伊豆ベロドロームで開催されたトラック競技の全日本選手権とパラサイクリング選手権の2日目。男子は窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が、チームパーシュート、ポイントレース、マディソンで優勝し、前日の個人パーシュートとあわせて4冠達成。女子は梶原悠未(筑波大学)が、ポイントレースとチームスプリントで優勝し、前日に優勝した2種目と合わせて4冠を達成した。女子スプリントでは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が10連覇を達成して引退を表明。有終の美を飾った。



全日本選手権2日目のベロドローム全日本選手権2日目のベロドローム photo:Kensaku SAKAI
チームスプリント

男子チームスプリント 優勝した明治大学男子チームスプリント 優勝した明治大学 photo:Kensaku SAKAI女子チームスプリント 優勝は茨城県女子チームスプリント 優勝は茨城県 photo:Kensaku SAKAI

男子チームスプリント  表彰式男子チームスプリント 表彰式 photo:Kensaku SAKAI女子チームスプリント  表彰式女子チームスプリント 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

男子は、この種目の今年のインカレ優勝チームでもある明治大学が優勝し、全日本連覇。女子は梶原悠未(筑波大学)と山口真未(エクストリームつくば)が組んだ茨城県チームが、大会新記録となる35秒015を出して優勝した。
チームスプリント 結果
男子(250m×3)女子(250m×2)
1位明治大学(隈園・板倉・荒川)45秒172茨城県(梶原・山口)35秒015(大会新)
2位早稲田大学(中野・安倍・納家)46秒383日本体育大学(中村、松本)37秒197
3位中央大学(梶原大地・梶原海斗・東矢)46秒965Ciel Bleu 鹿屋(西島・山本)
4kmチームパーシュート 決勝

 男子チームパシュート 優勝したチームブリヂストンサイクリング 男子チームパシュート 優勝したチームブリヂストンサイクリング photo:Kensaku SAKAI
男子チームパシュート 大学生チームの中央大学が2位男子チームパシュート 大学生チームの中央大学が2位 photo:Kensaku SAKAI男子4kmチームパーシュート 表彰式男子4kmチームパーシュート 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

チームブリヂストンサイクリングと中央大学の決勝戦となったチームパーシュートは、日本記録更新を狙うチームブリヂストンサイクリングが圧倒して追い抜き勝ち。勝負が決まった後も走行を続け、日本記録更新はならなかったものの、前日の大会記録を上回る4分2秒645というハイペースで走りきった。
男子エリート 4kmチームパーシュート決勝 結果
1位チームブリヂストンサイクリング(窪木・近谷・原田・沢田)4分2秒645
2位中央大学(村田・青木・今村・橋本)
3位岐阜県(渡邉・栗山・棚瀬・亀谷)4分12秒713
4位福井県自転車競技連盟(荒井・齋藤・碇・廣瀬)4分18秒351
スクラッチ

男子スクラッチ 最終周回を単独で先行する沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)男子スクラッチ 最終周回を単独で先行する沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング) photo:Kensaku SAKAI男子スクラッチ 表彰式男子スクラッチ 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

15km60周で行われた男子スクラッチ。レース後半、逃げを追って飛び出した徳田匠(鹿屋体育大学)が独走に持ち込み、集団をラップ目前まで追い込む。しかしあと一歩足りずにレース終盤吸収される。最終周回に入る直前、沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング )が飛び出して独走。そのまま逃げ切って優勝を決めた。

女子スクラッチ スプリントを制したのは鈴木奈央(JPCA)女子スクラッチ スプリントを制したのは鈴木奈央(JPCA) photo:kensaku SAKAI女子スクラッチ 表彰式女子スクラッチ 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

