2010/02/12(金) - 10:27
キャノンデールはオーバーサイズアルミフレームのパイオニアだ。歴代の同社アルミフレームにはCAAD(キャノンデール・アドバンスド・アルミ・デザイン)という名称と、末尾に数字が与えられてきた。
そのアルミフレームの最新モデルは「CAAD9」であり、今回試乗する「CAAD8」は、つまり1世代前のフレームになる。しかし、CAAD8もまた過去にプロチームに供給されたモデルであり、ジロ・デ・イタリアの総合優勝など数多くのタイトルを獲得した実績と高いポテンシャルを備えたフレームである。
Si=システム・インテグレーションやキャノンデールのアルミフレームの象徴とも言われる砂時計型にシェイプされた「アワーグラスシートステー」など、好評を得ている機能が搭載されているほか、前三角のメインチューブは非常に太い断面積を持ち、可能な限りの軽量化を追求した削り加工とバテッド加工がなされている。
そんなスペックを持つかつての最上位機種フレームが、キャノンデールの最廉価入門モデルとして再びラインナップに加わるのだ。フラッグシップモデルが翌年のセカンドモデルとなって残ることは良くあることだが、このCAAD8のような事例は珍しい。
フルアルミフレームのロードバイクは10万円台前半に数多く存在し、価格競争の厳しいプライスゾーンとも言えるが、新生CAAD8 6は、シマノ・ティアグラの18スピードコンポを搭載して13万9000円の価格でこの激戦区に投じられる。
そしてこの再登場に際し、フレームの仕様が若干変更されている。従来のレーシングジオメトリーから、初心者にも扱いやすいように仕上げられているのだ。
具体的にはヘッドチューブを15mm延長してアップライトポジションを取りやすくし、ハンドリングを落ち着かせている。さらにホイールベースもわずかに長くすることで(サイズ540mm比較)安定したライディングができるようになっている。
一般的にアルミフレームは硬いと言われる。しかしCAADシリーズは、独自のアワーグラスシートステーによりカーボン製のシートステーを装備するフレームにも劣らない快適性を持ちあわせる。でありながらアルミの利点であるパワーロスのない剛性感あふれる走りができる。この二律背反する性能を単一素材で両立したのが、アルミフレームにこだわり続けてきたキャノンデールの実力と言えるだろう。
またリヤエンドにダボ穴が付くことからも、メーカーではツーリング的な用途も視野に入れていることが分かる。純粋なロードバイクライドだけでなく、入門者に配慮して使い勝手の広さを持たせているのもユーザーフレンドリーな仕様と言えるだろう。
過去にプロチームに供給されたフレームを持つこのモデルを、テストライダー両氏はどのように評するのだろうか?早速、インプレッションをお届けしよう。
― インプレッション
「安定した走りが魅力の1台」 鈴木祐一(Rise Ride)
キャノンデールは色々なジャンルのバイクを作っているので「外し」がない。どのロードバイクもスポーツライドを楽しむのに必要な性能を持ち、細分化したラインナップが魅力だ。つまり選択肢が多いのだ。
このモデルは入門ロードとして価格的にも非常に魅力的だ。高級感あるペイントとルックスの素晴らしさはハイエンドモデルと並べてもひけをとらず、とても13万円台のバイクとは思えない。
フレームの出来はとてもいい。色々差し引いてもそう思う。ジロを制したかつての最高峰モデルと同一スペックのフレームだから、素性的には羊の皮をかぶった狼だ。
しかし、これは完成車なので、13万9000円のモデルとして評価すると、物足りない面も見えてくる。
まず良いところは、ホイールや全体の重量の重さの影響がでない走りだ。ある程度スピードに乗ったときの推進力の良さはとても強く感じとれる。平坦路であればロードバイクの楽しみや醍醐味を存分に味わうことができる。素性はとても良いフレームを採用したロードバイクなのだ。
パーツはティアグラのフルセットなので、入門用には悪くないアッセンブルだ。正確に変速し、動きに不満はない。
パーツアッセンブルを含めてロードバイクの基本を大きくは外していないけれど、ホイール周りがフレーム性能の足を引っ張っているように感じたのが残念。チョイスされたホイールがちょっと重い。それが影響して、引きずる部分があるのだ。タイヤも比較的安価な製品が装備されるので、振動吸収性が悪かった。ゴツゴツとしていて、本来ならカットしてくれる類の路面の振動もそのまま伝えてしまう。
ホイール部のデメリットを最も感じるのは加速性。重いので自分の持っている力を上手く前に進められない。小さな凹凸も拾ってしまうので推進力に変わらないと感じた。
コーナーリングもフレームのジオメトリーから考えると、決して悪くはない。しかし車重の重さなどが影響して、切り返しなどで反応が鈍いと感じるのが気になる。
