チャレンジマヨルカ最終日は大集団スプリントで決着し、チームメイトのリードアウトを受けたジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード)が勝利。マヨルカでデゲンコルプは2勝目、チームは3つ目の勝ち星を挙げた。
スタートサインに現れたジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード) (c)vueltamallorca.com
上々の仕上がり具合を見せているバウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) (c)CorVos
ビーチリゾートエリアを駆け抜けるトロフェオ・パルマ (c)vueltamallorca.com
4日間で開催されたチャレンジマヨルカも最終日を迎えた。バレアレス諸島州の州都があるリゾート都市パルマ・デ・マヨルカを発着する159.6kmで、唯一の3級山岳をクリアしてからおよそ15kmは海岸線のフラットコース。マヨルカ島で合宿を重ねていた各チームは、再びスプリンターを加えた編成でスタートラインについた。
この日はスペイン勢を中心とした6名が逃げた。一時5分程度のリードを得たエスケープだったが、それぞれジョン・デゲンコルプ(ドイツ)とモレノ・ホフラント(オランダ)をエースに据えるトレック・セガフレードとロット・スーダルがコントロールを行うと、タイム差は2分程度にまで短縮。集団は逃げを射程圏内に捉えたまま距離を消化していった。
120km地点の3級山岳コル・デ・サ・クレウを過ぎて逃げ集団は引き戻され、登りの序盤にパンクしたデゲンコルプはチームメイトの力を借りて復帰。チームメイトのアシストを受けてスプリントしたデゲンコルプが、エリック・バシュカ(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)らを振り切って先着した。
集団スプリントに向けてペースを上げ続けるロット・スーダルとトレック・セガフレード (c)CorVos
残り200mから仕掛けたジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード)が伸びる (c)CorVos
チャレンジマヨルカ2018 トロフェオ・パルマ表彰台 (c)CorVos
初日のトロフェオ・ポレラスに続くマヨルカ2勝目を挙げたデゲンコルプは、プレスリリースの中で「体調が良くてコンディション的にも良い感じ。シーズン開幕戦で2勝もできてとてもハッピーだよ。今まで苦しい時期が続いていたけれど、それを帳消しにできるほど嬉しい結果がついてきた」とコメントする。
「再びトレック・セガフレードが最強だと証明することができた。パンクからの復帰で力を使ってしまったものの、それでもまだ力を感じていたんだ。リードアウトのタイミングも完璧で、僕は残り200mからもがくだけで良かった。今回の勝利はチームの勝利だ」と29歳のジャーマンスプリンターは語っている。
トレック・セガフレードは前日のトロフェオ・リュセタでのトームス・スクインシュ(ラトビア)も合わせてマヨルカ4戦中3勝。同日中にアルゼンチンで開催されたブエルタ・ア・サンフアン最終ステージではジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)が勝利しており、既に今季5勝。シーズン開幕キャンペーンで絶好調の滑り出しを見せている。



4日間で開催されたチャレンジマヨルカも最終日を迎えた。バレアレス諸島州の州都があるリゾート都市パルマ・デ・マヨルカを発着する159.6kmで、唯一の3級山岳をクリアしてからおよそ15kmは海岸線のフラットコース。マヨルカ島で合宿を重ねていた各チームは、再びスプリンターを加えた編成でスタートラインについた。
この日はスペイン勢を中心とした6名が逃げた。一時5分程度のリードを得たエスケープだったが、それぞれジョン・デゲンコルプ(ドイツ)とモレノ・ホフラント(オランダ)をエースに据えるトレック・セガフレードとロット・スーダルがコントロールを行うと、タイム差は2分程度にまで短縮。集団は逃げを射程圏内に捉えたまま距離を消化していった。
120km地点の3級山岳コル・デ・サ・クレウを過ぎて逃げ集団は引き戻され、登りの序盤にパンクしたデゲンコルプはチームメイトの力を借りて復帰。チームメイトのアシストを受けてスプリントしたデゲンコルプが、エリック・バシュカ(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)らを振り切って先着した。



初日のトロフェオ・ポレラスに続くマヨルカ2勝目を挙げたデゲンコルプは、プレスリリースの中で「体調が良くてコンディション的にも良い感じ。シーズン開幕戦で2勝もできてとてもハッピーだよ。今まで苦しい時期が続いていたけれど、それを帳消しにできるほど嬉しい結果がついてきた」とコメントする。
「再びトレック・セガフレードが最強だと証明することができた。パンクからの復帰で力を使ってしまったものの、それでもまだ力を感じていたんだ。リードアウトのタイミングも完璧で、僕は残り200mからもがくだけで良かった。今回の勝利はチームの勝利だ」と29歳のジャーマンスプリンターは語っている。
トレック・セガフレードは前日のトロフェオ・リュセタでのトームス・スクインシュ(ラトビア)も合わせてマヨルカ4戦中3勝。同日中にアルゼンチンで開催されたブエルタ・ア・サンフアン最終ステージではジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)が勝利しており、既に今季5勝。シーズン開幕キャンペーンで絶好調の滑り出しを見せている。
チャレンジマヨルカ2018 トロフェオ・パルマ結果
1位 | ジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード) | 3h47’29” |
2位 | エリック・バシュカ(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
3位 | クーン・フェルメルトフォールト(オランダ、ルームポット・ネデランセロテリ) | |
4位 | エンリケ・サンス(スペイン、エウスカディバスクカントリー・ムリアス) | |
5位 | カルロス・バルベロ(スペイン、モビスター) | |
6位 | アルベルト・トーレス(スペイン、スペインナショナルチーム) | |
7位 | ヨルディ・ワーロップ(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ) | |
8位 | ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) | |
9位 | レオナルド・バッソ(イタリア、チームスカイ) | |
10位 | ハビエル・カネラス(スペイン、スペインナショナルチーム) |
text:So.Isobe
photo:CorVos,vueltamallorca.com
photo:CorVos,vueltamallorca.com
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