サイクルスポーツタイヤ業界に復活したピレリから、カラーロゴを配したP ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITIONが限定登場。F1タイヤを彷彿とさせるイエローもしくはレッドロゴの2種類が用意され、モータースポーツファン憧れのルックスがロードバイク用として手に入る。



ピレリからF1のタイヤを彷彿させるP ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITIONが登場ピレリからF1のタイヤを彷彿させるP ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITIONが登場 (c)カワシマサイクルサプライ
モータースポーツファンにはお馴染みのタイヤブランド、ピレリ。F1の公式タイヤサプライヤーを務め、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーの標準タイヤとして採用されるなど、数多くあるタイヤブランドの中でも、高い性能とブランド力を持つことで知られるハイパフォーマンスタイヤブランドだ。

かつては自転車用タイヤの生産も行っており、1909年に開催された第1回ジロ・デ・イタリアでは完走者の過半数以上がピレリのタイヤを使用していた経歴を持つ。そんなピレリは昨年、フラッグシップモデル「P ZERO VERO」を引っさげ、約60年ぶりに自転車ロードタイヤの生産に復帰。今年のツール開催前にはUCIプロチーム、ミッチェルトン・スコットとパートナーシップを結ぶことを発表し、その開発スピードを加速させている。

F1ではスーパーソフトタイヤを意味するレッドカラーもラインアップF1ではスーパーソフトタイヤを意味するレッドカラーもラインアップ (c)カワシマサイクルサプライ
今回ピレリからリリースされたのはフラッグシップモデルP ZERO VEROの限定ロゴカラーモデル。レッドとイエローが用意されるタイヤは、F1に使用されるコンパウンド別のカラーロゴを彷彿とさせるデザインだ。F1ではレッドがスーパーソフトコンパウンド、イエローがソフトコンパウンドとタイヤ選択を可視化できるシステムが採用されており、モータースポーツファンならぜひ手に入れておきたいアイテムだ。

ベースとなるのは昨年の復活参入の際に登場した3種のモデルの中でも最もオールラウンドに使用する事が出来るP ZERO VERO。コンパウンドは細長い棒状のシリカ粒子を使用する「Smart NET Silica」。トレッドパターンにはモーターサイクルタイヤ譲りの稲妻状のパターンを採用し、130km/hほどでコーナリングするスーパーバイクレースのタイヤ開発からヒントを得た「Ideal Contour Shaping」により、路面との設置面積を最適化している。モータースポーツで培ったノウハウを余すこと投入した意欲作だ。今回の限定品ではF1のようにロゴカラーで仕様が異なるわけではない。

ピレリ P ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITION(イエロー、レッド)ピレリ P ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITION(イエロー、レッド) (c)カワシマサイクルサプライ
サイズは700×25Cのみとなっており、価格は8,000円(税抜)。どちらのカラーも数量限定入荷となっており、追加の入荷の見込みはないので、気になる人は早めにチェックして欲しい。取り扱いはカワシマサイクルサプライだ。

ミッチェルトン・スコットも使用するP ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITIONミッチェルトン・スコットも使用するP ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITION photo:Makoto.AYANO
P ZERO VEROを履きフランスのポール・リカール・サーキットを走るサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)P ZERO VEROを履きフランスのポール・リカール・サーキットを走るサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) (c)カワシマサイクルサプライ


ピレリ P ZERO VERO COLORS SPECIAL EDITION
タイプ:クリンチャー
カラー:イエロー、レッド
サイズ:700×25C
重量:210g
価格:8,000円(税抜)

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