サイクルモードより注目ブース紹介記事第5弾は、ロット・ソウダルより美女サイクリストも来日したリドレーやトニー・マルティンの実車も展示されたキャニオン、ローラー台の体験ブースで盛り上がりを見せるグロータック始め、カワシマサイクルサプライ、インターテック、パナレーサーを紹介します。



リドレー:パック・ムーネン来日 2台の新型モデルに注目

フェニックスCに、新型アルテグラを搭載した上級完成車を発表フェニックスCに、新型アルテグラを搭載した上級完成車を発表
完成車重量は6.8kg台を実現するFENIX SLX DISC完成車重量は6.8kg台を実現するFENIX SLX DISC ロット・ソウダルがパリ〜ニースで使ったものと同じ爽やかなブルーカラーロット・ソウダルがパリ〜ニースで使ったものと同じ爽やかなブルーカラー


リドレーを全面に押し出したジェイピースポーツグループブースでは、2台の新型モデルを展示。一つは105完成車が人気のフェニックスCに、新型アルテグラを搭載した上級グレードが登場したこと。艶ありのホワイトフレームはロット・ソウダルチームデザインをベースにした日本オリジナルカラーで、価格は28万円(税抜き)。ホイールとクランクセットは好みのパーツへの交換を想定しており、これらを交換すれば即レーススペックとなる。

もう一台は軽量ディスクロードのFENIX SLX DISC。展示モデルはスタッフの私物バイクで、完成車重量は6.8kg台を実現したという。その他プロレースファン注目の、ロット・ソウダルがパリ〜ニースで使ったものと同じ爽やかなブルーカラーや、WM3エネルジーのレプリカモデルなどは、さすが塗装業に端を発するブランドだけあって見た目にも美しい。

黒地にグリーンの差し色が入るWM3エネルジーのレプリカカラー黒地にグリーンの差し色が入るWM3エネルジーのレプリカカラー ファストフォワードホイールも忘れてはいけない存在ファストフォワードホイールも忘れてはいけない存在

パック・ムーネン(オランダ、ロット・ソウダルレディース)が来日。ファンサービスに務めていたパック・ムーネン(オランダ、ロット・ソウダルレディース)が来日。ファンサービスに務めていた
また土曜日午前中にはロット・ソウダルレディースに所属するパック・ムーネン(オランダ)が来場。その姿を一目見ようとサイン会には長蛇の列ができていた。ちなみにボーイフレンドは昨年のシクロクロスU23世界王者のエリ・イゼルビッド(ベルギー、テレネット・フィデア)と超大型カップルであります。



カワシマサイクルサプライ:フィジークシューズはほぼ全ラインナップ試着可能、エリートのローラーイベントも随時開催

フルクラム始め各ブランドブースが大々的に広がるカワシマサイクルサプライフルクラム始め各ブランドブースが大々的に広がるカワシマサイクルサプライ
シクロクロスタイヤ始め各種製品が並ぶチャレンジシクロクロスタイヤ始め各種製品が並ぶチャレンジ シクロクロス全日本チャンピオン沢田時選手の実車の展示もシクロクロス全日本チャンピオン沢田時選手の実車の展示も

各種パーツブランドのブースを構えたカワシマサイクルサプライ。いずれのブランドも大々的にブースを展開しており、展示される製品はほぼフルラインナップが揃う。F1のホイールとともに展示されたのが今夏から販売を開始したピレリのロードタイヤ。ステッカーチューンでピレリロゴをあしらったホイールに合わせられ、モータースポーツファンなら思わず足を止めてしまう展示がされていた。

新型シューズとサドルを発表していたフィジークは、それぞれ各構成パーツに分解されたサンプルも置かれ実際に作りを確認できる展示がされる。シューズに関しては専用の試着ブースも設けられ、2018年モデルのロードシューズはすべてのグレードが試履できる体制が整えられている。フィジーク特有のフィット感の良さをぜひここで体感してほしい。