10km40周で行われた女子は、残り2周で中村妃智(日本写真判定)、古山稀絵、中村愛花(日本体育大学)鈴木奈央(JPCA)の4名の逃げが決まる。この4人がそのまま最後まで逃げ切り、鈴木が先着して優勝した。
スクラッチ 結果
男子(15km)女子(10km)
1位沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング)17分55秒000鈴木奈央(JPCA)13分35秒904
2位新村 穣(CS Slinger)中村妃智(日本写真判定)
3位山田康太(京都産業大学)古山稀絵(日本体育大学)
4位池西拓海(明治大学)中村愛花(日本体育大学)
5位宇佐美元基(同志社大学)石上夢乃(横浜創学館高校)
6位兒島直樹(祐誠高校)菅原朱音(八戸学院大学)
ポイントレース

男子ポイントレース 終盤の逃げを引く窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)男子ポイントレース 終盤の逃げを引く窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) photo:kensaku SAKAI
男子ポイントレース ポイント周回の最終コーナーを立ち上がる窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)と今村駿介(中央大学)男子ポイントレース ポイント周回の最終コーナーを立ち上がる窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)と今村駿介(中央大学) photo:kensaku SAKAI男子ポイントトレース 表彰式男子ポイントトレース 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

前日の予選を勝ち上がった20名で行われた男子のポイントレース。レース中盤に窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)と渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)が先行し、今村駿介(中央大学)、渡邉慶太(明治大学)、植益和行(大阪産業大学)の3人が合流して逃げる。5人の逃げは集団をラップ。さらに終盤にも逃げに乗った窪木がポイントを積み重ね、2位以下に20ポイントの差をつけて優勝した。

女子ポイントレース すべてのポイント周回をで1位通過した梶原悠未(筑波大学)女子ポイントレース すべてのポイント周回をで1位通過した梶原悠未(筑波大学) photo:Kensaku SAKAI
女子ポイントレース 2位争いの橋本優弥(岐阜県)と中村妃智(日本写真判定)が競り合う女子ポイントレース 2位争いの橋本優弥(岐阜県)と中村妃智(日本写真判定)が競り合う photo:Kensaku SAKAI女子ポイントレース 表彰式女子ポイントレース 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

20kmで行われた女子は梶原悠未(筑波大学)が他を圧倒。7回の途中ポイント周回全てを1位通過し、フィニッシュもトップを獲って優勝を決めた。

4冠達成の梶原悠未コメント
「4種目で金メダルを獲得することができ、よかったです。10月からのワールドカップシーズンインに向け、更にレベルアップしていけるよう準備していきます。月曜日から大学の授業が始まるので、学業も頑張ります!」
ポイントレース 結果
男子(30km)女子(20km)
1位窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)56p梶原悠未(筑波大学)45p
2位渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)36p中村妃智(日本写真判定)17p
3位今村駿介(中央大学)34p鈴木奈央(JPCA)10p
4位渡邉慶太(明治大学)30p上野みなみ(Ciel Bleu 鹿屋)9p
5位植益和行(大阪産業大学)27p橋本優弥(岐阜県)8p
6位近谷 涼(チームブリヂストンサイクリング)15p古山稀絵(日本体育大学)6p
スプリント

男子スプリント決勝 2連勝した深谷知広(Dream Seeker Racing Team)が優勝男子スプリント決勝 2連勝した深谷知広(Dream Seeker Racing Team)が優勝 photo:Kensaku SAKAI男子スプリント 表彰式男子スプリント 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

男子は、上位4人が大会記録を上回るハイレベルな予選を経て決勝に進んだ深谷知広(Dream Seeker Racing Team)と、渡邉一成(JPCA)の対戦。1本目はまくり、2本目は早駆けと自在な走りを見せた深谷が渡邉を下して優勝した。

女子スプリント決勝 3回戦を先着した前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が優勝女子スプリント決勝 3回戦を先着した前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が優勝 photo:Kensaku SAKAI女子スプリント 表彰式女子スプリント 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

女子は前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)の決勝戦。3回戦までもつれた勝負を前田が制して優勝。この種目10連覇を達成した。前田はこのレースをもって現役引退を表明している。
スプリント 結果(タイムは予選の200mフライングTT)
男子女子
1位深谷知広(Dream Seeker Racing Team)9秒839(大会新)前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)11秒393
2位渡邉一成(JPCA)9秒923(大会新)太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)11秒487
3位新田祐大(Dream Seeker Racing Team)10秒043(大会新)岡本二菜(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)11秒978
4位雨谷一樹(JPCA)10秒140西島叶子(Ciel Bleu 鹿屋)12秒058
5位脇本雄太(JPCA)10秒052(大会新)
6位中野慎詞(早稲田大学)10秒272
男子マディソン

