使い分けるが、ボントレガーにTTホイールが用意されていないため、チームはサポート外のブランド製品を使用。前輪にはPRO 3Spokeホイール、後輪はジップのSUPER-9とライトウェイトのAUTOBAHNを選択している。

タイヤはヴィットリアのCorsaだが、現在販売されている新モデルのグラフェン2.0のロゴがあしらわれていない物を使用。また、タイムトライアルバイクにAEOLUS XXX6ホイールを装着する選手の中には、ボントレガーのR3やヴィットリア Corsa Speedを使用する選手もいるようだ。

photo:Makoto.AYANO
text:Gakuto Fujiwara
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