ビンクバンク・ツアーで落車骨折した新城幸也(バーレーン・メリダ)に代わり、中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)がアジア大会のメンバーに入った。中根は「プレッシャーを力に変えて日本チームの優勝を目指したい」を語っている。



TOJ富士山ステージで日本人最高位となった中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)TOJ富士山ステージで日本人最高位となった中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
新城の代役を務める中根は、1月にミャンマーで開催されたアジア選手権の代表メンバー入りをしていたが、体調不良によってレースを欠場。ツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージでは日本人最高位となるなど復調を見せていた。インドネシア・ジャカルタで開催されるアジア大会では別府史之(トレック・セガフレード)と共に1978年以来40年ぶりのロードレース金メダルを目指すこととなる。

4年に一度、アジア版のオリンピックとして開催されるアジア競技大会。ロードレースは個人タイムトライアルを含め、8月22日から24日まで、ジャカルタ郊外のスバン(Subang)を拠点としたコースで開催される。中根と別府が出場する男子ロードレース(150km)は23日の10時スタート予定だ。以下は中根のコメント。

「急遽、アジア競技大会の参戦が決まりましたが、まずはじめに、新城選手の早期回復を願っています。4年に1度のアジア大会で日本代表選手として戦えることを光栄に思います。また日本代表のエース・新城選手の代わりとして自分がレースを走るということに大きなプレッシャーを感じていますが、そのプレッシャーを力に変えて、自分の持ち味を発揮する準備はできています。日本代表チームが優勝できるよう頑張ります!」(チームのプレスリリースより)。

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