フルクラムのベストセラーホイール「RACING 3」にディスクブレーキモデルが登場。トレーニングはもちろん、レースでも使える優れた走行性能がアンダー10万円で手に入る高いコストパフォーマンスでカテゴリー問わず活躍してくれるオールラウンドホイールだ。



フルクラム RACING 3 DBフルクラム RACING 3 DB (c)カワシマサイクルサプライ
エントリーグレードのRACING 7からハイエンドモデルのRACING ZERO CARBONまで、幅広いホイールを展開するフルクラムのRACINGシリーズ。ロープロファイルホイールのベンチマークとして幅広い層のサイクリストから支持されているシリーズだ。その中でも走行性能とコストパフォーマンスを両立し、様々なシーンで活躍するRACING 3のディスクブレーキモデルが登場した。

RACING 3 DBは同社のラインアップにおけるアルミリム+ステンレススポークの最上級モデル。上位モデルのRACING ZEROはアルミスポークを採用しており、ホイール全体の剛性は高い一方で乗り心地を犠牲にしていた面もあった。実際にRACING 3 DBはRACING ZEROよりも25%快適な乗り心地を実現しており、バランスの良い性能が大きな特徴となる。

ボリュームアップしたリムはR2切削加工により剛性と軽量性を両立ボリュームアップしたリムはR2切削加工により剛性と軽量性を両立 (c)カワシマサイクルサプライ
フロントはブレーキ側に14本のスポークを配置し強力な制動力に対応するフロントはブレーキ側に14本のスポークを配置し強力な制動力に対応する (c)カワシマサイクルサプライリアはドライブサイドにスポークを集め、オーバーサイズフランジによりロスの少ないパワー伝達を実現するリアはドライブサイドにスポークを集め、オーバーサイズフランジによりロスの少ないパワー伝達を実現する (c)カワシマサイクルサプライ


リムは内幅19mm、外幅23.8mmというプロファイルに。リムブレーキモデルの内幅17mm、外幅22.5mmと比べると若干のボリュームアップを果たしており、最大42mmのワイドタイヤを装着可能となっている。クリンチャー/チューブレスに対応する2-WAY FITの設計で、一般的なロードバイクとともにグラベルロードやシクロクロスにも使いやすいホイールに仕上がっている。

リムハイトは前後共に28mmと揃えられ、フロントリア共に21本のスポークをTwo to Oneパターンで組み上げる。フロントはディスクブレーキの制動力に対応するため反ドライブ側、リアはロス無く駆動力を伝えるためドライブ側に14本のスポークを配置。ディスクロードに最適化されたスポークパターンとなっている。

オーバーサイズアルミフランジやカップ&コーン式のベアリングなど、ハブスペックはリムブレーキモデルと同様。フリーボディはシマノ、カンパニョーロに対応しており、重量は前後セットで1,660gだ。価格は91,000円(税抜)で、取り扱いはカワシマサイクルサプライ。




フルクラム RACING 3 DB
タイヤタイプ:2-WAY FIT(クリンチャー/チューブレス)
リム素材:6082-T6アルミニウム、R2切削加工
リムプロファイル:ハイト28mm、外幅23.8mm
スポーク:ストレートプル エアロタイプ、ステンレス・ダブル・バテッド
スポーキング:フロント21本(L14本-R7本)、リア21本(L7本-R14本)
ハブ:アルミ製ボディ、オーバーサイズフランジ、カップ&コーン
カセット:シマノ用、カンパ用
ニップル:アルミ製
重 量:1,660g(前後セット)
価 格:91,000円(税抜)

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