トラック競技の全日本選手権とパラサイクリング選手権が、9月8日(土)伊豆ベロドロームで開幕した。初日は12種目で決勝が行われ、男子はチームブリヂストンサイクリング勢が新記録を連発。4km個人パーシュートの予選では、窪木一茂が日本記録を樹立した。女子はアジア大会代表勢が活躍。梶原悠未(筑波大学)が3km個人パーシュートとマディソンで優勝した。



伊豆ベロドロームが全日本選手権トラックの会場伊豆ベロドロームが全日本選手権トラックの会場 photo:Kensaku SAKAI
今年のトラック競技の全日本選手権は、9月8日と9日の2日間に渡り開催される。会場は2020年東京オリンピックにも使用される伊豆ベロドロームの250m板張りバンク。アジア大会代表組も出場し、初日から新記録が連発した。

女子500mタイムトライアル

女子500mタイムトライアル優勝 山口真未(エクストリームつくば)36秒147女子500mタイムトライアル優勝 山口真未(エクストリームつくば)36秒147 photo:Kensaku SAKAI女子500mタイムトライアル 表彰式女子500mタイムトライアル 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

36秒台の争いとなった500mタイムトライアル。山口真未(エクストリームつくば)が、この種目のインカレrチャンピオン小泉夢菜(早稲田大学)を僅差で下して優勝した。
女子エリート 500mタイムトライアル 結果
1位山口真未(エクストリームつくば)36秒147
2位小泉夢菜(早稲田大学)36秒999
3位松本詩乃(日本体育大学)37秒414
男子1kmタイムトライアル

男子1kmタイムトライアル優勝 沢田圭太郎(チームブリヂストンサイクリング )1分3秒272(大会新)男子1kmタイムトライアル優勝 沢田圭太郎(チームブリヂストンサイクリング )1分3秒272(大会新) photo:Kensaku SAKAI男子1kmタイムトライアル 表彰式男子1kmタイムトライアル 表彰式 photo:Satoru Kato

チームブリヂストンサイクリング の沢田圭太郎が1分3秒272の大会新記録で優勝。上位4名が1分3秒台のハイレベルな争いとなった。
男子エリート 1kmタイムトライアル 結果
1位沢田圭太郎(チームブリヂストンサイクリング)1分3秒272(大会新)
2位山根将太(中央大学)1分3秒710
3位隈園郷史(明治大学)1分3秒870
4位治田知也(日本大学)1分3秒991
5位堀 航輝(Ciel Bleu鹿屋)1分4秒169
6位岸田 剛(鹿屋体育大学)1分4秒378
男子4km個人パーシュート

男子4km個人パーシュート優勝 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )予選タイム4分20秒065は日本新記録男子4km個人パーシュート優勝 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )予選タイム4分20秒065は日本新記録 photo:Kensaku SAKAI
男子4km個人パーシュート 2位 近谷涼(チームブリヂストンサイクリング)男子4km個人パーシュート 2位 近谷涼(チームブリヂストンサイクリング) photo:Kensaku SAKAI4km個人パーシュートはチームブリヂストンサイクリング が表彰台を独占4km個人パーシュートはチームブリヂストンサイクリング が表彰台を独占 photo:Kensaku SAKAI

予選で日本新記録となる4分20秒065を出した窪木一茂と、この種目のアジアチャンピオンである近谷涼のチームブリヂストンサイクリング同士の決勝戦を窪木が制して優勝。3位に原田裕成が入り、チームブリヂストンサイクリングが表彰台を独占した。
男子エリート 4km個人パーシュート 結果(タイムは予選時)
1位窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)4分20秒065(日本新)
2位近谷 涼(チームブリヂストンサイクリング)4分25秒705(大会新)
3位原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)4分27秒177
4位貝原涼太(日本大学)4分30秒257
5位渡邉翔太郎(愛三工業レーシングチーム)4分30秒616
6位松下綾馬(京都産業大学)4分37秒248
女子3km個人パーシュート

女子3km個人パーシュート 優勝 梶原悠未(筑波大学)予選タイム3分40秒841は大会新女子3km個人パーシュート 優勝 梶原悠未(筑波大学)予選タイム3分40秒841は大会新 photo:Kensaku SAKAI
女子3km個人パーシュート 2位 橋本優弥(岐阜県)女子3km個人パーシュート 2位 橋本優弥(岐阜県) photo:Kensaku SAKAI女子3km個人パーシュート 表彰式女子3km個人パーシュート 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

