8月14日から20日まで、インドネシア・カリマンタン島において第29回アジア自転車競技選手権大会が開催されている。4日目までを終え、佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)がロードレースで5位、個人TTで6位。出場停止処分から復帰したアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)の活躍も目立った。

ロードレースで5位に入った佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)写真は小川ロード優勝時ロードレースで5位に入った佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)写真は小川ロード優勝時 photo:Haruo Fukushima以下はEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのレース詳細レポート

清水都貴がアジアの最高峰を決める「アジア選手権」の日本代表に選ばれ、大会に出場するため11日にフランスを出発、インドネシアへと向かった。アジアチャンピオンになるべくモチベーションは上々である。移動にはイギリスとシンガポールに経由し、ジャカルタに到着。そこで1泊して、レース開催地のカリマンタンに到着する長旅となった。

ジュニア以来初めての日本代表と言うこともあり、このレースへの意気込みも高く、エキップアサダのチームメイトたちに見送られ旅立った。しかし、彼に不運が襲った。インドネシア現地に着いたもののロストバゲージで、愛車が空港に届いていない。シューズも自転車と一緒に梱包していたため、サイズの合わない代車と普通の運動靴にトゥークリップでストラップ止めの状態で出場することとなった。

そんな状態でのスタートにもかかわらず、スタート5kmほどでできた8人の逃げに清水も入った。他のメンバーは、元チームメイトのトミーことプラジャック・マハウォン(タイ)やワン・カンポ(香港)、ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)など錚々たるメンバーだ。しかしイグリンスキーは先頭交代に加わらず。逃げは2周 ほど続いたが、カザフスタンが集団をペースアップし、この逃げは捕まった。

清水はレース中盤まで粘ったが、やはりこのレベルの大会において不完全装備のハンディは致命的で、無念ながらも清水はレースをリタイアした。

このレース、結果的に勝ったのは、ドミトリー・フォフォノフ。2位には復帰間もないアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)、3位はイグリンスキーが入り、カザフスタンが上位3位を独占した。日本勢では5位に佐野淳哉が入った。

不完全燃焼に終わった清水都貴だが、この鬱憤を晴らすべく25日からのツール・デュ・ポワトーシャランにむけて目下調整中だ。

清水都貴のコメント
「運がなかったですね。長旅で行ったのに実力が発揮できず、残念でした。しかしこれも自転車レースの一部ですし、いい経験になりました。日本代表チームのみなさんにご迷惑をお掛けしてしまったのが特に申し訳なかったです。次のポワトウ・シャラントゥでは頑張ります」

エリート男子ロードレース 152.4km
1位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)3h44'38"
2位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)+2'08"
3位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)+4'38"
4位 ワン・カンポー(香港)
5位 佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)+4'40"
DNF 清水都貴(EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
DNF 嶌田義明(チームブリヂストン・アンカー)
DNF 吉田隼人(鹿屋体育大学)

エリート女子ロードレース 101.6km
1位 タン・ケロン(中国)2h55'23"
2位 シャオ・メイユー(台湾)+3'20"
3位 ナタリヤ・ステファンスカヤ(カザフスタン)
4位 チャンペン・ノンタシン(タイ)
5位 西加南子(TEAM FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
15位 萩原麻由子(サイクルベースあさひレーシング)+5'45"

エリート男子個人タイムトライアル 41.8km
1位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)
2位 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタン)
3位 オイゲン・ワッケル(キルギスタン)
6位 佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)
11位 嶌田義明(チームブリヂストン・アンカー)

エリート女子個人タイムトライアル 20.8km
5位 萩原麻由子(サイクルベースあさひレーシング)

ジュニア男子個人タイムトライアル 20.8km
7位 山本元喜(奈良北高校)
8位 笠原恭輔(小松原高校)

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