2度目の休息日を迎えたツール・ド・フランス。盛り上がりを見せるのはレースだけでなく、ツールを取り囲む街や人も同じだ。最初の休息地アヌシーで開かれた一般来場者向けのイベント「ファンパーク」の様子を目黒誠子さんがレポートします。



第105回大会となるツール・ド・フランスも二度目の休息日を終え、いよいよ最終週、ピレネー山脈へと突入します。今大会より新たに設けられたのが、「ファンパーク」です。グランデパールの「ラ・ロシュ・シュル・ヨン」、一度目の休息地「アヌシー」そして二度目の休息地となる「カルカソンヌ」に設けられた、世界最大の自転車レースであるツール・ド・フランスのファンパークの模様を取材しました。

まるでヴィラージュのようなワクワクしてくる入口に大勢の人だかりまるでヴィラージュのようなワクワクしてくる入口に大勢の人だかり photo:Seiko.Meguro
観光案内所の前にもツールの展示が観光案内所の前にもツールの展示が photo:Seiko.Meguro
私が取材したのはアヌシーのファンパーク。ツールが始まってから最初の休息日を過ごす場所です。アヌシーの観光案内所では職員がツールのTシャツを着ていたり、ツールの歴史が展示されていたりと街全体で歓迎ムード。観光案内所を出て、アヌシー湖畔の有名な橋「ポンデザムール」にもほど近い公園に設けられたのが「ファンパーク」です。一見すると、毎スタート地に設けられ、関係者やVIP等、パスを持つ人のみが入ることができる「ヴィラ―ジュ」のようです。でもここは誰もが無料で入れるファンパークとあって、人だかりができて、長蛇の列となっています。

さて、簡単な荷物検査の後は中に入ってみましょう。ツール・ド・フランスのパートナーや地元施設によるブースが設けられていて、どこも混みあっています。自転車輸送のゾーン、学習ゾーン、自転車のメンテナンスゾーン、自転車に安全に乗るためのゾーン、自治体のサービスや団体が運営するゾーンなどにざっくり分けられています。

自転車輸送のゾーン自転車輸送のゾーン photo:Seiko.Meguro
折りたたみ自転車やブロンプトン折りたたみ自転車やブロンプトン photo:Seiko.Meguroデザインがかわいいものもたくさんデザインがかわいいものもたくさん photo:Seiko.Meguro


入り口の一番近くにあったのが、自転車輸送のゾーンです。このエリアでは、様々な自転車の使い方が展示されていました。前方に子供やペットを載せる自転車や折りたたみ自転車、両脇に荷物を積める自転車などなど。

その隣では、子供たちのための自転車パーク。自転車はもちろん、ヘルメットやグローブを無料で貸し出ししていて、係のお兄さんに助けてもらいながら、スタート→フィニッシュ。フィニッシュしたあとは終了証ももらえます。

子供向けの自転車練習パーク子供向けの自転車練習パーク photo:Seiko.Meguroツールのステッカーが貼られたヘルメットも無料で貸し出しツールのステッカーが貼られたヘルメットも無料で貸し出し photo:Seiko.Meguro
お気に入り自転車を借りて、ハイポーズ♪お気に入り自転車を借りて、ハイポーズ♪ photo:Seiko.Meguro
終了証がもらえる終了証がもらえる photo:Seiko.Meguro「これがいいかな~」将来のサイクリスト「これがいいかな~」将来のサイクリスト photo:Seiko.Meguro

「リサイクルレース」のコーナーでは、自転車を漕いだパワーがどのくらいのリサイクルに充てられるかを体験できるというもの。リサイクルから始まって、リピート、ドリンク、のサイクルですが、「ドリンク」までにはなかなか難しそう。

FDJのブースでは、なぜかサッカーのゲーム!ワールドカップの影響でしょうか?(前日にフランスの世界一が決定)。けっこう盛り上がっていました。

FDJブースの向かい側には、AEDやファーストエイドを紹介するブースがありました。インストラクターについて中学生くらいの男の子が二人教わっていましたがこれがかなり本格的。心臓マッサージ、人工呼吸と、実際に回数を数えながらシミュレーションしていました。教える側が真剣なせいか、教わる側も驚くほど真剣です。事前に申し込みがされていたワークショップですが、飛び入りも歓迎のようです。

リサイクルレースを体験リサイクルレースを体験 photo:Seiko.Meguroなぜかサッカーゲーム。でも盛り上がっているなぜかサッカーゲーム。でも盛り上がっている photo:Seiko.Meguro

心臓マッサージに…心臓マッサージに… photo:Seiko.Meguro人工呼吸とかなり本格的なワークショップ人工呼吸とかなり本格的なワークショップ photo:Seiko.Meguro

大人でもやりたくなるような釣りゲーム大人でもやりたくなるような釣りゲーム photo:Seiko.Meguroモニターとつなげて…この釣り竿のしなりを見てモニターとつなげて…この釣り竿のしなりを見て photo:Seiko.Meguro

「PÊCHE(ペシェ)」は釣り具のメーカー。このコーナーでは、モニターとルアーをつなげて釣りのゲームを行っていました。こちらも本格的に釣りのゲームができるとあって、長蛇の列。一人一人に丁寧に行っていて満足度も高そうです。

フランスの海外県の一つであるカリブ海のマルティニーク。マルティニークのバナナは世界一おいしいと言われていますが、そのマルティニークのバナナのコーナーではレトロなサイクリングマシーンによる自転車レースが。