予選で大会新記録を更新した梶原悠未(筑波大学)と橋本優弥(岐阜県)との決勝となり、梶原が圧倒して優勝した。
女子エリート 3km個人パーシュート 結果(タイムは予選時)
1位梶原悠未(筑波大学)3分40秒841(大会新)
2位橋下優弥(岐阜県)3分41秒025(大会新)
3位上野みなみ(Ciel Bleu 鹿屋)3分43秒358
4位山本さくら(Ciel Bleu 鹿屋)3分46秒443
5位池上あかり(福岡県自転車競技連盟)3分51秒818
6位菅原朱音(八戸学院大学)3分55秒666
OPN石上夢乃(横浜創学館高校)4分2秒389
女子マディソン

女子マディソン 優勝したチームY(梶原悠未・橋本優弥)女子マディソン 優勝したチームY(梶原悠未・橋本優弥) photo:Satoru Kato女子マディソン 表彰式女子マディソン 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

4組が出場した女子マディソンは、アジア大会にも出場した梶原悠未と橋本優弥のチームYが、ラップポイントを加えるなどして53ポイントを獲得。2位にはフィニッシュの倍ポイントで逆転した日本体育大学の古山稀絵・中村愛花組が入った。
女子マディソン 結果(20km)
1位チームY(梶原悠未・橋本優弥)53p
2位日本体育大学(古山稀絵・中村愛花)24p
3位チームX(中村妃智・鈴木奈央)22p
4位チームT(吉川美穂・上野みなみ)20p
男女ケイリン

男子決勝は渡邉一成(JPCA)が、アジア大会2位の新田祐大(Dream Seeker Racing Team)らを下して優勝。大学生で唯一決勝に進んだ荒川仁(明治大学)が5位に食い込んだ。

女子決勝は太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング )が残り2周から先行して逃げ切り勝ちした。

男子ケイリン決勝 渡邉一成(JPCA)を先頭に最終コーナー男子ケイリン決勝 渡邉一成(JPCA)を先頭に最終コーナー photo:Kensaku SAKAI女子ケイリン決勝 先行した太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング )が優勝女子ケイリン決勝 先行した太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング )が優勝 photo:Satoru Kato
ケイリン 結果
男子女子
1位渡邉一成(JPCA)10秒215太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)11秒696
2位脇本雄太(JPCA)前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)
3位新田祐大(Dream Seeker Racing Team)岡本二菜(スミタエイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
4位深谷知広(Dream Seeker Racing Team)小泉夢菜(早稲田大学)
5位荒川 仁(明治大学)西島叶子(Ciel Blue鹿屋)
6位雨谷一樹(JPCA)
4kmチームパーシュート予選

4kmチームパーシュート予選 チームブリヂストンサイクリング が4分5秒270の大会新記録を更新4kmチームパーシュート予選 チームブリヂストンサイクリング が4分5秒270の大会新記録を更新 photo:Satoru Kato

4kmチームパーシュートの予選は、チームブリヂストンサイクリングが大会記録を8秒縮める4分5秒270を出した。昨年優勝の中央大学が2位で、決勝で対戦する。
男子エリート 4kmチームパーシュート 予選
1位チームブリヂストンサイクリング(窪木・近谷・原田・沢田)4分5秒270(大会新)
2位中央大学(村田・青木・今村・橋本)4分14秒214
3位岐阜県(渡邉・栗山・永田・亀谷)4分16秒161
4位福井県自転車競技連盟(荒井・齋藤・碇・廣瀬)4分17秒319
パラサイクリング

女子パラサイクリング500mタイムトライアル優勝 野口佳子(チームブリヂストンサイクリング )女子パラサイクリング500mタイムトライアル優勝 野口佳子(チームブリヂストンサイクリング ) photo:Kensaku SAKAI女子パラサイクリング500mタイムトライアル 表彰式女子パラサイクリング500mタイムトライアル 表彰式 photo:Kensaku SAKAI

パラサイクリングのロードレース世界選手権で優勝した野口佳子(チームブリヂストンサイクリング )が、500mタイムトライアルと3km個人パーシュートに出場して優勝した。

text:Satoru Kato
photo:Kensaku SAKAI、Satoru Kato
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