今夏より発売された話題のピレリタイヤ今夏より発売された話題のピレリタイヤ ロードシューズの全ラインナップが試履できるフィジークブースロードシューズの全ラインナップが試履できるフィジークブース
ズイフトと連携してエリートのローラー台を体験できるズイフトと連携してエリートのローラー台を体験できる ハンドル、ステム、ホイールの各種ラインアップが並ぶデダ・エレメンティハンドル、ステム、ホイールの各種ラインアップが並ぶデダ・エレメンティ

また、各種ローラー台を並べるエリートも自由に乗って試せるような展示がされ、ズイフトと連携したローラー体験でその使い心地を確認できる。タイムやワットを競う参加型のイベントも随時開催。賞品としてボトル等ももらえるので、奮って参加して欲しい。イベントMCにはモデルの日向涼子さんも駆けつける。

その他、シクロクロスタイヤに強いチャレンジではCX全日本チャンピオン沢田時選手の実車が展示してあったり、フルクラムにはモデルチェンジしたSPEED40を含む最新ホイールがずらりと並んだり、ハンドルやホイールを手がけるデダ・エレメンティ、プロファイルデザインもブースを出展している。



インターテック:パワーメータ―ブランド・ステージスの取扱開始 インドアトレーナーのワフーの展開も

新たな2ブランドを展開するインターテック新たな2ブランドを展開するインターテック
老舗ヘルメットブランドのベルや、アウトドアバイクアクセサリーのブラックバーンなどを展開するインターテック。今年のサイクルモードでは、それらの新製品はもちろんのこと、同社が新たに取り扱う2つのブランドが強力にプッシュされることになった。

一つはリーズナブルな価格でパワーメーターを展開するアメリカのステージス。チームスカイにも供給するパワーメーターブランドをこの12月から本格展開することになる。これまでは左クランクのみだったステージスパワーだが、ついに右クランクにもセンサーを取り付けることで左右のリアルな出力を計測できるようになった新型がお披露目された。左右のペダリングパワー比などもチェックすることができるようになり、よりシリアスにトレーニングする人にとってはうれしい進化だろう。

右クランクモデルをリリースしたステージス右クランクモデルをリリースしたステージス 新たに発表されたサイクルコンピューター ステージスDASH新たに発表されたサイクルコンピューター ステージスDASH

本国からのスタッフも来日中だ本国からのスタッフも来日中だ
また、サイクルコンピューターも新たにお披露目された。DASHと名付けられたサイクルコンピューターは、縦表示と横表示どちらにも対応するとともに、表示項目の編集にもかなり高い自由度を持っているのが特徴だという。また、オリジナルのトレーニングデータ解析サービス「ステージスリンク」も来春にローンチする予定とのことだ。

もう一つは、こちらもチームスカイ御用達のインドアトレーナーブランド、ワフー。今回のサイクルモードでは、同社のダイレクトトランスミッション型トレーナーKICKR、そしてタイヤドライブ型トレーナーのKICKR SNAPの2モデルでズイフトを体験できるような展示がされている。

ワフーではKICKRを使用してズイフトを体験できるコーナーもワフーではKICKRを使用してズイフトを体験できるコーナーも
新たにDH認証を取得したSUPER DH新たにDH認証を取得したSUPER DH ロード用ヘルメットではエントリーモデルからインテグレートMIPSを採用するロード用ヘルメットではエントリーモデルからインテグレートMIPSを採用する

残りのバッテリー時間が背面に表示されるカウントダウン1600残りのバッテリー時間が背面に表示されるカウントダウン1600 色とりどりのスウィフトウィックのソックスたち 今年よりメリノウール混紡の薄手モデルも用意される色とりどりのスウィフトウィックのソックスたち 今年よりメリノウール混紡の薄手モデルも用意される


