1995年創業のカナディアンブランド、サーヴェロ。オールラウンドモデル「R」シリーズに新たなエントリーグレード「NEW R2」が登場した。同社の強みであるエアロを取入れた上位機種「NEW R3」と共通のフレームに、リア11速化を果たしたシマノ新型105を組み合わせた1台だ。



サーヴェロ NEW R2サーヴェロ NEW R2 (c)東商会
今回登場したNEW R2は、昨年モデルチェンジを果たしエアロダイナミクスを強化した上位モデル「NEW P3」と共通のフレームを採用するエントリーグレードのロードバイク。その最大の特徴はハイエンドモデル「Rca」にも採用されるダウンチューブ形状「SQUOVAL3」にある。楕円形の後端を切り落としたものに近い形状とし、サイドのチューブ厚を増すことで、従来モデルと同等の重量を維持しながら7.4ワットの空気抵抗削減を実現した。

また、運動性能の要となる部分の剛性も向上しており、ヘッドチューブ剛性を24%、BB横剛性を8%高めることに成功。そして、Rシリーズの特徴である細身のチェーンステーももちろん採用されており、高い振動吸収性が期待できる。他にもFuture-proof Internal Cable Routingによって普及の進む電動変速コンポーネントや油圧ブレーキに完全対応し、トレンドとなっている25mm幅のタイヤが取り付け可能などアップグレードにも柔軟に対応。一方フロントフォークには、上位モデルとほぼ共通の形状を持つNEW R2専用モデルをアッセンブルしている。

25mm幅のタイヤに対応するクリアランスを持つ25mm幅のタイヤに対応するクリアランスを持つ (c)東商会ケーブル類は全てフレーム内に内装されるケーブル類は全てフレーム内に内装される (c)東商会


ボトムブラケットはサーヴェロの独自規格「BBright」ボトムブラケットはサーヴェロの独自規格「BBright」 (c)東商会販売パッケージは完成車のみ。メインコンポーネントはリア11速化を果たした新型シマノ5800系105。クランクにはザーヴェロ独自のBB規格「BBright」に対応するFSA製クランクを組み合わせ駆動ロスを低減している。ホイールはコンポーネントと同じく信頼性に長けるシマノWH-RS010。ハンドル周りは3Tでまとめられている。

サイズは48、51、54、56の4種類がラインナップ。カラーはホワイトベースのシンプルなデザインながら、フォークブレードの内側をレッドとするなど凝った仕上がりとなっている。発売開始は8月。取り扱いは東商会。


サーヴェロ NEW R2
フォーク:サーヴェロ All-Carbon, Tapered R2 Fork
ヘッドパーツ:FSA IS2 1-1/8 X 1-3/8"
メインコンポーネント:シマノ 5800系105
クランク:FSA Gossamer BBright 50 x 34
ボトムブラケット:BBright PF-30
ハンドル:3T Ergonova
ステム:3T Arx
サドル:セラロイヤル Seta
ホイール:シマノ WH-RS010
タイヤ:ヴィットリア Rubino Pro 150 tpi(700x23c)
サイズ:48、51、54、56
価 格:380,000円(税抜)


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