2019/07/31(水) - 22:54
インターハイ2日目は、男子の4kmチーム・パーシュートとチーム・スプリントの決勝が行われた。4kmチーム・パーシュートは岐南工業高校が昨年に続き連覇を達成。チーム・スプリントは福井県立科学技術高校が優勝した。
沖縄県で開催されているインターハイ自転車競技。2日目は2つの団体種目の決勝から始まり、ケイリン、スクラッチ、スプリント、インディヴィデュアル・パーシュートの予選などが行われた。
チーム・スプリント決勝 福井県立科学技術高校が優勝
チームスプリントは初日に行われた予選の上位2校、福井県立科学技術高校(以下福井科技高校)と取手第一高校の決勝が行われた。福井科技高校は予選タイムを上回る1分4秒187を出し、取手第一高校を圧倒して優勝を決めた。
福井科技高校 市田・竹澤・竹村 コメント
「人数が少ない3年生の3人で勝てて報われた感じがします。1年以上前からこの種目で優勝したいと思っていたので、とても嬉しいです。予選は少し失敗しながらも1位通過出来たので、決勝ではそれを修正すれば優勝を狙えるという自信があった。このあとも個人種目に出るので、それぞれで優勝を目指します」
沖縄県で開催されているインターハイ自転車競技。2日目は2つの団体種目の決勝から始まり、ケイリン、スクラッチ、スプリント、インディヴィデュアル・パーシュートの予選などが行われた。
チーム・スプリント決勝 福井県立科学技術高校が優勝
チームスプリントは初日に行われた予選の上位2校、福井県立科学技術高校(以下福井科技高校)と取手第一高校の決勝が行われた。福井科技高校は予選タイムを上回る1分4秒187を出し、取手第一高校を圧倒して優勝を決めた。
福井科技高校 市田・竹澤・竹村 コメント
「人数が少ない3年生の3人で勝てて報われた感じがします。1年以上前からこの種目で優勝したいと思っていたので、とても嬉しいです。予選は少し失敗しながらも1位通過出来たので、決勝ではそれを修正すれば優勝を狙えるという自信があった。このあとも個人種目に出るので、それぞれで優勝を目指します」
男子チームスプリント 結果(333m×3 5位以下は予選時のタイム)
1位 | 福井県立科学技術高校(市田、竹澤、竹村) | 1分4秒187 |
2位 | 取手第一高校(木村、吉岡、中島) | 1分4秒958 |
3位 | 九州学院(入江、松本、中山) | 1分4秒704 |
4位 | 東北高校(菊地、菅野、高木) | 1分4秒892 |
5位 | 岐阜第一高校(石田、児玉、村瀬) | 1分4秒976 |
6位 | 高松工芸高校(金子、上野、原) | 1分5秒435 |
7位 | 横浜高校(伊澤、大橋真、大橋泰) | 1分5秒784 |
8位 | 平工業高校(三神、芹沢、遠藤) | 1分5秒874 |
4kmチーム・パーシュート決勝 北桑田高校の落車で岐南工業高校が優勝
岐南工業高校と北桑田高校の決勝戦となった4kmチーム・パーシュート。前半は北桑田高校がハイペースで周回し、ストレートで岐南工業高校の背後が見える位置まで迫る。後半に入り、岐南工業高校がペースアップすると、元の半周差に戻り始める。その直後、北桑田高校がホームストレートから1コーナーに差し掛かったところで2走以降の3名が落車。北桑田高校は再スタートできず、岐南工業高校の優勝が決まった。
岐南工業高校 安達・田中・塩谷・三嶋 コメント
「昨年とはまったく違うメンバーで臨み、決勝は4分22秒台を目標として走りました。作戦通り、後半勝負でペースアップしていきましたが、こういう形で終わってしまい不完全燃焼な感じがあります。結果として優勝ということになり、実感はあまり無いのですが、良かったと思います。この後の個人種目も力を合わせ、総合優勝を目指します」
4kmチームパーシュート 結果(5位以下は予選時のタイム)
1位 | 岐南工業高校(安達、田中、塩谷、三嶋) | |
2位 | 北桑田高校(川村、小池、四宮、岡本) | DNF |
3位 | 松山城南高校(北宅、渡邉、大仲、佐藤) | 4分29秒038 |
4位 | 岡山工業高校(小西、吉房、柏野、橋本) | 4分30秒550 |
5位 | 祐誠高校(堀川、樽見、安達、横溝) | 4分32秒493 |
6位 | 八王子桑志高校(北林、宇田川、留目、西本) | 4分32秒764 |
7位 | 榛生昇陽高校(中西、高原、岩田、山下) | 4分33秒250 |
8位 | 氷見高校(中村、林、北嶋、坂井) | 4分33秒960 |
個人種目は明日の決勝へ
男女の個人種目は明日の決勝に向けて予選などが行われた。
女子のケイリンは予選が行われ、昨年優勝の飯田風音(川越工業高校、埼玉)が予選1組で1位通過。連覇に向け好スタートを切った。一方、2kmインディビデュアル・パーシュート予選では、石田唯(北桑田高校、京都)が、2分35秒130で1位。2位の増田たま(筑波大坂戸高校、埼玉)と決勝で対戦する。
男子スクラッチは予選の3組が行われ、1組に出場した地元北中城高校の玉城翔太が逃げ切って1位となり、会場を盛り上げた。
男子の3kmインディビデュアル・パーシュート予選では、チーム・パーシュートで優勝した岐南工業高校の安達光伸が3分28秒913で1位。2位の山田拓海(榛生昇陽高校、奈良)との決勝戦に2冠がかかる。
スプリントは1/2決勝(準決勝)までが行われた。日高裕太(静岡北高校、静岡)と、児玉虎之介(岐阜第一高校、岐阜)の対戦となった1組は、日高が2連勝。太田彪馬(小松島西高校、徳島)と中山遼太郎(九州学院高校、熊本)が対戦した2組は3回戦までもつれ、太田が勝ち上がった。
明日はトラック種目最終日。今年のトラック種目総合優勝はどの学校が勝ち取るか?
text&photo:Satoru Kato
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