ロードレースの勢力図はどう変わる？2018年の移籍情報を総まとめ

2018年に向けてチームの移籍交渉は大詰め。すでに多くの選手が新しい所属チームを発表している。9月14日現在判明している移籍選手をリスト形式でお届けします。

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マルセル・キッテル（ドイツ、クイックステップフロアーズ） photo:Kei Tsuji / TDWsportアレクサンドル・クリストフ（ノルウェー、カチューシャ・アルペシン）の手に photo:Kei Tsuji / TDWsport

2018年シーズンに向けたストーブリーグのトピックは、マルセル・キッテル（ドイツ、クイックステップフロアーズ）やアレクサンドル・クリストフ（ノルウェー、カチューシャ・アルペシン）、エリア・ヴィヴィアーニ（イタリア、チームスカイ）といったビッグスプリンターが移籍すること。グランツールやクラシックレースのフィニッシュ前で組まれるリードアウトトレインにも変化が見られそうだ。

オリカ・スコットやカチューシャ・アルペシンがビッグネームを相次ぎ獲得した一方で、チームスカイやクイックステップフロアーズは若手の獲得に積極的。U23世界王者クリストファー・ハルフォルセン（ノルウェー）やツール・ド・ラヴニール覇者エガン・ベルナル（コロンビア）がチームスカイのジャージを着る。ツール・ド・フランスでフルームをアシストしたミケル・ランダ（スペイン）とミケル・ニエベ（スペイン）はそれぞれモビスターとオリカ・スコットに移籍する。

UCIプロコンチネンタルチームの中では、ジェローム・ピノーが新たに立ち上げるフランスのヴィタルコンセプトがUCIワールドチームから選手を多く獲得。イスラエル・サイクリングアカデミーも同様に補強に積極的で、これはイスラエルで開幕すると噂されるジロ・デ・イタリアに向けた布石とみられる。

以下は2018年UCIワールドチームに移籍する選手、もしくは2017年UCIワールドチームに所属していた選手の移籍リスト。