Jプロツアー第2戦の「第1回JBCFおきなわロードレースDay-2」が、前日の開幕戦に引き続き沖縄県金武(きん)町で開催され、鈴木譲が優勝。宇都宮ブリッツェンが開幕2連勝を挙げた。女子はLive GARDEN BICI STELLEが2日連続のワン・ツーフィニッシュで、宇都宮勢が沖縄2連戦を制した。



金武ダムの上を行く集団金武ダムの上を行く集団 photo:Satoru Kato
スタート前のセレモニー スターターを務めた恩納村の長浜善巳村長とミス恩納ナビースタート前のセレモニー スターターを務めた恩納村の長浜善巳村長とミス恩納ナビー photo:Satoru Kato 7周目には一時的に強い雨に見舞われた7周目には一時的に強い雨に見舞われた photo:Satoru Kato

Jプロツアー沖縄2連戦の2日目も、前日と同じ金武ダム周辺の1周4.2kmコースを使用して行われる。距離はどのクラスタも長くなるため、第1戦とは違った作戦・戦略が求められる。

この日の沖縄の天気は雨の予報。金武町周辺ではP1クラスタのレース序盤頃に雨が降ってくると言われていたが、およそその通りに降りだした。一時はスコールのように強く降ったものの、レース終盤に向けて急速に回復し、晴れ間が見えるようになった。しかし路面を乾かすほどにはならず、選手にとってはハードなコンディションでのレースとなった。



鈴木譲が優勝して宇都宮ブリッツェンが開幕2連勝

序盤から逃げと吸収が繰り返されながらハイスピードで進行する集団序盤から逃げと吸収が繰り返されながらハイスピードで進行する集団 photo:Satoru Kato7周目に形成された10名逃げ7周目に形成された10名逃げ photo:Satoru Kato

P1クラスタのレースは、前日の倍となる25周105km。スタート直後から逃げと吸収を何度も繰り返しながらハイスピードで進行。7周目、大雨が降り出す中15名が先行する。その中から10名が逃げ集団を形成し、メイン集団に最大で2分20秒以上の差をつける。

メンバーは、宇都宮ブリッツェンの増田成幸と飯野智也、シマノレーシングの入部正太朗と横山航太、吉田悠人(那須ブラーゼン)、トム・ボシス(東京ヴェントス)、白川幸希(ヴィクトワール広島)、安田京介(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム)、原田裕成(チームブリヂストンサイクリング)、水野恭平(eNShare-エルドラード)。

10人の逃げを追う集団はシマノレーシングがコントロール10人の逃げを追う集団はシマノレーシングがコントロール photo:Satoru Kato2分差まで開いた逃げを追って宇都宮ブリッツェン、チームブリヂストンサイクリング、シマノレーシングが集団コントロール2分差まで開いた逃げを追って宇都宮ブリッツェン、チームブリヂストンサイクリング、シマノレーシングが集団コントロール photo:Satoru Kato

逃げ集団から増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がアタック逃げ集団から増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がアタック photo:Satoru Katoレース終盤 逃げる増田成幸(宇都宮ブリッツェン)を追って集団を牽引するチームブリヂストンサイクリングレース終盤 逃げる増田成幸(宇都宮ブリッツェン)を追って集団を牽引するチームブリヂストンサイクリング photo:Satoru Kato

メイン集団はシマノレーシングがコントロールしていたが、チームブリヂストンサイクリング、宇都宮ブリッツェンも協力し、15周目には30秒以内まで差を詰める。

一方、逃げ集団では増田がアタック。これにより逃げ集団は崩壊し、増田以外はメイン集団に吸収される。独走する増田は、集団との差を30秒から40秒で維持して逃げ続ける。しかし、レース終盤に向けてシマノレーシングが再び集団コントロールを開始するとタイム差は詰まり始め、残り3周となる23周目に吸収される。

