ワールドチームのUAEチームエミレーツの選手たちが使用するMETのハイエンドヘルメットTRENTA 3K CARBON。2019年ラインアップで新たに追加されたニューカラー「ブラック イリディセント」を紹介しよう。


MET TRENTA 3K CARBON(ブラック イリディセント)MET TRENTA 3K CARBON(ブラック イリディセント)
MANTAやRIVALEなどコストパフォーマンスに優れるエアロダイナミクス重視のヘルメットを用意するMET(メット)。そのラインアップの頂点に君臨するのがTRENTAシリーズであり、そのトップモデルがTRENTA 3K CARBONだ。特徴は通気性と空力性能をハイレベルでバランスさせた、世界の最高峰のレースで活躍するほど優れた性能。

通気性を高めるため19個のベンチレーションホールとシェル内部のチャネルによって空気の流れを確保。頭頂部のベンチレーションホールはNACA VENTと呼ばれるもので、空気の流れを絞ることで勢いよく空気が流れ込むベンチュリー効果を生み出す通気口となっている。前頭部、頭頂部から効率的に空気を取り込み、後部に大きく開けられた排気口から空気を逃がすことで、ヘルメット内部の通気性を向上させる設計となっている。

また、後部の排気口には斜め25度の角度でデフレクターが設けられており、頭を下に向けたときでも積極的に排気を促すよう設計されているため、アグレッシブなポジションでも通気性を保ってくれるのだという。さらに、TRENTAは頭部の30%だけがヘルメットと接触するように設計されており、残り70%の部分は風の通り道となるため常に快適性が保たれる設計を採用している。

風洞実験によって空力性能を煮詰めている風洞実験によって空力性能を煮詰めている 後頭部の排気ポートから大量の空気を排出するデザイン後頭部の排気ポートから大量の空気を排出するデザイン

TRENTA 3K CARBONはカーボン素材の骨格で強化されているTRENTA 3K CARBONはカーボン素材の骨格で強化されている シェルのブリッジ部分はカーボン素材を使用しており、特殊な塗料で彩られるシェルのブリッジ部分はカーボン素材を使用しており、特殊な塗料で彩られる


このように通気性に関して非常に多くのテクノロジーを投入すると同時に、アウターシェルは空力を追求する開発が行われている。セミエアロなシェルの形状は高度なCFD解析と風洞実験を繰り返し、45km/h走行時には同社エアロヘルメットのMANTAに比べ4%、従来型のヘルメットに比べ7%の空気抵抗低減に成功しているという。

帽体形状はTRENTAシリーズで共通しているが、TRENTA 3K CARBONは3Kカーボン製骨格とブリッジを採用することで、安全性を犠牲にすること無くEPSフォームの密度が通常モデルに対して20%削減することに成功している。これは軽量化につながっており、Mサイズ215gという軽量な重量を達成させている。

今回紹介するのは2019年モデルにラインアップされるブラック イリディセントカラー。アウターシェルの樹脂部分はマットブラック、3Kカーボンが露出する部分は特殊なクリアカラーで彩られている。そして、このクリアカラーは3Kカーボンの編み目が見えるものの、見る角度によってエメラルドグリーンに見える特殊な塗料。シンプルな見た目ながらも、この特別豪華な雰囲気が演出されるブラック イリディセントカラーはフラッグシップモデルに相応しい。価格は35,500円(税抜)。

ヘルメット内部は空気が流れるデザインヘルメット内部は空気が流れるデザイン 額からも空気が取り込まれるデザインだ額からも空気が取り込まれるデザインだ


MET TRENTA 3K CARBON
カラー:ブラック イリディセントカラー
サイズ:S(52-56cm)、M(54-58cm)、L(59-62cm)
重 量:215g(Mサイズ)
価 格:35,500円(税抜)