ハイスピードかつテクニカルなコースで開催されたDVVフェルゼクリンゲン・トロフェー第5戦。圧倒的な走りを見せたマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)が今季19勝目を飾り、U23に出場した織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)は30位で完走を果たしている。



序盤からレースをリードするマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)序盤からレースをリードするマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) (c)CorVos
合計8戦開催されるDVVフェルゼクリンゲン・トロフェーも、折り返しを過ぎて早や第5戦。UCIワールドカップ第7戦から僅か2日後、オランダ国境と近いロエンハウトにて開催された「アーゼンクロス」で、再びトップクラスのCXレーサーたちが火花を散らした。

前戦に引き続いて3度の世界王者戴冠経験を持つゼネク・スティバル(チェコ、クイックステップフロアーズ)が出走した男子エリートレースは、連勝街道を突き進むマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)のホールショットで幕開ける。ここからファンデルポール自身も予想していなかったという、圧巻の独走劇が始まることとなった。

ハイペースを生み出す直線区間が多く、かつバニーホップスキルが試される数カ所の大きな溝や、細かなアップダウン、180度ターン、そして名物の大きなウォッシュボード区間が連続するロエンハウトのコース。この日は気温が0度近くまで下がったためコースの大半が固まり、かつ湿り気を帯びた泥に薄く覆われたことで非常にスリッピーなコンディションに見舞われた。

圧倒的なペースで独走するマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)圧倒的なペースで独走するマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) (c)CorVos
スリッピーなコースではいたるところでスリップダウンが多発したスリッピーなコースではいたるところでスリップダウンが多発した (c)CorVosアメリカ王者のステフェン・ハイド(アメリカ、Cannondale P/B Cyclocrossworld.com )アメリカ王者のステフェン・ハイド(アメリカ、Cannondale P/B http://Cyclocrossworld.com (c)CorVos


ファンデルハール序盤こそトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)らと絡んでいたものの、すぐに先頭に。「位置取りは完璧だったけれど、単純にマチューに着いていけなかった」と振り返るヴァンアールトらは終えず、欧州王者はフィニッシュまで続く独走体制を組み上げた。

一方実力が拮抗した2位以下は、出入りの激しい激しい勝負が繰り広げられた。ヴァンアールトやフライオーバーを飛び切って大観衆を沸かせるアールツ、マイケル・ヴァントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)、ティム・メルリエ(ベルギー、クレラン・シャルル)、ローレンス・スウィーク(ベルギー、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス)、更にトム・メーウセン(ベルギー、コレンドン・サーカス)という6名がこの中に入る。

レース中盤にはヴァントーレンハウトとヴァンアールトが抜け出すかに思われたが、牽制が入ったことで再び勝負は振り出しに。ここでスウィークは2度のチェーン落ちで脱落し、続いて溝を斜めに横切る区間でメルリエが落車。高速コース故に2人は復帰できず、攻めるアールツを先頭に4人のベルギー勢が激しく火花を散らした。

積極的2番手グループを牽引したトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)積極的2番手グループを牽引したトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア) (c)CorVos10番手付近でレースを沸かせたゼネク・スティバル(チェコ、クイックステップフロアーズ)10番手付近でレースを沸かせたゼネク・スティバル(チェコ、クイックステップフロアーズ) (c)CorVos今季限りでの引退を表明しているケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)今季限りでの引退を表明しているケヴィン・パウエルス(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) (c)CorVos


その後方、スティバルはラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)ら屈指のCX選手たちと共に10番手付近を走行。帰ってきた元世界王者の好走にコースサイドからは大声援が送られた。

そして、数度ミスを出しつつもハイペースを刻み続けたファンデルポールが今季19勝目をマーク。総合成績がフィニッシュタイムで争われることから最後まで追い込んでフィニッシュした23歳は、「あんなに長く独走することになるとは思っていなかった。もちろん僕もコンディションが良いとは言え、自分自身ちょっと驚いてしまったよ」と語っている。

最後まで追い込んでフィニッシュしたマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)最後まで追い込んでフィニッシュしたマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) (c)CorVos
DVVフェルゼクリンゲン・トロフェー2018-2019第5戦表彰台DVVフェルゼクリンゲン・トロフェー2018-2019第5戦表彰台 (c)CorVos
2番手グループは熾烈な振い落としの末、アールツがヴァンアールトを引き離す形でスプリント勝負に持ち込まれた。アールツ有利だったものの、ロングスパートで踏み込んだヴァンアールトが交わして先着。今シーズン幾度も表彰台を分け合っている3人が再びこの日1-2-3となった。

またこの日、ロードレースさながらの熾烈な展開となった男子U23レースでは、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がトップから2分遅れの30位で完走を果たした。ビッグレース連戦が続く織田は「今日は最前列からのスタートで、スタートで埋もれてしまいましたが20番手程度で最初の溝飛びをクリアできました。前半はヨーロッパ特有の高速コーナーや立ち上がりのもがきで遅れ番手を下げてしまうことが多かったですが、中盤以降はパックで走ることができ、コーナーの進入や立ち上がりを真似しながら走ることができました。最後は2、3人でスプリントで先着することができ30位でした。しっかりと最後まで走ることができ、コーナーの処理も1周目より最終周の方が余裕を持ってできたので少しずつこちらの高速コーナーなど、コースに適応していきたい」と確かな手応えを掴んでいるようだ。同じレースの梶鉄輝もフルラップの65位で終えている。
男子エリート結果
1位マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)1:00:51
2位ワウト・ヴァンアールト(ベルギー、チベル・セボンオフロードチーム)1:01:31
3位トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)1:01:32
4位マイケル・ヴァントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)1:01:40
5位トム・メーウセン(ベルギー、コレンドン・サーカス)1:01:43
6位コルヌ・ファンケッセル(オランダ、テレネット・フィデア)1:01:51
7位ヨリス・ニューウィンハイス(オランダ、サンウェブデヴェロップメント)1:01:51
8位ティム・メルリエ(ベルギー、クレラン・シャルル)1:01:58
9位エリ・イゼルローン(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)1:02:08
10位イェンス・アダムス(ベルギー、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス)1:02:13
男子U23結果
1位ベン・ターナー(イギリス、コレンドン・サーカス)0:51:37
2位ティモ・キーリッヒ(ベルギー、ステイラーツ777)0:51:38
3位ロリス・ルイエ(スイス)0:51:38
30位織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)0:53:25
65位梶鉄輝0:57:59
text:So.Isobe
photo:CorVos
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