幅広いニーズを誇るイタリアの老舗タイヤブランド、ヴィットリア。ブチルチューブを用い、レースから練習まで幅広く使えるチューブラータイヤ「RUBINO PRO Tubular」が新規登場している。



ヴィットリア RUBINO PRO Tubularヴィットリア RUBINO PRO Tubular (c)ヴィットリア・ジャパン
最先端素材「グラフェン」を配合したコンパウンドを導入したことで、昨年に総刷新を遂げたヴィットリアのロード用タイヤラインナップ。モデルチェンジ以前、ブチルチューブ採用のチューブラータイヤとしては「CORSA ELITE」がそのポジションにあったが絶版となり、その穴を埋める後継モデルとして今回「RUBINO PRO Tubular」がデビューを飾った。エア抜けしにくいブチルチューブを用いることで、レースはもちろん、高強度かつ長時間のトレーニングにマッチするよう仕上げられたタイヤだ。

秋のサイクルモードで初公開されたRUBINO PRO Tubular。他のRUBINOシリーズ同様にグラフェンを配合したコンパウンドを用い高性能化していることが最大の特徴で、さらにタイヤセンターはスピードを、サイド部分はしなやかさを、その中間にはグリップ力を狙うべく、3種類のコンパウンドを使い分けている。これによって高いグリップ力と低い転がり抵抗という相反する要素を共に高めているという。トレッドは耐パンク性能としやなかさ、そして寿命を高めるべくやや厚めの設定だ。

グラフェンを用い、さらに3種類のコンパウンドを使い分け理想的な性能を目指したグラフェンを用い、さらに3種類のコンパウンドを使い分け理想的な性能を目指した (c)ヴィットリア・ジャパン他のRUBINOシリーズ同様、センターがスリック、サイドが格子状のトレッドパターンを採用他のRUBINOシリーズ同様、センターがスリック、サイドが格子状のトレッドパターンを採用 (c)ヴィットリア・ジャパン

サイドラベルにはグラフェン使用を表す「G+」のロゴがあしらわれるサイドラベルにはグラフェン使用を表す「G+」のロゴがあしらわれる (c)ヴィットリア・ジャパンタイヤ裏側にはハンドメイドである証のスタンプが押されるタイヤ裏側にはハンドメイドである証のスタンプが押される (c)ヴィットリア・ジャパン


タイヤの心臓部にあたるケーシングには、ポリエステルの芯にコットンを編み込んだ高密度なコアスパン290TPIを採用しており、TPI値はRUBINOシリーズ随一。トレッドパターンは他のRUBINOシリーズ同様にセンターがスリック、サイドが格子状だ。

サイズは23mmと25mmの2種類が用意されており、23mmの平均重量は285gとCORSAのスタンダードモデルにも迫る数値をマークしている。カラーはグレーサイド1種類、価格は7,500円(税抜)。日々のトレーニングからレースシーンまで幅広く使える、バーサタイルなチューブラータイヤだ。



ヴィットリア RUBINO PRO Tubular
ケーシング:コアスパン290TPI
コンパウンド:グラフェンG+Isotech 3C(トリプルコンパウンド)
サイズ:28"(700)-23mm、28"(700)-25mm
重量:285g(28"-23mm、平均重量)
カラー:ブラック/グレーサイド
希望小売価格:7,500円(税抜)
※28"(700)-25mm発売中、28"(700)-23mmは3月発売予定


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