一つ一つハンドクラフトするカーボンサドルブランドのゲル。今回リリースされたのは重量が±38gとボトルケージ並みに軽量になった「K3」と、同様の座面形状を採用した強化モデル「K4」という2モデル。全てがカーボンながら人間工学に基づいたデザインとすることで快適性を獲得したサドルを紹介しよう。



ゲル K3ゲル K3 (c)トライスポーツ
大きな座面のホールとパンチング加工によって快適性と軽量性を実現する大きな座面のホールとパンチング加工によって快適性と軽量性を実現する (c)トライスポーツわずか39gという重量を達成した薄型座面のK3わずか39gという重量を達成した薄型座面のK3 (c)トライスポーツ


カーボンサドルを主力とするポルトガルのブランド・gelu(ゲル)。マリンスポーツ機材や飛行機などカーボンを使用する業界でキャリアを積み、カーボンに関する知見を得たアンヘル・イワノフ氏が立ち上げた新進気鋭のブランドだ。彼が手掛けるサドルの特徴はどれも軽量であること。そして、今回サドルとして世界最軽量を実現した「K3」をリリースするに至った。

K3の重量は僅か±38g。ゲルのサドルラインアップの中で最も小さい242×122mmというサイズを採用し、サドル中央部に大きな開口部を開けるとともに、座面も肉抜き加工を施すことで、30g台という驚きの重量を実現するに至った。圧倒的な軽さを誇る一方で、制限体重も85kgと他のモデルと比較しシビア。大柄なスプリンターというよりは、細いヒルクライマー向けと割り切る必要がある。

サドル中央部の穴は軽量化に加えて快適性の向上にも寄与している。開発段階で整体師や整形外科医といった医療的専門家からのアドバイスを受けたデザインを採用しているため、長時間のサイクリングでのストレスも軽減してくれるだろう。

ゲル K4ゲル K4 (c)トライスポーツ
サドル中央部は小さなホールと溝という組み合わせだサドル中央部は小さなホールと溝という組み合わせだ (c)トライスポーツK4のサドル形状はK3とほぼ同様だK4のサドル形状はK3とほぼ同様だ (c)トライスポーツ


また今回はKシリーズの座面形状を採用しながら、K3よりも高い強度を感じさせるK4もリリースされている。K4は座面中央部が大きな開口部ではなく、溝がメイン、小さなホールが開けられたデザインを採用。座面のパンチング加工も省略される。

このデザインの違いによってK4の重量は±59gに。体重制限は115kgまで引き上げられている。また、K3がロードのみ推奨されていたが、K4はロードとMTBで使用できるとアナウンスされていることもポイントだ。製造は100%ハンドメイドで行われており、フルカーボンサドルでありながら高い品質を維持しているとのこと。自転車の軽量化を追い求めるサイクリストにピッタリのサドルだろう。



ゲル K3
サイズ:242×122mm
重量:±38g
体重制限:85kg
価格:68,000円(税抜)

ゲル K4
サイズ:242×122mm
重量:±59g
体重制限:115kg
価格:48,000円(税抜)

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