ちょっと辛口になってしまったが、初期の踏み出しの鈍さとか、登坂性能を改めるには、まずホイールとタイヤを交換するのがおススメだ。ワンランク上のホイールと高級タイヤをセットするなら、路面の振動をカットしてくれるので、嫌なゴツゴツ感もなくスムーズに走ることができるのではないだろうか。
キツイことを言えば、このモデルのライバルはクロスバイクになってしまう。しかし前向きに言えば、パーツアッセンブルを見直すことで良いロードバイクに生まれ変わる潜在能力がある。
最も重要なフレームはしっかりとしているので、そこを外していないというアドバンテージは確実にある。完成車とした際にターゲットとするシーン、ユーザーが見えにくいというところはあるが……。
「クロスバイクが欲しい、でもゆくゆくはロードバイクに乗りたい」と迷っている人には、2台買うコストを考えれば、最初にCAAD8を買い、差額を後のアップグレード代に回す考え方もアリだと思う。 今回挙げたネガな要素は、この価格帯のほとんどすべての完成車が共通して抱える問題と言える。その対処法もまた然り。
このままのスペックで使うのであれば、メタボ対策のフィットネスライドのような使い方や、まず自転車で運動してみたいというような人に合うだろう。
「サンデーライダーに非常にお勧めできるバイクだ」 浅見和洋(なるしまフレンド)
このバイクはロードバイクデビューをするにあたって、とてもオススメできる1台だと感じた。特に初心者の場合、アルミフレームは硬いというイメージを抱いて敬遠しがちだ。しかしこのモデルはフルアルミといえどもむやみに硬くはないのだ。
それはなぜか?と分析してみると、まずは手組みのノーマルホイールが利いているのだろう。もう1つは幅の太い25Cのタイヤが付いていること。こうすることで振動が緩和され、初心者が敬遠する乗り心地の悪さ・硬さを克服しているように思う。そして何より、キャノンデール独自のフレーム設計の味付けの良さのおかげもあるだろう。
価格的に初心者向けロードバイクということもあり、本格的なスポーツ走行に使うには下りのコーナーリング性能を高めなければならない点は確かにあるが、CAAD8は全体的な性能ではとても安定していて、たとえライダーが未熟でもバイクがある程度カバーしてくれるだろう。
パーツ構成のおかげか、振動吸収性もとてもいいと感じた。コンポがシマノ製で統一されているので、ブレーキや変速など、ティアグラが本来持っている性能は出し切っているとも感じた。
13万9000円という価格は、ティアグラ完成車としては、他のメーカー製品と細部まで比較しても妥当な価格だと言えるだろう。むしろフレームの価値を考えると安いと思う。
最も適している用途は「ゆったりサイクリング」。初期設定状態だとレースなどに参加するのは少し難しい面があると思う。乗るうちに用途が広がって、もしもレースに参加したくなったら、まずはホイールを含む足回りを換えることがオススメだ。
あと1点不満に思ったのは、クランクのサイズがやや長めなこと。試乗車のサイズは56cmだったが、日本人の体型でこのサイズを選ぶ場合、通常では172.5mmが好ましい。テストしたバイクには175mmが付いていたので、日本仕様としてマイナス2.5mmされた仕様があれば、よりユーザーに喜ばれるだろう。
ユーザー像としてどんな人に適しているかというと、日常は社会で荒波に揉まれているサラリーマンが、「週末の2日ぐらいはのんびりとサイクリングをして余暇を充実させたい」というような人に大変オススメできるだろう。パッケージとしての内容の良さに加え、キャノンデールならではの所有欲を満たす高級感ある仕上げはとても魅力的だ。
キャノンデールCAAD8 6
フレームマテリアル:キャノンデール・CAAD8
フォーク:キャノンデール・スライスウルトラカーボンブレード
メインコンポ:シマノ・ティアグラ
クランク:シマノ・ティアグラ
ホイール:ジャルコJ・DRX4000 32H
タイヤ:ヴィットリア・ザフィーロ 700×25C
フレームサイズ:44、48、50、52、54、56
カラー:チームブルー×マグネシウムホワイト、レースレッド×ジェットブラック
希望小売価格:13万9000円
鈴木祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストンMTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
浅見 和洋(なるしまフレンド)|
プロショップ「なるしまフレンド原宿店」スタッフ。身長175cm、体重65kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質は厳しい上りがあるコースでの活躍が目立つクライマータイプだ。ダンシングでパワフルに走るのが得意。最近の嗜好は日帰りロングランにあり、例えば東京から伊豆といった、距離にして300kmオーバーをクラブ員らと楽しんでいる。
なるしまフレンド
ウェア協力:カステリ(インターマックス)
