チャレンジ　シクロクロスタイヤに待望のチューブレスレディモデルが登場

シクロクロスタイヤの定番ブランド、チャレンジから新たにチューブレスレディ対応のCXタイヤが登場した。トレッドパターンごとにオールラウンドのGRIFO、マッドコンディション向けのLIMUS、芝などの硬く締まった路面に最適なCHICANEという3モデルがラインアップされる。

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チャレンジからチューブレスレディに対応したシクロクロスタイヤが登場 (c)カワシマサイクルサプライ
イタリアの名門レーシングタイヤブランド、チャレンジ。世界でも僅かしかないハンドメイドチューブラータイヤを製造するブランドであり、ロードやシクロクロス共に高品質、高性能なレーシングタイヤを生み出している。そんなチャレンジが新たにチューブレスレディ対応のシクロクロスタイヤをリリース。トレッドパターンの異なる3種類のモデルが登場する。

スポーツサイクル向けのタイヤシステムとして近年注目されているチューブレスレディ。今まで主流であったクリンチャータイヤに比べ、低空気圧で走ることが出来るためグリップ力が増し、パンクリスクも軽減出来る。その上、チューブがないことによる摩擦抵抗の減少で転がり性能も向上するという一石三鳥なシステムである。

チャレンジ GRIFO TLR (c)カワシマサイクルサプライ
今回チャレンジのシクロクロスタイヤの中でも人気のGRIFO（グリフォ）、LIMUS（ライムス）、CHICANE（シケイン）という3つのモデルからチューブレスレディタイプが発売となった。それぞれ異なるトレッドパターンを持ち、レースの路面コンディションによって使い分けができるラインアップとなっている。

GRIFO TLRはチャレンジのCXタイヤラインアップの中でも全ての基本となるオールラウンドモデル。あらゆるコンディションに対して優れたグリップを発揮するようバランスよくノブが配置されており、様々な路面状況が混在するコースにも対応する万能な走りを見せてくれる。

チャレンジ LIMUS TLR (c)カワシマサイクルサプライ
LIMUS TLRはハードな泥コンディションでのグリップ力を優先させたマッドタイヤ。高めのノブを採用することで深い泥でもしっかりと路面をキャッチしトラクションを掛け続ける。サイドにはYブロックを配置し、キャンバーセクションなどでのグリップ性能もしっかりと確保している。

CHICANE TLRはトップ部分をヤスリ目にすることで、転がり性能を向上させたドライタイヤ。芝生やしっとりと轍の出来るような乾燥した路面状況に最適なタイヤである。サイドには高さのあるY型ノブを配置しておりコーナリング時のグリップを稼ぐパターンを採用している。

いずれのモデルもタイヤサイズは700×33Cで、適用リム内幅は15-19mmまで。カラーはブラック×ブラックのみの展開で、価格は5,280円（税抜）だ。

チャレンジ CHICANE TLR (c)カワシマサイクルサプライ
チャレンジ シクロクロスチューブレスレディタイヤ
トレッドパターン：GRIFO、LIMUS、CHICANE
サイズ：700×33C
適用リム幅：15-19mm
空気圧：3.1bar-5.1bar、40psi-75psi
カラー：ブラック×ブラック
価格：5,280円（税抜）

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チャレンジ クリンチャーマウントツール

チャレンジ クリンチャーマウントツール (c)カワシマサイクルサプライリムとタイヤの相性が悪く、タイヤを嵌めるのが困難という場面で役立つクリンチャーマウントツールも登場。先端のコの字の部分をリムに当て、内側にフックした部分でタイヤをはめ込むことで、誰でも簡単にクリンチャータイヤを装着することが可能となるアイテムだ。チューブなどを引っ掛けて傷つけてしまう危険性も低く、力の弱い女性などにも重宝するだろう。価格は1,560円（税抜）。

チャレンジ クリンチャーマウントツール
価格：1,560円（税抜）