最終周回 アタックする鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)最終周回 アタックする鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoru Kato増田が吸収された直後、鈴木譲、鈴木龍、岡篤志、小野寺玲の宇都宮ブリッツェン4人と、窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)西尾勇人(那須ブラーゼン)の6人が抜け出す。これが最終列車となり、集団との差は20秒から30秒と開きはじめる。

最終周回、残り2km付近から鈴木譲がアタック。これが決まり、独走のままフィニッシュ。宇都宮ブリッツェンが開幕2連勝した。
単独で逃げ切った鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)が優勝単独で逃げ切った鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)が優勝 photo:Satoru Kato
2位争いの集団スプリントは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)2位争いの集団スプリントは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) photo:Satoru KatoP1クラスタ 表彰式P1クラスタ 表彰式 photo:Satoru Kato

「今日は中盤以降チームで仕掛けて行き、決まらなければスプリンターで勝負する作戦でした。増田さんの逃げが捕まったところで、ブリッツェン4人で抜け出すことができました。窪木選手と西尾選手はあまり行きたくない感じでしたが、逃げ切りたかったので自分が犠牲になってペースを維持しました。最終的に1人で抜け出せたのは牽制もあったと思うけれど、チームメイトの3人が強かったおかげです。」と、レースを振り返る。

「次の修善寺はマトリックスパワータグも出てくるので、本当の勝負が始まる。この勢いを維持して仕上げていきたいです」と、次戦に向けての目標を語った。

残り3周 逃げる増田成幸(宇都宮ブリッツェン)の後方に集団が迫る残り3周 逃げる増田成幸(宇都宮ブリッツェン)の後方に集団が迫る photo:Satoru Katoレース中盤から逃げた増田は「行けるところまで行こうと全力で踏みました。残り距離も長かったので逃げ切れるとは思っていませんでしたが、チームメイトの助けになればと。最後の方までうまく逃げが続き、泳がされずにスピードを保って行ければ、僕が捕まったあとのカウンターでブリッツェンが有利になるし、実際そうなったので今日の展開は完璧だったと思います。

今年はチームが万全を期して走れるようにしていきたい。選手のコンディションは良いので、これを維持しながらJプロツアーだけでなくUCIレースやレベルの高いレースも戦えるようにしていきたいです」と、語った。

ルビーレッドジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)、ピュアホワイトジャージは小山智也(イナーメ信濃山形)ルビーレッドジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)、ピュアホワイトジャージは小山智也(イナーメ信濃山形) photo:Satoru Kato一方、ルビーレッドジャージは窪木が獲得。2015年以来のジャージ獲得は「嬉しいけれど勝って着たかったです」と複雑な表情。「天気が荒れて厳しいレースになると予想していた通りになりました。逃げとの差が2分まで開いた時はやばいなと思ったのですが、追走にシマノとブリッツェンも協力してくれてました。結果的に増田さんの逃げは捕まえられましたが、そういう展開にならないようにしないといけないから、僕らのチームはまだまだですね」とコメントした。





Fクラスタ 伊藤杏菜が優勝、Live GARDEN BICI STELLEが2連勝

Fクラスタ 吉川美穂と共に逃げる伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)Fクラスタ 吉川美穂と共に逃げる伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE) photo:Satoru Kato
Fクラスタ Live GARDEN BICI STELLEが2日連続でワン・ツーフィニッシュFクラスタ Live GARDEN BICI STELLEが2日連続でワン・ツーフィニッシュ photo:Satoru KatoFクラスタ シスターローズジャージは伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)Fクラスタ シスターローズジャージは伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE) photo:Satoru Kato

女子のFクラスタは8周33.6km。2周目に伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)がアタックし、後続に約30秒差をつけて独走する。4周目には前日優勝の吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)が合流。2人はそのまま逃げ続け、最後は伊藤を先頭にフィニッシュ。Live GARDEN BICI STELLEが2日連続のワン・ツーフィニッシュで開幕2連勝。シスターローズジャージは吉川から伊藤に移った。