text:吉本 司
photo&edit:綾野 真
そのアルミフレームの最新モデルは「CAAD9」であり、今回試乗する「CAAD8」は、つまり1世代前のフレームになる。しかし、CAAD8もまた過去にプロチームに供給されたモデルであり、ジロ・デ・イタリアの総合優勝など数多くのタイトルを獲得した実績と高いポテンシャルを備えたフレームである。
Si=システム・インテグレーションやキャノンデールのアルミフレームの象徴とも言われる砂時計型にシェイプされた「アワーグラスシートステー」など、好評を得ている機能が搭載されているほか、前三角のメインチューブは非常に太い断面積を持ち、可能な限りの軽量化を追求した削り加工とバテッド加工がなされている。
そんなスペックを持つかつての最上位機種フレームが、キャノンデールの最廉価入門モデルとして再びラインナップに加わるのだ。フラッグシップモデルが翌年のセカンドモデルとなって残ることは良くあることだが、このCAAD8のような事例は珍しい。
フルアルミフレームのロードバイクは10万円台前半に数多く存在し、価格競争の厳しいプライスゾーンとも言えるが、新生CAAD8 6は、シマノ・ティアグラの18スピードコンポを搭載して13万9000円の価格でこの激戦区に投じられる。
そしてこの再登場に際し、フレームの仕様が若干変更されている。従来のレーシングジオメトリーから、初心者にも扱いやすいように仕上げられているのだ。
具体的にはヘッドチューブを15mm延長してアップライトポジションを取りやすくし、ハンドリングを落ち着かせている。さらにホイールベースもわずかに長くすることで(サイズ540mm比較)安定したライディングができるようになっている。
一般的にアルミフレームは硬いと言われる。しかしCAADシリーズは、独自のアワーグラスシートステーによりカーボン製のシートステーを装備するフレームにも劣らない快適性を持ちあわせる。でありながらアルミの利点であるパワーロスのない剛性感あふれる走りができる。この二律背反する性能を単一素材で両立したのが、アルミフレームにこだわり続けてきたキャノンデールの実力と言えるだろう。
またリヤエンドにダボ穴が付くことからも、メーカーではツーリング的な用途も視野に入れていることが分かる。純粋なロードバイクライドだけでなく、入門者に配慮して使い勝手の広さを持たせているのもユーザーフレンドリーな仕様と言えるだろう。
過去にプロチームに供給されたフレームを持つこのモデルを、テストライダー両氏はどのように評するのだろうか?早速、インプレッションをお届けしよう。
― インプレッション
「安定した走りが魅力の1台」 鈴木祐一(Rise Ride)
キャノンデールは色々なジャンルのバイクを作っているので「外し」がない。どのロードバイクもスポーツライドを楽しむのに必要な性能を持ち、細分化したラインナップが魅力だ。つまり選択肢が多いのだ。
このモデルは入門ロードとして価格的にも非常に魅力的だ。高級感あるペイントとルックスの素晴らしさはハイエンドモデルと並べてもひけをとらず、とても13万円台のバイクとは思えない。
フレームの出来はとてもいい。色々差し引いてもそう思う。ジロを制したかつての最高峰モデルと同一スペックのフレームだから、素性的には羊の皮をかぶった狼だ。
しかし、これは完成車なので、13万9000円のモデルとして評価すると、物足りない面も見えてくる。
まず良いところは、ホイールや全体の重量の重さの影響がでない走りだ。ある程度スピードに乗ったときの推進力の良さはとても強く感じとれる。平坦路であればロードバイクの楽しみや醍醐味を存分に味わうことができる。素性はとても良いフレームを採用したロードバイクなのだ。
パーツはティアグラのフルセットなので、入門用には悪くないアッセンブルだ。正確に変速し、動きに不満はない。
パーツアッセンブルを含めてロードバイクの基本を大きくは外していないけれど、ホイール周りがフレーム性能の足を引っ張っているように感じたのが残念。チョイスされたホイールがちょっと重い。それが影響して、引きずる部分があるのだ。タイヤも比較的安価な製品が装備されるので、振動吸収性が悪かった。ゴツゴツとしていて、本来ならカットしてくれる類の路面の振動もそのまま伝えてしまう。
ホイール部のデメリットを最も感じるのは加速性。重いので自分の持っている力を上手く前に進められない。小さな凹凸も拾ってしまうので推進力に変わらないと感じた。
コーナーリングもフレームのジオメトリーから考えると、決して悪くはない。しかし車重の重さなどが影響して、切り返しなどで反応が鈍いと感じるのが気になる。
ちょっと辛口になってしまったが、初期の踏み出しの鈍さとか、登坂性能を改めるには、まずホイールとタイヤを交換するのがおススメだ。ワンランク上のホイールと高級タイヤをセットするなら、路面の振動をカットしてくれるので、嫌なゴツゴツ感もなくスムーズに走ることができるのではないだろうか。