ずら~っと並んだツールの椅子。かっこいいずら~っと並んだツールの椅子。かっこいい photo:Seiko.Meguroアヌシーが本拠地であるMAVICブースアヌシーが本拠地であるMAVICブース photo:Seiko.Meguro

誰が一番早いかな誰が一番早いかな photo:Seiko.Meguro
ワレン・バルギルの顔出しパネルで記念撮影ワレン・バルギルの顔出しパネルで記念撮影 photo:Seiko.Meguro会場ではBMX・トライアルショーも行われた会場ではBMX・トライアルショーも行われた photo:Seiko.Meguro

四色の自転車(白、黄色、緑、赤の四賞ジャージ色)のすぐ前にはベロドロームのミニチュア版があって、同じく四賞ジャージ色のミニチュア版の自転車が並び、本物の自転車とミニチュアが連動していて競う、というもの。この暑い中で自転車漕ぐ人いるの??と思いましたがここにも行列が。ここも熱気むんむんでした。

昨年、イゾアール峠を制した際のワレンバルギルの顔出しパネルや、BMX・トライアルショー、アヌシーが本拠地となるMAVICのブースはスペースが広く充実しており大人気でした。巨大スクリーンとステージにおいては、警備犬の紹介などもありました。

アンティークのカートに乗ってご機嫌アンティークのカートに乗ってご機嫌 photo:Seiko.Meguroメリーゴーランドとの大きな違いが…メリーゴーランドとの大きな違いが… photo:Seiko.Meguro
そう、人力ですそう、人力です photo:Seiko.Meguro
自転車カルーセルは、ただのメリーゴーランドとは訳が違います。アンティークの車や飛行機のまわりには、こちらもアンティークの自転車。台上に子供たちが位置につくと、自転車に乗り込むスタッフ。なんとこの自転車を漕ぐと子供たちが乗っている台も動くという人力カルーセルです。自転車を漕ぐ人はたった3人ですが、けっこうな速度でまわっていて、なんだか心も和みます。

「Senseo」コーヒーカーによるコーヒーサービス、「Pressade」ジュースのコーナーではマッサージが。「Continental」コーナーではタイヤをかぶって記念写真、「Bic」のコーナーでは、ルーレットでプレゼントが当たる、ということで遠くまで列ができていました。「Century21」のコーナーもルーレット形式のプレゼント。プレゼントがもらえるコーナーはどこも大人気のようでした。

Senseoのコーヒー。ヴィラージュではセルフサービスだけどここは違うみたいSenseoのコーヒー。ヴィラージュではセルフサービスだけどここは違うみたい photo:Seiko.Meguroアヌシーの自治体によるごみ分別のブースアヌシーの自治体によるごみ分別のブース photo:Seiko.Meguro
コンチネンタルのタイヤをかぶって写真撮影コンチネンタルのタイヤをかぶって写真撮影 photo:Seiko.Meguro
PressadeのジュースのコーナーではマッサージサービスPressadeのジュースのコーナーではマッサージサービス photo:Seiko.Meguroこれはうれしいこれはうれしい photo:Seiko.Meguro

パーク内には、カルーセルに加えて本物の動くメリーゴーランドも出現、名物悪魔おじさんも現れて、私が「さいたま~」と叫んでみると、ハッと思い出したのか、それからずーっと「さいたまー!さいたまー!」と叫んでいました。

この「ファンパーク」、グランデパールのラ・ロシュ・シュル・ヨンでは7月5日(木)から一般公開されていて、その後ツアーに沿って移動、各休息地で2日ずつ行われ、合計9日間に何万人もの来場者が訪れるそうです。単なるお楽しみだけにとどまらず、道路安全意識調査ワークショップやファーストエイド等、啓蒙活動も行っていました。

オフィシャルグッズのコーナーでもこのとおりオフィシャルグッズのコーナーでもこのとおり photo:Seiko.Meguro悪魔おじさんはどこでも人気者悪魔おじさんはどこでも人気者 photo:Seiko.Meguro
「愛の橋」ポンデザムール。ステージ10は湖をぐるりと回る「愛の橋」ポンデザムール。ステージ10は湖をぐるりと回る photo:Seiko.Meguro
「We love Cycling」シュコダの自転車「We love Cycling」シュコダの自転車 photo:Seiko.Meguroアヌシーがスタートとなる第10ステージの予習アヌシーがスタートとなる第10ステージの予習 photo:Seiko.Meguro



目黒誠子(めぐろせいこ)目黒誠子(めぐろせいこ) 筆者プロフィール:目黒 誠子(めぐろせいこ)

宮城県丸森町生まれ。2006年ジャパンカップサイクルロードレースに業務で携わってからロードレースの世界に魅了される。2014年より3年間、ツアー・オブ・ジャパンでは海外チームの招待・連絡を担当していた。ロードバイクでのサイクリングを楽しむ。航空会社の広報系の仕事にも携わり、折り紙飛行機の指導員という変わりダネ資格を持つ。現在は宮城県丸森町に拠点を置きつつ、海外の自転車事情やライフスタイルを取材しながら、ライター、プロデューサー、コーディネーターとして活動。自転車とまちづくり・クリーン工房アドバイザー、「自転車と旅の日~MARUVÉLO(マルベロ)」主宰。(https://www.facebook.com/maruvelo/

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