もちろん、既存のブランドも魅力的な新製品が多くそろえられている。ベルはロード用、MTB用ともにほぼすべてのモデルにMIPSを投入。エンデューロ用ヘルメットとして人気を博したSUPERがよりプロテクション性能を増し、DH対応となったSUPER DHとしてモデルチェンジを果たしている。ロード用ヘルメットでは、ハイエンドモデルZephyrに採用されたインテグレートMIPSをエントリーモデルまで通して採用することに。手の届きやすい価格帯のモデルでも安全性を軽視しないベルの姿勢が表れている。

ブラックバーンでは、ライトやバッグに新モデルが追加。最大1600ルーメンを出力するハイエンドライトから、コンパクトなポジションライトまで幅広いラインアップが揃うほか、様々なツールを収めることができるダウンチューブバッグなども追加された。



キャニオン:マルティンがツールで使ったTTバイクを展示

一押しはCXレースバイクのINFLITE CF SLX。担当者も昨晩のエリートレースで駆った一押しはCXレースバイクのINFLITE CF SLX。担当者も昨晩のエリートレースで駆った
直販形式をとるため店頭にバイクが並ばないキャニオンは、今年も一目見て走りを確かめようとするユーザーが絶えない屈指の人気ブースとなっている。

毎年プロ選手が使ったバイクを展示することが恒例だが、今年はツール・ド・フランスでトニ・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)が使ったクラフトワーク仕様のSPEEDMAXと、ミカエル・モルコフ(ロシア、カチューシャ・アルペシン)が使ったAeroad CF SLXの2台を展示中だ。

ツール・ド・フランスでトニ・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)が使ったクラフトワーク仕様のSPEEDMAX。巨大なチェーンリングに注目ツール・ド・フランスでトニ・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)が使ったクラフトワーク仕様のSPEEDMAX。巨大なチェーンリングに注目
ミカエル・モルコフ(ロシア、カチューシャ・アルペシン)が使ったAEROAD CF SLX DISCミカエル・モルコフ(ロシア、カチューシャ・アルペシン)が使ったAEROAD CF SLX DISC ハンドルにはグリップを装着し、滑り止めを貼り、更にシフトボタンを増設ハンドルにはグリップを装着し、滑り止めを貼り、更にシフトボタンを増設

市販品には存在しないZIPP 454 NSWのチューブラーホイール市販品には存在しないZIPP 454 NSWのチューブラーホイール 破格プライスを下げるフラットバーロードROADLITE CF 9.0破格プライスを下げるフラットバーロードROADLITE CF 9.0


いずれもプロならではの工夫が山盛りで、例えばマルティンのバイクにはメーカー不詳の巨大チェーンリングが取り付けられていたり、TTハンドル先端にはエルゴン製のグリップを取り付けた上にサンドペーパーを貼り、更にRED EtapのGrips(拡張シフトボタン)を接着剤とビニールテープで固定。市販品には存在しないZIPP 454 NSWのチューブラーホイールが装着され、タイヤもコンチネンタルの供給専用品COMPETITION PRO LTDなどなど、見れば見るほど発見があるはず。

シクロクロッサーからの熱視線を集めるユニークなレースバイクINFLITE CF SLXや、フルカーボンフレームとR9120系デュラエースを搭載しながら25万9千円という破格プライスを下げるフラットバーロードROADLITE CF 9.0などなど、目玉製品が山盛りです。



パナレーサー:新作の軽量タイヤGILLAR(ジラー)に要注目

幅広いタイヤ製品ラインアップが並ぶパナレーサーブース幅広いタイヤ製品ラインアップが並ぶパナレーサーブース
複数の国内プロロードチームをサポートするパナレーサーは、選手らも使用するRACE EVOシリーズを始めMTBやシクロクロス、アーバンカテゴリーに渡る幅広い製品ラインナップを展示。その中でも注目は先日発表された完全新作タイヤ「GILLAR(ジラー)」。耐パンクベルトを備えながら23Cサイズで160gと同社最軽量に仕上がった製品となる。ブースにははかりも置かれ実際にその重さを確認できる辺り、軽さに対する自信が窺えるというもの。

