21歳という若さで今年の全米ロード選手権を制したグレゴリー・ダニエル(アクセオン・ハーゲンス・ベルマン)がワールドチーム加入の切符を掴み取った。契約は2018年間までの2年間だ。



星条旗ジャージを纏うグレゴリー・ダニエル(アクセオン・ハーゲンス・ベルマン)星条旗ジャージを纏うグレゴリー・ダニエル(アクセオン・ハーゲンス・ベルマン) (c)www.treksegafredo.com今年の全米選手権を制しているグレゴリー・ダニエル(アクセオン・ハーゲンス・ベルマン)今年の全米選手権を制しているグレゴリー・ダニエル(アクセオン・ハーゲンス・ベルマン) photo:www.usacycling.org「ずっとワールドチームへの加入を夢見てきた。トレック・セガフレードへの加入はとても名誉なこと」と、ワールドツアー昇格を掴み取った若きアメリカナショナルチャンピオンは語る。

1994年生まれ、現在21歳のダニエルは2015年から現チームに加入し、監督を務めるアクセル・メルクス氏の育成プログラムに沿って成長。5月末に開催された全米ロード選手権終盤に単独アタックを成功させ、周囲を驚かせる大金星を獲得。その前のツアー・オブ・カリフォルニアでもで積極的な走りを見せたほか、全米選手権後のツール・ド・ビュース(UCI2.2)でも総合優勝を飾るなど、大いに注目を集めていた。

トレック・セガフレードのルーカ・グエルチレーナGMも「ダニエルはここ数年間で驚くべき成長を見せてきた選手であり、彼の加入に興奮を隠せない。彼はアグレッシブで頭の回転も早く、レース中に自ら動くことに躊躇しない。まだ若く、これからの成長が楽しみだ」と期待をコメント。

ダニエルは「育成チームからワールドチームへの昇格はもの凄いビッグステップだが、ここまで入念に準備をしてきたし、地元の自転車コミュニティや家族など素晴らしいサポートがあってこそ。これからの自分にとって大切なのは、自分がベストの状態でどういう走りができるかを知り、チームをサポートし、チームから多くを学ぶこと。ヤスパー(ストゥイフェン)は今の僕の監督であるアクセル・メルクスの育成プログラムからトレック・セガフレードに加入した一人であり、彼の存在は僕にとって大きい」

「僕は登れて逃げを打てる選手として知られているけれど。TTも得意。今は成長過程の真っ只中にあって、夢を追いかけている状態さ。1週間のステージレースが好きで、将来的にはツール・ド・フランスで勝負できるようになりたい」と抱負を語っている。

トレック・セガフレードはヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)が4月のパリ〜ルーベをもってプロトンから退いており、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)、フランク・シュレク(ルクセンブルク)、ライダー・ヘシェダル(カナダ)らベテラン勢が今年限りの引退を発表済み。

アクセオン・ハーゲンス・ベルマンからはダニエルと共に22歳のルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)や、20歳のマッズ・ペデルセン(デンマーク、現ストルティング・サービスグループ)の加入が決定しており、チームは大きく若返りを果たすこととなる。

text:So.Isobe