キツイことを言えば、このモデルのライバルはクロスバイクになってしまう。しかし前向きに言えば、パーツアッセンブルを見直すことで良いロードバイクに生まれ変わる潜在能力がある。
最も重要なフレームはしっかりとしているので、そこを外していないというアドバンテージは確実にある。完成車とした際にターゲットとするシーン、ユーザーが見えにくいというところはあるが……。
「クロスバイクが欲しい、でもゆくゆくはロードバイクに乗りたい」と迷っている人には、2台買うコストを考えれば、最初にCAAD8を買い、差額を後のアップグレード代に回す考え方もアリだと思う。 今回挙げたネガな要素は、この価格帯のほとんどすべての完成車が共通して抱える問題と言える。その対処法もまた然り。
このままのスペックで使うのであれば、メタボ対策のフィットネスライドのような使い方や、まず自転車で運動してみたいというような人に合うだろう。
「サンデーライダーに非常にお勧めできるバイクだ」 浅見和洋(なるしまフレンド)
このバイクはロードバイクデビューをするにあたって、とてもオススメできる1台だと感じた。特に初心者の場合、アルミフレームは硬いというイメージを抱いて敬遠しがちだ。しかしこのモデルはフルアルミといえどもむやみに硬くはないのだ。
それはなぜか?と分析してみると、まずは手組みのノーマルホイールが利いているのだろう。もう1つは幅の太い25Cのタイヤが付いていること。こうすることで振動が緩和され、初心者が敬遠する乗り心地の悪さ・硬さを克服しているように思う。そして何より、キャノンデール独自のフレーム設計の味付けの良さのおかげもあるだろう。
価格的に初心者向けロードバイクということもあり、本格的なスポーツ走行に使うには下りのコーナーリング性能を高めなければならない点は確かにあるが、CAAD8は全体的な性能ではとても安定していて、たとえライダーが未熟でもバイクがある程度カバーしてくれるだろう。
パーツ構成のおかげか、振動吸収性もとてもいいと感じた。コンポがシマノ製で統一されているので、ブレーキや変速など、ティアグラが本来持っている性能は出し切っているとも感じた。
13万9000円という価格は、ティアグラ完成車としては、他のメーカー製品と細部まで比較しても妥当な価格だと言えるだろう。むしろフレームの価値を考えると安いと思う。
最も適している用途は「ゆったりサイクリング」。初期設定状態だとレースなどに参加するのは少し難しい面があると思う。乗るうちに用途が広がって、もしもレースに参加したくなったら、まずはホイールを含む足回りを換えることがオススメだ。
あと1点不満に思ったのは、クランクのサイズがやや長めなこと。試乗車のサイズは56cmだったが、日本人の体型でこのサイズを選ぶ場合、通常では172.5mmが好ましい。テストしたバイクには175mmが付いていたので、日本仕様としてマイナス2.5mmされた仕様があれば、よりユーザーに喜ばれるだろう。
ユーザー像としてどんな人に適しているかというと、日常は社会で荒波に揉まれているサラリーマンが、「週末の2日ぐらいはのんびりとサイクリングをして余暇を充実させたい」というような人に大変オススメできるだろう。パッケージとしての内容の良さに加え、キャノンデールならではの所有欲を満たす高級感ある仕上げはとても魅力的だ。
キャノンデールCAAD8 6
フレームマテリアル:キャノンデール・CAAD8
フォーク:キャノンデール・スライスウルトラカーボンブレード
メインコンポ:シマノ・ティアグラ
クランク:シマノ・ティアグラ
ホイール:ジャルコJ・DRX4000 32H
タイヤ:ヴィットリア・ザフィーロ 700×25C
フレームサイズ:44、48、50、52、54、56
カラー:チームブルー×マグネシウムホワイト、レースレッド×ジェットブラック
希望小売価格:13万9000円
インプレライダーのプロフィール
鈴木祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストンMTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
浅見 和洋(なるしまフレンド)|
プロショップ「なるしまフレンド原宿店」スタッフ。身長175cm、体重65kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質は厳しい上りがあるコースでの活躍が目立つクライマータイプだ。ダンシングでパワフルに走るのが得意。最近の嗜好は日帰りロングランにあり、例えば東京から伊豆といった、距離にして300kmオーバーをクラブ員らと楽しんでいる。
なるしまフレンド
ウェア協力:カステリ(インターマックス)
text:吉本 司
photo&edit:綾野 真
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