また新製品の携帯ポンプも展示。同社のフロアポンプに採用した、バルブに押し付けるだけでワンタッチでロックが可能な口金の機構を携帯ポンプにも採用したものとなる。出先のパンク修理ではポンプの口が安定しないという使いにくさが付きまとうが、今作はそれを解消してくれる画期的な製品となるだろう。

ずらりと並んだパナレーサータイヤずらりと並んだパナレーサータイヤ 新作の軽量タイヤGILLARは実際に重量を計ることができる新作の軽量タイヤGILLARは実際に重量を計ることができる
フロアポンプの口金を転用した新作の携帯ポンプフロアポンプの口金を転用した新作の携帯ポンプ ソックスやジャージ等のアパレルも引き続きオンライショップにて扱うソックスやジャージ等のアパレルも引き続きオンライショップにて扱う

アーバン用タイヤのパセラシリーズにも新作が登場。より耐パンク性能を高めた「パセラジャケット」という製品がラインアップに加わる。また、今年から新たに展開しているアパレルも並ぶ。ソックスやジャージ、キャップなどのラインアップがあるが、現在購入はオンラインショップのみとなるためこの場でぜひ確認してほしい。



グロータック:GT-Rollerシリーズにコンパクトな新モデルが登場 ズイフトに対応する電子制御負荷オプションも

ユニークなローラー台を体験できるグロータックブースユニークなローラー台を体験できるグロータックブース
ユニークな構造のローラー台、GT-Rollerシリーズを展開するグロータック。世界初のフォーク固定式ローラー台、GT-Roller FLEXシリーズが国内ホビーレーサーを中心にヒットし、続いてリリースした4本ローラー台、GT-Roller Q1.1によって圧倒的な実走感を実現するなど、ユニークなアイディアをカタチにし続けてきたブランドだ。

そんなグロータックが新たに、折り畳み性を重視し、レース会場でのアップなどにももってこいの新モデル、GT-Roller M1.1を発表した。これは、以前のFLEXシリーズの構造を受け継ぎつつ、フォークをマウントする支柱をカーボン製にすることで、分解可能かつ軽量としたモデルだ。

工具不要で折りたたむことができる工具不要で折りたたむことができる グラファイトデザインが製作したカーボン支柱グラファイトデザインが製作したカーボン支柱

専用のコントロールアプリも開発済みだ専用のコントロールアプリも開発済みだ ローラー台以外にも様々な製品を展開するグロータックローラー台以外にも様々な製品を展開するグロータック


ローラー部分はアルミとなっており、重量を抑えつつ高い精度を実現している。工具不要で組立、折り畳みができ、所要時間は30秒ほどととても手軽なのも特徴だ。カーボン支柱はグラファイトデザイン製で、品質に関しては折り紙付きだ。

また、今回大きな話題を呼んだのが、すべてのモデルに電子制御負荷ユニットが用意されるということ。Bluetoothによって専用のスマートフォンアプリと連動することで0~100%まで5%刻みの20段階で負荷を調整できる。また、ANT+にも対応しており、ズイフトやBKOOLといったインドアトレーニングサービスと連動して自動で負荷調整を行ってくれる機能も用意されるとのことだ。

電動で斜度を再現できる昇降装置電動で斜度を再現できる昇降装置 オプションで用意される電子制御負荷ユニットオプションで用意される電子制御負荷ユニット


さらに、Q1.1には、待望の電動昇降装置が登場。こちらも電子制御が可能となっており、スマホから0度から10度までの間で調整することが可能となっているほか、ズイフトなどでコースプロファイルに合わせて斜度を変更してくれる機能も備わるという。近年盛り上がりを見せるスマートトレーナー界に新たな風を起こす存在となりそうだ。

text&photo:CW編集部
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の画像 月刊ぐるっと千葉 2017年 11 月号 [雑誌]
カテゴリー: Book
出版社: ちばマガジン
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カテゴリー: Book
著者: 都道府県研究会
出版社: 洋泉社
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