3月16日に台湾で開催されたツール・ド・台湾第3ステージで、宮澤崇史(日本ナショナルチーム)が上りスプリントを制し、ステージ優勝を飾った。日本人選手のステージ優勝は2日連続。2位には鈴木真理(シマノレーシング)が入っている。

序盤から逃げを試みた3名序盤から逃げを試みた3名 photo:www.tourdetaiwan.org.tw第3ステージは台湾中西部の彰化県(しょうかけん)を舞台にした136kmで行なわれた。コースプロフィールによると、ラスト1kmから標高差100mを駆け上がる。特にラスト600mからは勾配の険しい激坂だ。

レースは序盤から3名の逃げが形成されたが、ゴールまで2kmを残して吸収。集団は愛三工業レーシングチームが牽いてゴール手前の上りに突入した。

ラスト600mからの激坂で品川真寛(愛三工業レーシングチーム)が飛び出したが、その後方から鈴木真理(シマノレーシング)が追い上げて先頭に。しかし鈴木の番手を取っていた宮澤がゴール直前で先頭に立つと、そのまま両手ガッツポーズでゴールに飛び込んだ。

上りスプリントで鈴木とダウニングを下した宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム)上りスプリントで鈴木とダウニングを下した宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム) photo:www.tourdetaiwan.org.tw

宮澤は普段チームニッポに所属しているが、このツール・ド・台湾には日本ナショナルチームの一員として出場している。大学生が多く出場しているチームの中ではキャプテン的存在だ。

ステージ優勝を飾った宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム)ステージ優勝を飾った宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム) photo:www.tourdetaiwan.org.tw宮澤は自身のブログの中で「今年1勝目。自分の力の出し方が変わってきていることを感じる。今年は『大きな力を出す』走りが出来るポジションに変更。今までの心地よくて乗りやすいポジションから大きく変化したが、その走りに慣れて来た?体の変化をとても感じているので、良い方向に向くことを願っている。明日からも気持ちをコンティニュー(継続)して頑張るぞ!」とコメントしている。

2位に入ったのは、昨年同じコースレイアウトの第4ステージで優勝を飾った鈴木真理。2年連続のステージ優勝を逃した鈴木は「先行が少し長すぎて、最後にスピードが落ちてしまった」と敗因を語った。4位に品川真寛(愛三工業レーシングチーム)、6位に綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)が入り、日本人選手4名がトップ10入りを果たした。

メイン集団が大きく遅れずゴールしたため、デーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・アジアレーシング)がリーダージャージをキープ。宮澤が総合6位、綾部が総合11位につけている。

ツール・ド・台湾は3月20日まで、全7ステージで開催される。

レース展開はレース公式サイト、ならびに各チーム公式サイトより。

ツール・ド・台湾2010第3ステージ
1位 宮澤崇史(日本、日本ナショナルチーム)                3h13'28"
2位 鈴木真理(日本、シマノレーシング)
3位 ディーン・ダウニング(イギリス、ラファ・コンドル・シャープ)
4位 品川真寛(日本、愛三工業レーシングチーム)                +02"
5位 ロジェ・ブーシャ(スイス、CKT Tmitチャンピオンシステム)
6位 綾部勇成(日本、愛三工業レーシングチーム)
7位 キム・ヨンウク(韓国、クムサン・ジンセン・アジア)
8位 スモーレン・トマス(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)
9位 ハーウィン・ジャヤ(インドネシア、ポリゴン・スウィートナイス)      +08"
10位 ホンキース・アドリアン(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)

text:Kei Tsuji
photo:www.tourdetaiwan.org.tw

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