アイアンマンなどロングディスタンスのトライアスロン向けに開発された、サーヴェロのPXシリーズにセカンドグレードとなる「P3X」が登場。ディスクブレーキに最適化された革新的なY字型フレーム、豊富なストレージ容量、調整幅の広いフィッティング機構などを備えたモンスターエアロマシンだ。同じく国内初お披露目された新型P5 DISCとともに紹介しよう。



サーヴェロ P3Xサーヴェロ P3X photo:Yuto.Murata
長年培ってきたエアロのテクノロジーを活かした開発に力を入れ、ロードレースだけでなくタイムトライアルやトライアスロン競技でも高い人気を誇るサーヴェロ。特に毎年ハワイ島コナで開催されるアイアンマン世界選手権においては、バイクメーカー別シェアNo.1を堅持しており、トライアスリートからも厚い信頼を獲得している。

そんなサーヴェロが”究極のトライアスロンバイク”として2016年に発表したのが、Y字型フレームが特徴的な「P5X」だ。シートチューブとシートステーを取り払った独創的なルックスと、TTバイクにいち早くディスクブレーキを取り入れた点が話題を呼び大きな注目を集めた。そこから約2年半の月日を経て、ついにセカンドグレードとなる「P3X」が登場した。

シートチューブとシートステーを取り払ったY字型のフレームシートチューブとシートステーを取り払ったY字型のフレーム P5Xとは違いワンピースタイプの新設計ベースバーをアセンブルP5Xとは違いワンピースタイプの新設計ベースバーをアセンブル

ダウンチューブ下部のストレージデザインを変更しておりコストダウンを図ったダウンチューブ下部のストレージデザインを変更しておりコストダウンを図った ボリュームあるフロント周辺のデザイン。フォークはエアロヒンジタイプを採用ボリュームあるフロント周辺のデザイン。フォークはエアロヒンジタイプを採用

今回東京都内でサーヴェロの新製品発表会が開催され、先行して発表されていた新型の「P5 DISC」とともにP3Xが初お披露目。アイアンマンレースを戦う戦闘機とも言えるデザインで、P5X同様に見る者を圧倒するオーラを醸し出す。バイクの形状やテクノロジーは上位モデルであるP5Xを踏襲。カーボン積層やストレージデザイン、コックピットパーツなどに変更を加えることでコストダウンを果たしている。

UCI規定に縛られない設計として、エアロ性能向上と重量削減、そしてストレージの容量増を狙ったY字型フレームを採用。BB直上に配置された「Speedcase」とダウンチューブ下部の「Stealthbox 300」、ステム後方の「Smartpak 600」という3つのストレージによって収納力を高めている。P5Xではダウンチューブ内部に収納スペースを設けたが、今作では剛性確保や生産コストカットのためダウンチューブ外側にマウントするデザインへと変更されている。

シートポストのヤグラは前後に無段階で位置調整できるシートポストのヤグラは前後に無段階で位置調整できる 専用のエルゴノミックグリップはベースバーと段差がないデザイン専用のエルゴノミックグリップはベースバーと段差がないデザイン

エクステンションバーにブリッジをかけボトルケージを配置できるエクステンションバーにブリッジをかけボトルケージを配置できる トップチューブバッグはP5Xと違いジッパーレスとすることで軽量化しているトップチューブバッグはP5Xと違いジッパーレスとすることで軽量化している

研究が進んだ最新のカーボンテクノロジーによって、セカンドモデルの位置付けながらP5Xと比較してヘッドチューブで8%、BB部分で15%の剛性増を実現しつつ、フレーム全体で16%の軽量化も達成。さらにアセンブルされる各パーツや小物にまでその軽量化は及んでいる。エアロダイナミクスに関してはP5Xの方が優れたテスト結果が出ているもののその差は僅か。サーヴェロのラインアップではセカンドグレードの位置づけながら、用いられるテクノロジーや実現したスペックにおいては、フラッグシップ級の高性能なバイクに仕上がっている。

ライダーの体格や好みに合わせたセッティングが可能なよう、コックピットパーツやサドルの調整幅は広く取られており、ポジション合わせのためにパーツを交換する煩わしさもない。エクステンションバーは0~15°まで5°刻みで角度を変えられる他、高さも上下に無段階で調整可能。シートポストのヤグラもスライドさせることができ、サドルの前後位置を自由に変更できる。

サーヴェロ P3Xサーヴェロ P3X
飛行機での輸送に配慮し左右に分割できたP5Xのベースバーだが、P3Xでは一体型とし形状も変更。新たにラバータイプのエルゴノミックグリップを装備している。またリアディレイラーハンガーが交換可能となり、ユーザビリティにも配慮されたアップデートを加えている。ホイールクリアランスはP5Xよりも3mm広がった36mmとされ、25Cタイヤ(28mm幅相当)を装着時に左右4mmの余裕を持たせた設計だ。

P3XはシマノULTEGRA Di2で組まれた2種類の完成車がラインアップ。ホイールにDT Swiss ARC 1450を装備したブラックカラーが135万円(税抜)、DT Swiss P1800ホイールのブルー/イエローカラーが110万円(税抜)だ。入荷時期は4月中旬以降を予定している。取り扱いは東商会。

サーヴェロ P3X
シマノULTEGRA Di2+DT Swiss ARC 1450 1,350,000円(税抜)
シマノULTEGRA Di2+DT Swiss P1800 1,100,000円(税抜)



新型P5 DISCも初お披露目(登場時の記事はこちら

タイムトライアルを得意とするトム・デュムラン擁するサンウェブがすでにレース投入している新型のP5 DISC。PXシリーズとは違いUCI規定に沿った設計としながらも、エアロダイナミクスを最大化させる工夫を随所に凝らしたエアロマシンに仕上がる。今回のフルモデルチェンジによって時代に沿ったディスクブレーキ仕様へと変更されており、いかにも最新モデルといった雰囲気を漂わせる。写真で各部をチェックしていこう。

サーヴェロ P5 DISCサーヴェロ P5 DISC photo:Yuto.Murata
スムーズな空気の流れを生み出す専用のエアロボトルを標準装備スムーズな空気の流れを生み出す専用のエアロボトルを標準装備 ホイールとフレームのクリアランスを極限まで詰め乱流の発生を抑えるホイールとフレームのクリアランスを極限まで詰め乱流の発生を抑える

エクステンションバーが二股に別れた特徴的なデザインエクステンションバーが二股に別れた特徴的なデザイン
空力性能向上を狙った後輪を覆い隠すようなリアセクションの造形空力性能向上を狙った後輪を覆い隠すようなリアセクションの造形 トライアスロンで活用できるトップチューブバッグも装備可能だトライアスロンで活用できるトップチューブバッグも装備可能だ

前方投影面積を徹底的に減らしたエアロなコックピットデザイン前方投影面積を徹底的に減らしたエアロなコックピットデザイン
サーヴェロ P5 DISC
シマノDURA-ACE Di2+ENVE SES DISC 5.6 1,700,000円(税抜)
シマノULTEGRA Di2+DT Swiss P1800 1,100,000円(税抜)
フレームセット 750,000円(税抜)

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