ロードレースと個人タイムトライアル、パラサイクリングの全日本選手権が、6月27日から30日の4日間に渡り静岡県の富士スピードウェイで開催される。コースと各カテゴリー出場選手をプレビューする。


すでに発表されている通り、今年の全日本選手権の会場は富士スピードウェイ。鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎと並び日本を代表するモータースポーツのサーキットであると同時に、来年の2020東京オリンピック・ロードレースのフィニッシュ地点となる場所だ。

日程は以下の通り。27日は個人タイムトライアルとパラサイクリングの全日本選手権が行われ、28日から30日は各カテゴリーのロードレースが行われる。
2019全日本選手権 日程
6月27日(木)個人タイムトライアル
9:00〜女子ジュニア+U17、男子U17+U15、男子ジュニア 14km
女子エリート+女子U23 28km(14km×2周)
パラサイクリング・タンデム 28km(14km×2周)
12:05〜パラサイクリング 14km
男子U23 28km(14km×2周)
男子エリート 42km(14km×3周)
6月28日(金)ロードレース
8:00〜女子ジュニア+U17 54km(10.8km×5周)
10:05〜男子U17+U15 64.8km(10.8km×6周)
12:10〜男子ジュニア 119km(10.8km×11周)
6月29日(土)ロードレース
8:00〜男子U23 162km(10.8km×15周)
13:15〜女子エリート+女子U23 140km(10.8km×13周)
6月30日(日)ロードレース
9:00〜男子エリート 227km(10.8km×21周)
今回の全日本選手権では、モータースポーツ用のサーキットコースと施設内の管理道路を組み合わせて1周10.8kmの周回コースを設定。個人タイムトライアルとパラサイクリングは、ホームストレートを1往復半することで1周14kmのコースが設定される。レース距離は、男子エリートの個人タイムトライアルは3周42km、ロードレースは21周227kmとなる。

全日本選手権ロードレース コース図全日本選手権ロードレース コース図 ©️JCF全日本選手権 個人タイムトライアル コース図全日本選手権 個人タイムトライアル コース図 ©️JCF

周回方向はモータースポーツ使用時とは逆方向。アップダウンが3回繰り返され、コーナーの連続やコース幅の変化などにより、集団は長く引き延ばされることが予想される。残り6km地点付近の管理道路の登りと、最終コーナー(モータースポーツの1コーナー)に向かう登りはアタックポイントになりそうだ。個人タイムトライアルではタイム差がつくポイントとなるか。27日の天気予報は雨。時間が遅くなるにつれて降水確率が高くなる。スタート順によっては影響が出る可能性もありそうだ。


新城、別府が8年ぶりに揃って出場する男子エリート

新城幸也と別府史之が揃って出場した2011年の全日本選手権新城幸也と別府史之が揃って出場した2011年の全日本選手権 photo:Kei Tsuji
注目の男子エリートには、新城幸也(バーレーン・メリダ)と、別府史之(トレック・セガフレード)が揃って出場する。2人揃っての出場は、2011年に岩手で開催された全日本選手権以来8年ぶり。奇しくも今年は両者共に負傷から復帰して間もないレースとなるが、果たして?

昨年優勝の山本元喜(キナンサイクリングチーム)昨年優勝の山本元喜(キナンサイクリングチーム) photo:Kei Tsuji昨年の個人タイムトライアル優勝 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )昨年の個人タイムトライアル優勝 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング ) photo:Satoru Kato

全日本直前のJプロツアー第9戦では、窪木一茂の優勝を強力にアシストした石橋学(チームブリヂストンサイクリング)全日本直前のJプロツアー第9戦では、窪木一茂の優勝を強力にアシストした石橋学(チームブリヂストンサイクリング) photo:Satoru KatoTOJの際にも全日本を狙うと公言していた小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)TOJの際にも全日本を狙うと公言していた小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) photo:Satoru Kato

昨年ロード優勝の山本元喜(キナンサイクリングチーム)、個人タイムトライアル優勝の窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)には連覇の期待がかかる一方、ツアー・オブ・ジャパンで上位入賞した石橋学(チームブリヂストンサイクリング)と小林海(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗、木村圭佑(シマノレーシング)、伊藤雅和(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、小石祐馬(チーム右京)、安原大貴(マトリックスパワータグ)らが、比較的好調を維持しているように見える。

また、先日E1との交流戦として行われたJプロツアー第9戦で10位以内で完走した中里仁(Rapha Cycling Club)と石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)、昨年のツール・ド・おきなわ市民210km優勝の紺野元汰(SBC Vertex Racing Team)らがどこまで行けるのかも見てみたい。

女子エリート+U23

昨年の全日本選手権 タイムトライアルとロードで2冠を達成した與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ・当時)昨年の全日本選手権 タイムトライアルとロードで2冠を達成した與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ・当時) photo:Satoru Kato
昨年2位の金子広美(イナーメ信濃山形)昨年2位の金子広美(イナーメ信濃山形) photo:So.Isobe昨年からチーム・イルミネイトで走る樫木祥子昨年からチーム・イルミネイトで走る樫木祥子 photo:So.Isobe

女子エリートは昨年に続き、ロードレースと個人タイムトライアル共に與那嶺恵理(アレ・チポッリーニ)が有力。金子広美(イナーメ信濃山形)、樫木祥子(チームイルミネイト)、牧瀬翼(IKEUCHI EXIT)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)らが表彰台を争うか。今年からスペインのチームに加入している萩原麻由子(Eneicat cycling team)は、26日に公式サイトとSNSを通じて欠場することを表明している。

エリートと同時出走となるU23は、梶原悠未(筑波大学)、下山美寿々、菅原朱音(八戸学院大学)、昨年ジュニア優勝の石上夢乃(鹿屋体育大学)らの争いとなるか。

男子U23、ジュニア、U17+15

昨年の男子U23優勝の石上優大(AVC AIX EN PROVENCE)と、2位の松田祥位(EQADS)昨年の男子U23優勝の石上優大(AVC AIX EN PROVENCE)と、2位の松田祥位(EQADS) photo:Satoru Kato昨年のインターハイロードで優勝した渡部春雅(駒澤大学高校)昨年のインターハイロードで優勝した渡部春雅(駒澤大学高校) photo:Satoru Kato

男子U23は、昨年優勝の石上優大(AVC AIX EN PROVENCE)、2位の松田祥位(EQADS)、渡邉歩(Les Sables Vend_e Cyclisme)、今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)、武山晃輔(チーム右京)らが有力。男子ジュニアは、津田悠義(三好高校)がU17からの連勝記録を伸ばせるか?。

女子ジュニア+U17は、渡部春雅(駒澤大学高校)、太郎田水桜(法政大学)、男子U17+15は、昨年U15で優勝の梅沢幹太(エキップuレーシング)、篠原輝利(ボンシャンス)らに注目してみたい。


現地観戦は立ち入り制限区域に注意

現地での観戦は、安全確保のため指定された場所以外での観戦は禁止されているので注意が必要だ。コースサイドでの観戦は残り6km付近の登り区間などが観戦可能区間とされているが、通常のレースと比べるとかなり制限されている。観戦者用に有料の駐車場が用意される(普通乗用車1,000円)。詳しくは下記リンクから公式サイトをご参照されたい。

text:Satoru Kato
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