ツアー・ダウンアンダーに出場した全チームのバイクをチェックする恒例のプロバイクコーナー。UCIのチームリスト順(ABC順)に紹介していきます。第一弾はAG2Rラモンディアール、アスタナ、BMCレーシングの3チーム。
AG2Rラモンディアール フォーカス IZALCO MAX
AG2Rラモンディアール フォーカス IZALCO MAX photo:Kei Tsuji
カンパニョーロからスラムにコンポーネントを変更したAG2Rラモンディアール。UCIワールドチームの中で唯一のスラム使用チームであり、ワイヤレス電動コンポーネントのプロトタイプをテストして注目を集めた。エース級選手はプロトタイプを使用したものの、その他の選手は機械式のRED22を使用していた。メインバイクはフォーカスのIZALCO MAXだ。ハンドルからステム、バーテープ、シートポスト、サドルはフィジークで、パワーメーターはクォークで統一。ホイールはフルクラムからジップにスイッチしている。タイヤは引き続きシュワルベだ。
カンパニョーロからスラムに変更したAG2Rラモンディアール photo:Kei Tsuji
ハンドル周りはフィジークで固められている photo:Kei Tsuji
スラム電動ワイヤレスのプロトタイプを搭載した身長159cmサミュエル・ドゥムラン(フランス、AG2Rラモンディアール)のバイク photo:Kei Tsuji
タイヤは昨年から引き続きSCHWALBE photo:Kei Tsuji
組み付けはオーソドックスで、 BBはPF30 photo:Kei Tsuji
アスタナ スペシャライズド S-WORKS TARMAC
アスタナ スペシャライズド S-WORKS TARMAC photo:Kei Tsuji
他チームのメカニックも見に来るほどトップチューブに美しいグラデーションが施されたアスタナのスペシャライズド S-WORKS TARMAC。構成に大きな変更はなく、カンパニョーロのSUPER RECORDにコリマのホイール、FSAのシートポスト、ステム、ハンドル、スペシャライズドのサドルとタイヤを組み合わせる。クランクはS-WORKSのクランクアームとカンパニョーロのチェーンリング、そしてSRMの組み合わせ。普段はエアロロードのVENGEも使い分けるが、今回の出場メンバーは全員がオールラウンドモデルのTARMACをセレクトした。
トップチューブに施されたグラデーション photo:Kei Tsuji
コンパクトなコリマのクイックリリース photo:Kei Tsuji
BODY GEOMETRY FITと刻まれたヘッドキャップ photo:Kei Tsuji
EPSは使用せず、全員が機械式のSUPER RECORD photo:Kei Tsuji
BMCレーシング BMC teammachine SLR01
BMCレーシング BMC teammachine SLR01 photo:Kei Tsuji
総合優勝を果たしたローハン・デニスのBMC teammachine SLR01。BMCレーシングは数あるチームの中でもバイクに統一感のあるチームで、サドルとハンドルを除いてほぼ全員が同じ構成だった。3Tのハンドルやステム、そしてフィジークのサドルもチームカラー。コンポーネントはシマノ DURA-ACE 9070 Di2で、SRMのパワーメーターを使用する。カデル・エヴァンスを擁するチームはメカニックからスタッフまでが常にピリピリとしていた。
平らなシートポストに装着されたプレート取り付け台座 photo:Kei Tsuji
ホイールはシマノ WH-9000-C50-TUを多用 タイヤはコンチネンタル Competitionチューブラー25mm photo:Kei Tsuji
ステムはアルミ、ハンドルはカーボンの組み合わせ photo:Kei Tsuji
フィジークのARIONEやALIANTE、ANTARESを使い分ける photo:Kei Tsuji
text&photo:Kei Tsuji
AG2Rラモンディアール フォーカス IZALCO MAX

カンパニョーロからスラムにコンポーネントを変更したAG2Rラモンディアール。UCIワールドチームの中で唯一のスラム使用チームであり、ワイヤレス電動コンポーネントのプロトタイプをテストして注目を集めた。エース級選手はプロトタイプを使用したものの、その他の選手は機械式のRED22を使用していた。メインバイクはフォーカスのIZALCO MAXだ。ハンドルからステム、バーテープ、シートポスト、サドルはフィジークで、パワーメーターはクォークで統一。ホイールはフルクラムからジップにスイッチしている。タイヤは引き続きシュワルベだ。





アスタナ スペシャライズド S-WORKS TARMAC

他チームのメカニックも見に来るほどトップチューブに美しいグラデーションが施されたアスタナのスペシャライズド S-WORKS TARMAC。構成に大きな変更はなく、カンパニョーロのSUPER RECORDにコリマのホイール、FSAのシートポスト、ステム、ハンドル、スペシャライズドのサドルとタイヤを組み合わせる。クランクはS-WORKSのクランクアームとカンパニョーロのチェーンリング、そしてSRMの組み合わせ。普段はエアロロードのVENGEも使い分けるが、今回の出場メンバーは全員がオールラウンドモデルのTARMACをセレクトした。




BMCレーシング BMC teammachine SLR01

総合優勝を果たしたローハン・デニスのBMC teammachine SLR01。BMCレーシングは数あるチームの中でもバイクに統一感のあるチームで、サドルとハンドルを除いてほぼ全員が同じ構成だった。3Tのハンドルやステム、そしてフィジークのサドルもチームカラー。コンポーネントはシマノ DURA-ACE 9070 Di2で、SRMのパワーメーターを使用する。カデル・エヴァンスを擁するチームはメカニックからスタッフまでが常にピリピリとしていた。




text&photo:Kei Tsuji
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