Jプロツアー第7戦の那須塩原クリテリウムが開催され、レース中盤に形成された小集団が逃げ切り、シマノレーシングの中井唯晶が初優勝した。女子は吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)が今季2勝目を挙げた。


JR那須塩原駅前を折り返す設定となった今年のコースJR那須塩原駅前を折り返す設定となった今年のコース photo:Satoru Kato
地元チームの那須ブラーゼンに声援が飛ぶ地元チームの那須ブラーゼンに声援が飛ぶ photo:Satoru Kato雨の中のレースとなった小学生対象のホープクリテリウム雨の中のレースとなった小学生対象のホープクリテリウム photo:Satoru Kato

ツアー・オブ・ジャパンとツール・ド・熊野をはさみ、6月最初のJプロツアーは栃木ラウンド。初日は那須塩原市でのクリテリウムが行われた。東北新幹線の駅であるJR那須塩原駅前の公道に設定された1周2.1kmのコースは、アルファベットの「T」字型のレイアウト。

今年は「T」の向きが変わり、那須塩原駅により近いところで折り返す設定となった。1周の距離は昨年までよりも200mほど短くなったものの、コースの性格はそのまま。3つのヘアピンコーナーによりストップ&ゴーを繰り返すため、見た目以上にハード。過去2回のレースはいずれも逃げ切りが決まっており、タイムアウトによる未完走率も高い。

関東地方周辺は前日に梅雨入りが発表され、この日も雨の予報だった。午前中は水しぶきがあがるほど路面が濡れる雨が2回降ったが、Jプロツアーのレースが行われた午後は雨は降らず、晴れて青空が出るほどまで回復した。


中井唯晶がJプロツアー初優勝

レース序盤はチーム同士の主導権争いレース序盤はチーム同士の主導権争い photo:Satoru Kato
男子は27周56.7km。レース序盤からチーム同士が主導権を握るべく動く中、フランシスコ・マンセボ、オールイス・アルベルト・アウラール(以上マトリックスパワータグ)、今村駿介、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)、中井唯晶、木村圭佑(シマノレーシング)、鈴木龍、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)らを含む10人の先頭集団が形成される。メイン集団はチームブリヂストンサイクリングが牽引し、20秒前後まで開いた差を徐々に縮めていく。

レース中盤に形成された6人の逃げ集団レース中盤に形成された6人の逃げ集団 photo:Satoru Katoレース中盤 メイン集団を牽引するチームブリヂストンサイクリングレース中盤 メイン集団を牽引するチームブリヂストンサイクリング photo:Satoru Kato

メイン集団が5秒差に迫ったところで、先頭集団のアウラール、今村、中井、木村、鈴木龍、阿部の6人が抜け出し、差は一気に30秒まで開く。

レース終盤の20周目を終えても、先行する6人と後続集団との差は30秒前後で推移していく。先頭集団から今村が遅れて5人になったが、メイン集団も20名未満まで人数を減らし、追うスピードはほぼない。5人の逃げ切りが決定的となって最終周回に入ると、木村がアタック。アウラールが追走して木村を捕まえ、勝負は5人でのスプリントへ。

最終周回 木村圭佑(シマノレーシング)がアタック最終周回 木村圭佑(シマノレーシング)がアタック photo:Satoru Kato残り50m 中井唯晶(シマノレーシング)が先頭残り50m 中井唯晶(シマノレーシング)が先頭 photo:Satoru Kato

中井唯晶(シマノレーシング)がJプロツアー初優勝中井唯晶(シマノレーシング)がJプロツアー初優勝 photo:Satoru Kato
残り200mの最終の右コーナー、先頭でクリアしたのはアウラール。しかし背後から伸びてきた中井が残り100mでアウラールの前に出て先頭でフィニッシュ。Jプロツアー初優勝を挙げた。

中井唯晶(シマノレーシング)の優勝を喜ぶシマノレーシング中井唯晶(シマノレーシング)の優勝を喜ぶシマノレーシング photo:Satoru Kato表彰式表彰式 photo:Satoru Kato

中井唯晶コメント
「プロ1年目の1勝を目指してやってきたので、めちゃくちゃ嬉しい。一緒に逃げた木村さんは同じ大学(京都産業大学)の先輩でもあるので、お互い脚質はわかっていたし、最後を狙うのは自分だと意思疎通も出来ていた。何度か木村先輩がアタックしてアウラール選手や鈴木龍選手を消耗させて、自分が仕留めるという流れが完璧に出来た。本当にうまくいった。

逃げが出来たら差が縮まることはほぼ無いと、ミーティングで聞いていたので、6人が先行した時点でこれは行けると思った。昨日が野寺監督の誕生日だったので、良いプレゼントになったと思う」
Jプロツアー第7戦 那須塩原クリテリウム 結果(56.7km)
1位中井唯晶(シマノレーシング)1時間19分59秒
2位鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)+0秒
3位オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)
4位木村圭佑(シマノレーシング)+4秒
5位阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+9秒
6位岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)+44秒
敢闘賞:オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)
中間スプリントポイント賞
5周回終了時、10周回終了時 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)
15周回完了時 オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)
プロリーダー:岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダー(U23):今村駿介(チームチームブリヂストンサイクリング)


女子は吉川美穂が優勝

女子 レース序盤に唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がペースアップ女子 レース序盤に唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がペースアップ photo:Satoru Kato
女子 吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)が優勝女子 吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)が優勝 photo:Satoru Kato
17周で行われた女子のFクラスタ。レース序盤に唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がペースアップすると、吉川美穂と伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)の2人が追従。3人の先頭集団を形成し、後続を引き離しながら周回を重ねる。最後は3人でのスプリント勝負となり、吉川が今季2勝目をマークした。
Fクラスタ 結果(35.7km)
1位吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)59分55秒
2位唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)+0秒
3位伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)+1秒
フェミニンリーダー 伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)


E1 森崎英登(Yamanakako Cyclisme Formation)が優勝E1 森崎英登(Yamanakako Cyclisme Formation)が優勝 photo:Satoru KatoE2優勝 小村悠樹(Kochel V.C. Sputnik)E2優勝 小村悠樹(Kochel V.C. Sputnik) photo:Satoru Kato


text&photo:Satoru Kato
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