ベルギー・ゾルダーで開催されているUCI BMX世界選手権大会において、ガールズ16歳クラスで榊原爽が優勝。ガールズ14歳クラスでは籔田寿衣が2位に入賞している。



ガールズ16歳クラス出優勝した榊原爽ガールズ16歳クラス出優勝した榊原爽 (c)Kenichi INOMATA
ガールズ15歳クラスで4位に入った丹野夏波ガールズ15歳クラスで4位に入った丹野夏波 (c)Kenichi INOMATABMX世界選手権大会は開催2日目。チャレンジクラス15歳クラス~マスターズクラスが行われ、日本からはガールズ15歳クラスに丹野夏波、ガールズ16歳クラスに榊原爽、畠山紗英という3人の年齢別の世界チャンピオン経験者が出場。年齢的にも2020年東京オリンピックをむかえる年には18歳以上となっており、東京オリンピックBMX日本代表候補としても注目される3選手だ。

ガールズ15歳クラスの丹野夏波は準決勝で4位となり決勝進出。成績順にスタート位置が決まるため、不利な外側からのスタートとなった。決勝ではスタートの混乱をうまく避け、表彰台が見えたが一歩及ばず4位。

ガールズ16歳クラスでは昨年3位の畠山紗英が準決勝で敗退するという波乱もあったが、決勝では予選から抜群のスピード見せた榊原爽が危なげない走りで優勝、2013年のガールズ14歳クラスから3年連続となる、世界選手権3連覇を達成した。

また、前日に行われたガールズ14歳クラスでは籔田寿衣が2位入賞し、ガールズ10歳クラスでも浅見渚が5位に入った。

表彰台の頂上に立つ榊原爽表彰台の頂上に立つ榊原爽 (c)Kenichi INOMATA表彰を受ける丹野夏波表彰を受ける丹野夏波 (c)Kenichi INOMATA




丹野夏波
スタートは良くなかったけど、第1バーム(カーブ)で追いついて表彰台が見えたのはよかったです。来年こそは優勝を目指して頑張りたいと思います。

榊原爽
スタートは失敗しましたが、第1バームまでに追いついたのが勝因でした。来年はジュニアエリートになるので、新しいチャレンジになります。これからさらにトレーニングを積んで活躍できるように頑張ります。

籔田寿衣
予選からトップを走って調子が良かったので、2位という成績はとても悔しいです。来年こそ優勝できるように頑張ります。

レース内容、コメントはJCFオフィシャルサイトより。
photo:Kenichi INOMATA