男子マディソン 優勝したチームブリヂストンサイクリング1の窪木一茂と近谷涼男子マディソン 優勝したチームブリヂストンサイクリング1の窪木一茂と近谷涼 photo:Kensaku SAKAI
男子マディソン 新村穣と渡邉慶太のCS Slingerは2位男子マディソン 新村穣と渡邉慶太のCS Slingerは2位 photo:Kensaku SAKAI男子マディソン 表彰式男子マディソン 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

11チームが出走して30kmで行われた男子マディソンは、チームブリヂストンサイクリングが毎周回ポイントを加算。11回ある途中ポイント周回のうち6回を1位通過して48ポイントを獲得。2位のCS Slingerに倍以上の大差をつけて優勝した。

窪木一茂コメント
「一生に一回しか無い東京オリンピックに向けてみんなで頑張っていきたい」

近谷涼コメント
「東京オリンピックに向けてUCIポイントの獲得が始まる。まだまだ力が足りないので一日一日を大事にトレーニングしていく」
男子マディソン 結果(30km)
1位チームブリヂストンサイクリング(窪木・近谷)48p
2位CS Slinger(新村・渡邉)22p
3位チームブリヂストンサイクリング2(沢田・原田)21p
4位福岡県(貝原・今村)19p
5位日本体育大学A(當原・滿田)18p
6位京都産業大学(清水・曽我部)6p
日本パラサイクリング選手権 結果
パラサイクリング選手権 1kmTT優勝 川本翔大(チームブリヂストンサイクリング )パラサイクリング選手権 1kmTT優勝 川本翔大(チームブリヂストンサイクリング ) photo:Kensaku SAKAIパラサイクリング選手権 1kmTT表彰式パラサイクリング選手権 1kmTT表彰式 photo:Kensaku SAKAI

パラサイクリング選手権 4km個人パーシュート優勝 木村和平・倉林巧和(楽天ソシオビジネス)パラサイクリング選手権 4km個人パーシュート優勝 木村和平・倉林巧和(楽天ソシオビジネス) photo:Kensaku SAKAIパラサイクリング選手権 1kmTT 表彰式パラサイクリング選手権 1kmTT 表彰式 photo:Kensaku SAKAI
500mタイムトライアル 
1位野口佳子(チームブリヂストンサイクリング、WC2)42秒661
2位藤井美穂(楽天ソシオビジネス、WC2)48秒817
3位長瀬亜衣(大阪ガス、WC1)
1kmタイムトライアル
クラス・MCクラス・MB
1位河本翔大(チームブリヂストンサイクリング、MC2)1分8秒129木村和平・倉林拓和(楽天ソシオビジネス、MBP)53秒579
2位小池岳太(JTBコミュニケーションデザイン、MC5)1分14秒214大城竜之・高橋仁(チームチェブロ、MBP)1分27秒643
3位沼野康二(usp lab.VCSPLENDOR、MC5)葭原滋男、大木卓也(パラドライブ、MBP)1分14秒243
3km個人パーシュート
1位野口佳子(チームブリヂストンサイクリング、WC2)3分42秒639
2位河本翔大(チームブリヂストンサイクリング、MC2)3分48秒128
3位藤井美穂(楽天ソシオビジネス、WC2)4分5秒726
4km個人パーシュート
クラス・MC
1位小池岳太(JTBコミュニケーションデザイン、MC5)5分15秒583
クラス・MB
1位木村和平・倉林拓和(楽天ソシオビジネス、MBP)4分24秒407
2位大城竜之・高橋仁(チームチェブロ、MBP)4分56秒343
photo:Kensaku SAKAI
text&edit:Satoru Kato
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