伊藤は「昨日よりも距離が長いとは言え8周しかないので、序盤から積極的に行こうという作戦でした。それで今日は自分から先に動いたのですが、吉川選手が追いついてきてくれて心強かったです。シスターローズジャージを着るのは久々ですが、次のレースで着て走ることを考えると今からそわそわします」と話す。

開幕2戦は昨年総合優勝の唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が不在だったが、「昨年は唐見さんになかなか勝てなかったので、今年は勝てるようにしたいです」と、今後の目標を語った。

伊藤の優勝をサポートした吉川は、「このあと海外遠征があって次の修善寺は出られないので、リーダージャージは私より伊藤が持っていた方がチームのためにも良いだろうと思い、今日は勝ってもらいました。ワン・ツーを2回連続出来たので、良い結果になりました」とコメントした。

Fクラスタ 表彰式Fクラスタ 表彰式 photo:Satoru Kato一方、2日連続3位の西は「2日とも(吉川と伊藤の)2人に振り回されました」と苦笑い。「コミュニケーションが取れていてチームプレーがうまく出来ているので、2対1になると不利でした。昨日はそれで2人の動きに反応していたら足がなくなってしまったので、今日は片方は見逃そうと考えていました。でも吉川選手が伊藤選手を追った時の登りのアタックが強烈で、おいて行かれてしまいました。

このコースは練習でも走っているのですが、テクニカルで下りも踏まないと逃げられないので面白くて良いコースですね。来年も開催して欲しいですね。」と、2日間を振り返った。



E1 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が優勝E1 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が優勝 photo:Satoru KatoE1 優勝した石井祥平(中央)とアーティファクトレーシングチームのメンバーE1 優勝した石井祥平(中央)とアーティファクトレーシングチームのメンバー photo:Satoru Kato

E1クラスタは、前日にアタックを繰り返した石井祥平(アーティーファクトレーシングチーム)が2日目もアタックを繰り返す。終盤にはオープン参加のジョン・シェレクブリス(沖縄選抜)と抜け出して逃げ切り、最後はシェレクブリスを下して優勝した。

石井は「今年はシクロクロスをやっていて、ベースを下げずにシーズンオフを過ごしたのが勝因と思います。せっかく沖縄まで来たし、昨日も今日も決まるまでやってやろうと思ってアタックしました。チームとしては集団にスプリンターもいたので、自分は攻撃に専念しました。勝てて良かったです」と、語った。
第1回JBCFおきなわロードレースDay-2 結果
P1クラスタ(105km)
1位鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン)
2位窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
3位小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
4位黒枝咲哉(シマノレーシング)
5位鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン)
6位岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
ルビーレッドジャージ 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也(イナーメ信濃山形)
Fクラスタ(33.6km)
1位伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)
2位吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)
3位西加南子(LUMINARIA)
Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)
E1クラスタ(63km)
1位石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)
OPENジョン・シェレクブリス(沖縄選抜)
2位大杉直敬(SPADE・ ACE)
3位武井 裕(アーティファクトレーシングチーム)
4位藤田涼平(サイタマサイクルプロジェクト)
5位中尾 峻(沖縄選抜)
6位八幡光哉(FORCE)
E2クラスタ(42km)
1位上手勇輝(Team Kermis Cross)
2位松田真和(VC FUKUOKA(エリート))
3位山口和来(AVENTURA AIKOH VICTORIA)
4位安宅将貴(湾岸サイクリングユナイテッド)
5位藤井倫洋(モジュマ エリアゼロナナゴ)
6位佐藤竜也(湾岸サイクリングユナイテッド)
E3クラスタ(33.6km)
1位吉野拓海(アーティファクトレーシングチーム)
2位芦田勇樹(soleil de lest)
3位鹿内勇佑(eNShare Cycling Team)
4位酒井 駿(Team SHIDO)
5位小林 亮(soleil de lest)
6位富名腰聡智(TEAM OKINAWA)
text&photo:Satoru Kato
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