レースのニュートラルサービスを提供するマヴィックが、ヤマハのTMAX530をベースとした新型ニュートラル・モトをアジア選手権ロードレースから導入し始めた。今後、各地の自転車大会のサポートを行う予定だ。以下、リリースより紹介する。



アジア選手権ロードレースで活躍するMAVICニュートラル・モトアジア選手権ロードレースで活躍するMAVICニュートラル・モト photo:Makoto.AYANO
アメアスポーツジャパン株式会社マヴィックは、ヤマハ発動機株式会社様よりサポートを頂き、同社の人気オートマチック・スーパースポーツバイク「TMAX530」をベースとした新しい「MAVICニュートラル・モト」を導入しました。

新しいヤマハ「TMAX530」ベースのMAVICニュートラル・モトは、2016年1月19日(火)から開催されました2016年アジア自転車競技選手権大会、22日(金)にスタートしたロードレースにてデビューし、今後、本格的にニュートラル・モトサービスを始動いたします。

新しいMAVICニュートラル・モトはヤマハ「TMAX530」の最大の特徴である「高いスポーツ性能と優れたコミューター性能」をフルに生かして、国内で開催される様々な自転車大会をサポートしてまいります。

MAVICカーとニュートラルサービス
ニュートラルサービスは、すべての競技者がチームや機材、国籍に関係なく中立な技術サポートを受けられる仕組みです。MAVIC SSC(スペシャル・サービス・コース)チームとともに、この取り組みを世界最高峰のレース“ツール・ド・フランス”を含む世界各地、年間200以上のレースで実施しております。

このサービスは1972年、MAVICのスタッフがレースで車両が故障したスポーツマネージャーに自分の車を貸したことから端を発しました。競技者、主催者双方にとって有益なニュートラルサービスを提供するイエローカー(MAVICカー)は、日本では1996年より富士重工株式会社様の協力のもとサポートを開始しております。

いまやプロのレースシーンのみならず、アマチュアのレースイベントでも問題をその場で解決すべく最善を尽くし、すべての選手たちが無事にゴールを切れるようにサポートしております。

マヴィック 新型ニュートラルモトがアジア選手権ロードレースでデビューマヴィック 新型ニュートラルモトがアジア選手権ロードレースでデビュー (c)アメアスポーツジャパン
新型MAVICニュートラル・モト(ヤマハ「TMAX530」)
全長/全幅/全高:2,200mm/775mm/1,420mm
シート高:800mm
軸間距離:1,580mm
最低地上高:125mm
車両重量:222kg
燃料消費率:27.0km/L(60km/h)2名乗車時、21.7km/L(クラス3, サブクラス3-2)1名乗車時
総排気量:530cm3
最高出力:35kW(48PS)/6,750r/min
最大トルク:53N・m(5.4kgf・m)/5,250r/min
乗車定員:2名

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