日本のファンに残念なニュースが飛び込んできた。膝の手術によって欠場が決まった兄フランクに続いて、弟アンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)のジャパンカップ欠場が決定。シュレク兄弟来日の可能性が無くなった。

アンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)アンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク) photo:Cor Vosジャパンカップの公式サイトが伝えたところによると、左膝の手術によってシーズンを終えた兄フランク・シュレクに続いて、体調不良によって弟アンディ・シュレクの来日中止が決まった。

フランスのレキップ紙によると、アンディはツール・ド・フランス以降コンディションが思うように上がらず、シーズンを早々に切り上げることに。アンディはツールを総合2位で終えたが、ブエルタ・ア・エスパーニャでは精彩を欠いて第8ステージでリタイア。コース的にアンディに適していると思われた世界選手権エリートロードでは、見せ場を作れないままレース中盤にバイクを降りた。

これによりシュレク兄弟のジャパンカップ参戦の可能性が消えてしまった。ジャパンカップ事務局は、世界選手権個人タイムトライアルで優勝を飾ってロードレースでも強烈な走りを見せたファビアン・カンチェラーラ(スイス)の来日をチームにリクエストしているが、まだ正式なアナウンスは無いという。サクソバンクの来日メンバーはまだ白紙の状態だ。

text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos

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