バーレーン・メリダがクロアチアでチームプレゼンテーションを開催し、2019年のチームジャージを発表。出席した新城幸也のコメントと共に紹介します。



キャンプ地であるクロアチアで開かれたバーレーン・メリダのチームプレゼンテーションキャンプ地であるクロアチアで開かれたバーレーン・メリダのチームプレゼンテーション (c)Team Bahrain Merida
プレゼンテーションが開催されたのは、現在チームキャンプが開催されているアドリア海に浮かぶクロアチアの島、フヴァル島。チームの総合リーダーを務めるヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)新城幸也のほか、TT世界王者のローハン・デニス(オーストラリア)やダミアーノ・カルーゾ(イタリア)といった8名の新規加入選手も顔を揃えた。

会見で語られたニバリの目標は、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスをダブル制覇すること。また、デニスはグランツールでニバリをアシストしつつ、TTにおいて自身の勝ちを狙う。

来季のチームキットも発表された。引き続き赤紺金の3色基調のジャージを纏う来季のチームキットも発表された。引き続き赤紺金の3色基調のジャージを纏う (c)Team Bahrain Merida
会見ではイギリスのモータースポーツカンパニーであるマクラーレンとのパートナーシップ締結も発表が行われた。かつてスペシャライズドの製品開発やロンドン五輪でイギリス代表チーム強化にも携わった同社は、これまで培った機材スポーツの経験をロードレースに落とし込むことでチームのパフォーマンス向上に繋げていくという。

プレゼンテーションに出席した新城幸也プレゼンテーションに出席した新城幸也 (c)Bettini Photo以下はプレゼンテーションに出席した新城幸也のコメント。新城は、22日にクロアチアから帰国し、24日から恒例のタイ合宿に出発。年末年始をタイで過ごし、1月5日にはオーストラリア、アデーレードに飛び、現地で1週間のチームキャンプののち、15日~20日まで2019年のワールドツアー初戦、ツアー・ダウンアンダーに出場予定だという。

「豪華でしたねー!規模の大きさで、チームの気合を感じました(笑)昨年はタイでの個人合宿を優先し、チーム合宿に参加しなかったので、とても新鮮な気分です。新しいマシンやジャージに囲まれると、ワクワクしますね!これから来年のレーススケジュールも監督と話し合い、決まってきますし。まだまだ合宿は続くので、しっかりいろいろなことを吸収してきたいと思います。

また、今シーズンは日本滞在期間が短く、ファンの皆様との交流の時間も思うように確保できなかったり、お世話になった皆様がたへのご挨拶が行き届かず、申し訳ない思いですが、来年はしっかり結果を出し、皆様に良い報告ができますよう、しっかりと準備してまいります。」(TEAM ユキヤ通信より)